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段ボールは意外と強い(4年生ゲストティーチャーから防災を学ぶ)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2020年8月27日更新

地震と津波の怖さと心構えと

 4年生が体育館に集まって、お話を聞いています。

体育館で話を聞く4年生

 話してくれているのは、役場の防災担当の方々。

 専門の知識を持っている地域の方を招いて、防災を学ぶ時間です。

熱心に説明してくれる講師の方々

 資料を使った詳しい説明と、地震や津波のビデオも用意してくれました。

 特に津波のシーンは、本当に怖いなぁと改めて実感するのでした。

 一連の災害と防災の心構えの話しの後、今回、役場で用意してくれたのは避難所で使用する「段ボールベッド」

作り方を説明してくれる役場の方

 丁寧に作り方を教えてくれて、各グループごとに組み立てを始めました。

段ボールベッドを組み立てる子供たち1

段ボールベッドを組み立てる子供たち2

 なんとなく組み立て競争になってしまいましたが、手際よく協力して・・・実に短時間でベッドが組み立てられました。

組み立てたベッドに寝る子供たち

 出来上がったベッドにみんなで寝てみました。
 5人乗ってもへっちゃら。

 お決まりで、この上で飛び跳ねる子も・・・。
 「お~、全然つぶれない」と感心しきり。

 役場の広報の方も取材に来てくれていました。

広報の取材を受ける子供たち

 最後には、子供たちからの質問コーナー。

子供からの質問に答える担当の方

 意外と鋭い質問が続き、担当の方も大変そうでしたが、とても丁寧に答えてくれていました。

 八雲は、比較的地震の揺れが少ない地域であること。
 それでも、八雲町には10メートルの津波が来る予想であること。
 学校には40センチ程度の津波が来る予想であること。
 40センチの津波でも、大人でも立っていることができず流されて命にかかわること。

 専門の方から、そんな貴重なお話を聞くことができました。

お礼の言葉を述べる代表

 最後に代表がしっかりとお礼を述べて、有意義な学習の時間が終わりました。

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 実は、この学習のために、担当の方が事前に学校に来て丁寧に打ち合わせをしてくれたり、

準備をする担当の方たち

 先生方が放送やビデオの準備をしたり、終了後にはたくさんの段ボールを片付けて運んだり。

 たくさんの方たちや先生方の支えがあって、より有意義な学習が実現しているのです。

 その努力の分だけ、子供たちにはより深い学びであってほしいと願うのです。