テレビ会議システム

ども。
最近、天気予報が良いほうに外れて気分がいい担当ちゅんです。

当ブログで何回か話題にしてきた「テレビ会議システム」ですが、本日、納品となりました。

おそらく、他の自治体では例を見ないであろう「PlayStation3」のビデオチャットを活用した同システム。今回は4台を導入したので、遠隔地どおし4拠点を結ぶ予定です。

なぜPlayStation3なのか、という点については説明は至極明快です。

まず第一に、元々ゲーム機であるため、モニタはテレビであるという点。同じことをパソコンでやろうと思うと、どうしても大型のモニタやプロジェクタが必要となりますが、この方法では、極端な話「地デジ化により不要になったアナログテレビ」でも十分モニタとなり得るわけです。
※ただし、画質を求めるのであればHDMI接続できるデジタルテレビが望ましいのは言うまでもありません。

第二に、コストパフォーマンス。テレビ会議システムについて少し詳しい方ならば大体の相場をご存知かと思いますが、ご想像された金額より一桁多いくらいの金額になります。テレビ会議システムを導入するメリットは、移動時間を省き、旅費などのコストを削減できる点があげられますが、本物のシステムを導入した場合、果たして初期投資を回収できるのか疑問があります。反面、今回のシステムは金額の桁が二つほど少ないので、効果を出しやすいと考えています。

そのほかにも、ゲーム機ならではの特徴として「操作性の良さ(なんとリモコン操作です!)」などもあるかと思います。

実際に使用してみた感想などは後日、別途レポートしたいと思いますが、すぐ手の届くところに「未来」が現れたようで興奮しています。テレビ会議など夢のまた夢…くらいに思っていたので。
これからは、このシステムの有効的な活用方法などを模索する作業になるかと思います(あ、その前にテレビ集めが先だな…)。使い方しだいでは町民の方の利便性向上にも寄与するものと考えています。今後の活躍にこうご期待ください!

PS3
ゲーム機ではなく「テレビ会議システム」です!

(投稿者:ちゅん)

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パソコンの電池

パソコンにも電池が入っているって知ってました?ノートPCのバッテリーの事ではありません。その電池が消耗すると、起動時にエラーが出たりします。最悪、起動しないこともあります。この電池って意外に大事だったりします。

デスクトップ、ノート型を問わず、PCのスイッチを入れた時に、イの一番に読込むBIOS(バイオス)と呼ばれるプログラムがあります。これは、WindowsなどのOSを起動する前に読み込まれます。このBIOSは、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリに記憶されていて、その設定内容を保持する電源としてリチウム電池が必要なのです。

このBIOSの設定内容保持がリチウム電池の役目ですが、実はPC側の電源からも並列に電気が与えられています。PCに、AC電源コードが刺さっている時は、起動していなくても、PC側の電源が使用されて、電池を使用しない仕組みになっています。なので、AC電源コードが接続されていて、電源へACが供給されている限り電池は使用されず、せいぜい自然放電程度なので、普通は長持ちします。諸説ありますが、PCについているリチウム電池の寿命は、5~6年だと言われています。でも、デスクトップPCでは、電池が電池切れになっても、AC電源コードが接続されている場合、停電にでもならない限り電池切れに気づかないかも知れません。

もしも、電池切れになると、BIOSの設定内容が初期化されてしまいます。分かりやすい症状は、内臓のカレンダー、時計が初期化されます。PCが起ちあがったら、時計が夜中の0時だったことありませんか?このくらいなら良いのですが、ドライブなどの情報が初期化され、起動できなくなる場合もあります。何もわからなければ「パソコンが故障した。」として、修理に出し、多額な修理代を払うことに・・・。

さて、このリチウム電池の交換ですが、デスクトップPCの場合はそれほど難しくありません。CR2032という型番のリチウム電池で、コンビニでも売られています。ネットで調べればすぐにわかります。最近のノートPCは楽になりましたが、交換が必要な古いノートPCは難易度が高いです。電池に辿り着くためには、ケースをかなり分解しなければなりません。更にこの電池が各PCの専用型で、電池からリード線が出ていて、先にはコネクタが付いていたりします。入手が・・・がっかりです。

電池寿命の5~6年は、4年で減価償却するPCとしては妥当ですよね?まあ、普通の場合?この電池を交換することは無いと思いますが・・・。

BIOS保持の電池
デスクトップPCの場合、1台に1個このCR2032リチウム電池が入っています。

(投稿者:92)

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メモリーカードリーダー問題

ども。
北海道にもようやく桜前線がやってきて、早く夏が来ないかとそわそわしている担当ちゅんです。

さて、日頃便利に使っているUSBデバイス。USBメモリーは多くのメーカーから様々なデザインのものが販売されています。最近はコンビニにも陳列されているなど、本当に身近なものになりました。

実はこのUSBメモリー、1つ1つに個別の番号(シリアルナンバー)がついていることをご存知でしょうか?全く同じメーカーの同じ型番のメモリーでも、内部に持っている番号が異なるので、別なUSBメモリーとして判別が可能です。

PCの世界では、全く同じ機器でも、内部的には違うものとして扱うことが多いような気がしています。例えば、ハードディスクなどもこれにあたります。RAIDで複数台の同じ型番のハードディスクを搭載していても、ハードディスクそれぞれに個別のシリアルナンバーがつけられているため、故障したときなどは「3番のハードディスクが故障しました」といった具合に、判別ができるのです。
同じ型番でも異なる番号を持っているというのは、むしろ当たり前の話で、もし同型番の機器を判別できなくなったとしたら、様々な部分に問題が発生するような気がします。

しかし、そんな常識が通用しない機器が現れました。最近多く見かける「USBメモリーカードリーダーライター」がそれに当たります。リーダー本体に貼られているシールでは個別のシリアルナンバーを確認できるのですが、内部的には全く情報を持っていません。PCに接続後は同じメーカーの同じ型番であれば、個体を判別する術が無いようなのです。
「そんなまさか」と、思い切って大手事務用品メーカーのE社に電話にて確認してみたところ「USBメモリーとは違い、カードリーダーにはそうした情報を付していません」とのこと。驚きました!

メーカーいわく、「リーダーはあくまでドライブ機器なので、個体を識別する番号などは必要ない」という認識なのだそうです。う~ん、この認識は現場の実態とはずいぶんかけ離れているような…。このご時世、カードリーダーであったとしても個体を識別できなければ、色々と不具合が起こると思うのは私だけでしょうか。これを見ているメーカーの方、ご対応のほどよろしくお願いします!

メモリーカードリーダライタ
仮にこれと同じものが10個あっても、個体の判別できず。これってどうなのさ!

(投稿者:ちゅん)

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MOTTAINAI

捨てるには惜しい・・・勿体ない。いつもそう思う貧乏性の私です。

環境3R(Reduce:ゴミ削減、Reuse:再利用、Recycle:再資源化)が叫ばれて久しい。ノーベル平和賞を受賞したケニア人のワンガリ・マータイ女史は、この3Rに、更にRespect(尊敬の念)を加えた日本語の「勿体ない」を、環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱しています。そのとおりだと思います!!

アフター5に知り合いからパソコンの修理を頼まれます。修理の経験値?を上げたいので、都合の付く限り引き受けることにしています。勿論、素人修理なので無償で引き受けますが、交換した部品などの実費は頂くことになります。さてこのPC修理ですが、最近は、窓XP後期~7初期ぐらいのノートPCが多くなってきました。この残念なPC達の症状は、大きく分けて2パターンです。

一つは、システム(OS)が?な物です。これは、出来る限りデータを吸い出してから、OS再インストール(環境をメーカー出荷時に戻すとか)でだいたい治ります。まあ、手間なだけでさほど難しい作業ではありません。

もう一つの症状は、物理(機械・電気)的な破損です。液晶パネルが割れたとかキートップが欠損したとかや、HDDや光学ドライブ不良などです。これは、部品の交換しか手法はありません。HDDや光学ドライブ類は、規格があるので汎用性が高く何処からでも入手できますが、液晶パネルやキーボードなんかが大変です。液晶パネルもCCFLの交換で済めば安価なのですが、割れたものは交換しかないです。キーボードもキートップ1個だけでは売ってくれません。ちょうど良く部品ストックがあれば良いのですが・・・。更に、マザーボードや筺体(ケース)はオリジナルなので、正常品を探さなければなりません。

あるメーカーは「修理料金の目安」をサイトに掲示しています。

  • マザーボード・・・41,000円
  • 液晶(LCD)パネル・・・52,000円
  • キーボード・・・22,000円
  • タッチパッド・・・20,000円
  • パームレスト・・・22,000円
  • DVD-R/RW・・・52,000円

この価格に別途送料も加わります。見積もりを取ってキャンセルした場合は、見積診断料(5,250円)となっています。この料金が現実です。個人的コメントは差し控えたいと思います。

どうしても修理となると、ヤフ○クなどで中古部品も探しますが、安いものを探すとなると長期戦となってしまいます。新しい窓7ノートPCでも、ネットで4万円程度で買えちゃう時代です。世代の古いPCに、多額な修理代を掛けるのも・・・。勿体ない話ですが、PCは既に消耗品となってしまったのでしょうか?

MOTTAINAIのロゴ

涙が出るほど、勿体ないとは思うのですが・・・

(投稿者:92)

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デジタルとアナログの変換

ども。
連休中、まさかの中山峠通行止により、国道5号小樽経由で帰宅した担当ちゅんです。

先日、所用で札幌に出かけた際、少し時間があったので頼まれていたお使い物の調達もかねてPCパーツショップを見に行きました。

今回、私の目にとまったものは、PCとモニタを接続するためのケーブル。最近では高解像度・高画質が得られるDVI端子やHDMI端子での接続が増えましたが、少し前の型のモニタであったり、廉価なモニタではまだまだアナログ(VGA)も現役かと思います。もちろん、職場のモニタはほとんどがアナログです。

しかし、最近は困ったケースも出てきました。モニタ側にはアナログ端子しかなく、入力側にはHDMIしかないケース(業務ではまだ出くわしませんが、最近のスマホはこのパターンが多いのではないでしょうか)。これを接続するにはどうすればよいか、という点を考えながら商品を眺めておりました。

インターフェースが異なる場合は「変換コネクタ」という部品を用いるのが一般的で、ショップにもD-Sub15とDVIを変換するものや、DVIとHDMIを変換するものなどが売られていました。が、いくら探してもD-Sub15からHDMIに変換するコネクタが見つけられません。DVIにはできるのに、なぜHDMIにはできないのか。これが分からずに、釈然としないまま店を後にしました。

後日、調べてみると、どうやらDVIには大きく2つの規格があり、それぞれ「DVI-I」「DVI-D」と呼ばれていることが分かりました。前者はデジタル・アナログ兼用のコネクタで、後者はデジタル専用のコネクタなんだそうです。ピンの配列でいうと、向かって左側のマイナス(ピン2本分の幅)の上下に2本ずつピンがあるものがDVI-I、マイナスしか無いものがDVI-D。
これでようやく理解できました。アナログであるD-Sub15の変換にはDVI-I、デジタルであるHDMIの変換にはDVI-Dが使われていたのです。同じDVIだと思ったら、実は大きな間違いでした。

結局、RCA端子やD-Sub15端子からHDMIに変換するためには、今のところ専用の変換機を通すしかないようです。しかもこの機械が結構いいお値段。「変換するよりモニタを買ったほうが安い」というオチでした!

DVI-A
ちなみに、これは変り種でDVI-A。アナログ専用のDVIです。

(投稿者:ちゅん)

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