生涯学習フェスティバル「鮭をつかった料理」

生涯学習フェスティバル「鮭をつかった料理」

こんにちは。にしです。

 「収穫の秋、食欲の秋、文化の秋」と言われますが、今年も第25回八雲町生涯学習フェスティバルが10月上旬から12月上旬までの間に、自然・陶芸・料理・映画・クリスマス・講演会・イベント・リサイクル・芸能発表など、様々な生涯学習事業が開催され、たくさんの賑わいを見せました。

 その中の一つで、鮭をつかった料理は、『八雲町男女共同参画社会をめざす会』が担当し、11月26日(土)、公民館で行いましたので紹介します。
 メニューは、今が旬の八雲の鮭をつかった、押し寿司と鮭鍋です。受講生は、男性2人、女性10人の12人です。
 講師は、高見さんです。なぜ、高見さんが担当するかと言うと、会の役員であるからです。

 本題の料理の前に、八雲町の男女共同参画について、少しだけ触れます。

第2次八雲町男女共同参画プラン

~一人ひとりの町民が大切にされる優しいまちをめざして~

 男性も女性も、お年寄りも子どもも、みんなが個人として尊重され、元気に明るく、いきいきと暮らせる優しいまちになることを願って、平成17年に『八雲町男女共同参画プラン』を策定しました。
 最近は、「男は仕事、女は家庭」という男女の概念は少しずつなくなり、男性も育児に参加したり、料理したり、積極的に買い物に行く姿も見かけるようになりました。
 近年は、生活様式の変化・少子高齢化・経済の低迷など、町民を取り巻く環境が変化しています。女性はもとより、子ども、高齢者、男性にとっても、いろいろな生き方を可能にする社会環境が求められています。
 八雲町では、平成27年に「第2次八雲町男女共同参画プラン」を策定しました。
 主なものとして、人権の尊重を基本に、これからの社会を担う次世代のために、男性・子どもの男女共同参画、あらゆる暴力の根絶、あらゆる分野における政策・方針決定過程への女性の参画、ワーク・ライフ・バランスの推進を特に重視しています。
○基本方針
(1)一人ひとりの人権が尊重されるまち
(2)男女が共に支え合い、イキイキ暮らせるまち
(3)町民と行政が共に築き上げる男女共同参画のまち
(4)誰もが安全・安心に暮らせるまち

八雲町男女共同参画社会をめざす会

 この会は、八雲町の男女共同参画社会の実現をめざすことを目的として、21名の会員で活動を続けています。
 最近では、中学生に学習機会の拡充として毎年講演会を行っており、今回は八雲中学校と落部中学校で11月10日「人権を考える講演会」を行いました。
☆人権を考える講演会☆

 
○テーマ  「生きる力と輝き」
○講 師  石川達之氏(オフィスうたことば代表)
〇主 催  八雲町男女共同参画社会をめざす会
講師のこれまでの経験から、一人ひとりを大切にすることとはどういうことか、人権とは何か、命の大切さなどについてお話していただきました。
○開催要項はこちら

 それでは、本題の「鮭をつかった料理」をご紹介します。
 今年のメニューは、「鮭とサバの押し寿司」と「鮭の三平汁」です。
  
 鮭は当然八雲の鼻まがり鮭です。

  
 普通は生の鮭をがっちり塩締めしてから酢に漬けますが、今回は八雲の鮭の山漬けを使ったため、背中の部分のみ塩をしたとのことです。
 今回は、高見講師が、事前に鮭とサバを酢締めして骨を抜いて下ごしらえした魚を使いました。ありがとうございます。

   
 受講生は美味しそうな眼差しをして、真剣に講師の話を聞いていました。

  
 押し寿司の型にバランを入れ、魚、酢飯の順に入れて、軽く押しを入れて完成するまで、わずか10秒!早すぎて手の動きが見えませんでした。
   
 次は受講生の番です。鮭とサバの2種類の押し寿司が完成していきます。
   
 男性受講生もみんなの視線を受けながらがんばります。
  
 鮭の三平汁は、八雲の山漬けを使いました。大根やイモなどの具材も八雲産です。
 出汁や調味液などは使っていません。山漬けからの塩が染み出て塩梅が良く、すんごい美味しかったです。

 今年も好評でした。来年も鮭を使った料理を開催すると思いますので、興味ある方はぜひご参加ください。
 主催が男女共同参画社会をめざす会ですので、男性は特に大歓迎です。


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