熊石伝統のお菓子・べこもち作り

 みなさん、こんにちは。 豆クマです🐻

 今日の熊石は、青空です。 風は冷たいのですが、外でひなたぼっこをしたくなるような陽気です。 キャンプ場へ行く道に咲く八重桜が満開で 遠くからでもとてもきれいです。 風に吹かれて花びらが ひらひらと舞い落ちる様子もとてもすてきです。

 今日は、熊石の伝統のお菓子「べこもち」のことを紹介したいと思います。

 みなさん、「べこもち」って知っていますか? 

 私は、熊石に来て初めて知りました。 そして、今回、初めて食べました。 もちろんとってもおいしかったです☺

 「べこもち」は、主に白と黒の2色が配された木の葉の形の模様が特徴的なお餅のようなお菓子です。 北海道では、昔から親しまれているもので 端午の節句にも食べられることが多いようです。

 名前の由来は諸説あるようで、白と黒の配色がホルスタインの色を連想されることから牛を意味する「べこ」をとって「べこもち」という名前が付いた説や 黒糖を混ぜた部分が「べっこう」の色合いに近いことから「べっこうもち」になった説や 「米粉(べいこ)」と砂糖を主な原料として作っていることから「べいこもち」と呼ばれていた説など いろいろでした。 道南では、「くじらもち」と呼んでいるところもあるようです。

 先週、熊石の「食生活改善協議会」の定例会で「べこもち作り」が行われました。 いろいろな作り方があるのですが、ここでは 手作りのアワビの型で形をとり、黒砂糖を使った茶色の「べこもち」でした。 

   
 ↑①前の日に練って1晩寝かせます。   ↑②手作りのアワビの型です。

 
↑③アワビの型に入れて形成します。    ↑④蒸し器で蒸した後冷まします。

 ひとつひとつ 型に入れて ていねいに作っていきます。 この熊石オリジナルの「べこもち」は、「あわびフェスタ」でも大人気だったそうです。 

 今でも、熊石で受け継がれているお菓子です。 各家庭でも それぞれの味や形があるようです。 たくさん作って 冷凍で保存して 食べたいときにいつでも食べられるようにしている家庭もあるみたいです。

 熊石の伝統菓子「あわびのべこもち」 甘さ控えめでとてもおいしかったです。

 私も ぜひ また自分で作ってみようと思います☺


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