エルピーダメモリ

Dynamic Random Access Memory(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ、DRAM、ディーラム)は、コンピュータなどに使用される半導体メモリの1種である。記憶素子であるRAMの1種で、リフレッシュ(記憶保持動作)を必要とするダイナミックメモリによるRAMである。コンピュータの主記憶装置やデジタル・テレビやデジタル・カメラなど多くの情報機器の記憶装置に用いられる。DRAMは、キャパシタ(コンデンサ)に電荷を蓄えることにより情報を記憶し、電源供給が無くなると記憶情報も失われる揮発性メモリであるために、長期記録の用途には向かず、情報処理過程の一時的な作業記憶の用途に用いられる。
————————————-ここまでウィキペディアから出典——-

エルピーダメモリが会社更生法の申請をした。同社は1999年に、N○Cと○立のメモリ部門が統合し設立された日本企業で、DRAM業界で世界第3位の大企業でした。残念です。原因究明は経済アナリストの各氏にお任せして、パソコンに使われているメモリについて考えてみました。

初めて自分で買ったPCは、窓3.1世代のcompaqでした。CPUはペンティアム60MHzでメモリは24MBでした。規格は、66MHz動作のSDRAMつまりPC66ってやつでした。これを8MB×2枚+4MB×2枚買って窓95を動かしていました。十分速かったです。ちなみに最近のメモリクロックは10600MHzなので、何と!160倍です。容量も4GB×2枚で8GBなんかも驚かない世界になってしまいました。価格も8MBの2枚セットが10万円位もしていましたが、今では8MBの1000倍!8GBが2枚でも7千円割れだそうです。僅か16~17年の間に、もの凄い進歩です。

このように過当な価格競争を強いられる一方で、次世代のDRAM開発に向けた調査研究も進めなければまりません。やはり多額の資金を必要とする業界だと思います。更に、この円高だもんなあ・・・。このDRAMの世界シェアは、韓国のSA○SUNGが1番で、2番手もやはり韓国のhy○ix、そして日本のエルピーダメモリとなっていました。

これほど、グローバル化が進めば「地産地消」なんて無理ですよね!?でも、買ったメモリがエルピーダ製だったら少し嬉しいのは、私だけでしょうか?何とか復活してもらいたいものです。

世界シェアのトップスリー
日本企業のエルピーダメモリですが、TAIWANの文字が少し気になります。

(投稿者:92)

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地デジ難視対策衛星放送の受付が変わりました

ども。
週末にかけて重たい雪がどかっと降り、屋根の雪は大丈夫かなと心配している担当ちゅんです。

さて、八雲地域に在住の方のお宅に「地上デジタル放送の受信障害対策に関するお知らせ」というタイトルのチラシが再び届いたかと思います(届いていないお宅にも、近日中に届きます)。このチラシは以前、広報12月号と同封して対象世帯に配布していますが、また同じような内容のチラシで混乱されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、本日から「八雲町地デジ難視対策衛星放送」の受付先が若干変更となりました。
これまではNHK函館放送局(北海道地上デジタル放送推進協議会)と八雲町役場が受付窓口でしたが、これからはデジサポ北海道と八雲町役場が受付窓口となります。そのため、再度チラシを配布させていただいたというわけです。

ですが、受付している内容に変わりはありません。春から秋にかけてNHK総合テレビの映りが悪くなる障害に対しての対策となります。お心当たりのある方は、3月26日までにお問い合わせくださいますようお願いします。

チラシ効果なのか、本日は特にお問い合わせの電話が多いようです。
ただ、テレビの映りに関して「今現在も映りが悪い」「NHK総合以外のチャンネルも映らない」といった内容がやはり多い状況です。
先日もブログに書きましたが、電波の大規模な受信障害が発生しているのは春から秋にかけて、NHK総合テレビのみです。それ以外の時期・チャンネルに障害が発生している場合は、ご家庭のテレビアンテナなどの不具合が疑われます。今年は特に雪が多いので、アンテナの故障が心配です。

ちなみに、これは余談になりますが「デジサポ道南」は2月24日をもって業務終了となり、以降は旧デジサポ道央が「デジサポ北海道」として業務を行っていくとのことです。色々とお世話になりました!

チラシ
すごく似ているチラシですが、お問い合わせ先が変更となりました。

(投稿者:ちゅん)

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ついに日の目を見たアレの続編!

小西ゆかり選手によって、遂に我々の力作?「記者会見用バックボード」が、日の目を見た事は既報のとおりです。その事をこのブログで見たらしい、とあるセクションから電話がありました。バックボードを貸して欲しいというオファーです。電話がA氏に掛かってきたことなど、何の蟠りもなく?快諾となりました。

本日の北海道新聞(道南版)に見事カラー写真で紹介されました!それは、八雲総合病院と今金町国保病院との間で、院内感染対策について業務提携を結んだというものです。その調印式で使われたのです。バックボード、かなり写真写りイイですね!やっと稼働率が上がってきました。チョイと運搬は大変ですが、八雲町のPR、更には雰囲気向上のアイテムとして、このバックボードは無償でお貸ししています。是非ご利用下さい。

さて、肝心の新聞記事の内容ですが、八雲総合病院の院内感染対策委員会では、単に自病院内での感染対策にとどまらず、広く地域との連携を模索し「八雲町感染対策ネットワーク」を立ち上げ、強力にサポートしています。(このYIC-NETは当室でも技術面からサポートしています)同ネットワークは、八雲町内に限らず、北部渡島檜山の医療機関、学校、幼稚園・保育所、福祉施設、高齢者施設等々の30以上の施設間で、ネットを使い情報交換を活発に行っています。そのような地域に根ざした活動もあり、今回の業務提携となったようです。たまたま?診療報酬改訂に伴い「病病連携による感染対策に関して、独立した診療点数が決まりそうだ」との情報もYIC-NETから頂きました。両病院関係者にとって期待大ですね。

北海道新聞の記事
記事の内容よりも、写真のバックボードに目が・・・。

(投稿者:92)

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システム導入事例の取材

ども。
人間ドックで「肥満」の称号(高脂血症、高尿酸、脂肪肝、慢性胃炎…etc)を得た担当ちゅんです。

一昨日、上司92氏とともにとある取材を受けました。

取材といってもテレビや雑誌ではなく、俗に言うところの「システム導入事例紹介」というもので、自分たちの製品を導入した企業等での使用例などを聞き取り、パンフレットなどに掲載するというもの。この業界では比較的よく目にするものです。

導入事例では特に先進的な使用方法や取り組みなどが紹介されるものという認識がありましたが、はたして私たちの使用方法が参考になるのか…。少々不安に思いながらも、1問1答のスタイルでおよそ2時間ほど、お話をさせていただきました。

最初は少し緊張していましたが、徐々にエンジンがかかり、話が脱線して様々な話題に触れられる中、もはや取材というよりは情報交換的なムードに。しかし、テーブルの上に置かれたICレコーダを見るたびに「ドキッ」とし、油断したころ突然光るカメラのフラッシュに「ドキッ」。あっという間に時間が過ぎ去り、終了後はどっと疲れが…。やはり慣れないことをすると疲れますね。

今回の取材内容は3月末頃に発行予定とのことで、某システムのパンフレットになるほかWebサイトでも公開されるそうです。このブログで筆者は一切顔や姿を公開しておりませんが、パンフレットではバッチリ顔と名前が公開される予定です。ちゃっかり町のPRもしていますので、もしどこかで「八雲町役場情報政策室」という名前を見かけたら、その際はよろしくお願いします。ヒントは南国のリゾート「青い○・青い○」でしょうか。

取材中の風景
「これはオフレコで…」って、バッチリ録音されてるしっ!の図

(投稿者:ちゅん)

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何時かはリフロー

ノートパソコンの故障で、時々見かけるのが「通電するも起動せず」です。これは、電源スイッチをONにすると、電源のランプ(LED)は点灯するのですが、最初に起動するBIOSが出ず、画面に変化が無い状態を言います。対処方法は、バッテリとHDDは外してしまいます。更にメモリとCPUなどは一度外して組み直す。それでもNGなら、BIOSデータ保持用のボタン電池を外す。俗に言う「CMOSクリア」ってヤツを試みます。これでもダメならメモリやCPUを動作確認品と交換して見る等々の作業を順番に試します。勿論、外部モニタを繋いで見るとかACアダプタ交換と言うのもやります。ここまでやってもBIOSが出なければ、やはりメインボード(母板)の不良を疑います。

ここで、メーカーへ修理を出せば簡単なのですが、この修理費(部品代+工賃+送料)が高額です。下手をすれば、現行の窓7ノートPCが買えそうな場合もあります。ネットで探せば新品のノートPCって安いですからね・・・。もったい話ですが「買い替え」を提案する事になります。しかし、ハードマニアの私としては納得できません。

ネットで調べていると、面白い修理記事を見つけました。「通電するも起動せず」が多い特定機種でのモノですが、大変興味深いです。多少の半田付けには自信がありますが、表面実装されている場合、再半田は不可能だと思っていました。GPUなどのチップセットはこの方式で母板と半田付けがされています。部品底の金属部分と母板の金属表面との間にクリーム状の半田を挟み、全体に熱を掛けます。半田の融点200℃強まで温風や赤外線などで加熱して、半田付けをするのです。この半田付け方法を「リフロー」といいます。(フローとリフローの詳しい解説はトキワ電気さんをご覧ください。)この、リフローの特徴は時として弱点になります。高温になると半田が溶けて電気的接続が断たれる事があるのです。でもそんなにPC内部が高温に成るのかって?それが意外に簡単に成るらしいのです。そう!CPUファンが回らなかったり、放熱フィンに綿ぼこりが詰まった時に、GPUなどは半田も溶けるくらいの超高温になります。やはり、掃除は大事ですね!悪いことに半田が溶けた場所は、表面実装された部品の底なので調べようがありません。お手上げですね!

そこでダメ元で、もう一度リフローする強者がいるのです。母板を取り出し、余計な部分に熱が掛からぬように断熱して「ヒートガン」とか「ホットガン」と呼ばれる、ドライヤーの親分みたいなヤツでもう一度炙るんです。炙り方の実写映像がYouTubeにたくさん上がっています。根治?と言えるかどうかは意見が分かれますが、やってみたいです!!

「求む!人柱のPC!」です。おっと、その前に「ヒートガン」を入手しなくちゃ!

左ATIのGPU
リフロー事例の多い、表面実装されているA○IのGPUは左端

(投稿者:92)

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