トップページ  >  組織から探す  >  情報政策室  >  国による地デジの障害対策について

国による地デジの障害対策について

地デジ難視対策衛星放送(BS)の利用申し込みは終了しました(平成24年3月26日更新)

 このページは、地上波デジタルテレビ放送についてご説明しています。
衛星デジタルテレビ放送(BS・CS放送)は該当しません。

概要

 平成23年7月24日に地上波デジタル放送へ完全移行しました。

八雲地域の現状について

八雲地域での地上デジタルテレビ放送は、ご承知のとおり室蘭にある渡島中継局より発射され内浦湾を越えて各家庭で受信しています。そのためNHK総合放送はアナログ放送とは異なり函館放送局の番組を受信できるようになりました。またデジタル放送によりVHF帯からすべてUHF帯に移行して、アナログと比べて一般的にかなり良好な受信状況となっております。しかしながら地デジ移行に伴い、次の問題点が生じてきました。

山間部を中心に新たな難視地区が生じたこと

市街地と比べて山間部では、従来のアナログ放送のときからテレビの受信状況が良くない傾向がありましたが、デジタル放送によりその状況はさらに顕著なものとなりました。山などに遮られた山間部では、アナログ波の場合はなんとか映っていても、デジタル波では復元できないレベルまで電波の強さが低下しまうことによるものです。このように地デジ化により「新たな難視地区」となった箇所は八雲町全体で約20か所指定されております。

これらの地区においては、現在衛星放送によりテレビ番組をご覧いただくなどの暫定措置(平成27年3月まで)を実施しておりますが、恒久的な対策が必要となります。町では高性能アンテナの設置や共聴組合組織などの対策手法について、地域はもとより各関係機関との協議を始めています。

八雲地域全域にわたる大規模な受信障害が生じたこと

従来のアナログ波のときから八雲地域では特に夏季において、一部のチャンネルの映りが非常に悪くなる現象が時折生じていました。平成22年8月、デジタル・アナログ波双方に規模の大きい受信障害が発生し、1時間程度ほとんどのチャンネルが映らない症状が生じました。そこで国(総務省)と各放送事業者からなる北海道地上デジタル放送推進協議会の地区担当であるNHK函館放送局が調査したところ、フェージング現象が原因ではないかということになり、受信状況を分析する基礎データ収集のため、八雲地域での電波状況を継続し モニタリングすることになりました。

そうした中で地上デジタル放送完全移行直後の、平成23年7月26日午後8時頃ほぼ八雲地域全域において、NHK総合放送を中心に再度テレビが1時間ほど映らなくなる状況が発生し、その後も断続的に生じました。これを踏まえて改めて北海道地上デジタル推進協議会が8月16日〜20日にかけて町内各地でサンプリングによる実態調査(聞き取りと実測)を行い、先のモニタリング調査と併せて状況を検討したところ、10月下旬に総務省北海道通信局より、主因のフェージング現象のほか、他放送局の混信なども否定できないとの説明が町に示されました。原因特定のためにはさらなる長期的な調査が必要であり、現在も継続調査中とされています。なおこのような障害は、後述するフェージング現象の特性から、9月以降発生報告はありません。

熊石地域の現状について

熊石地域での地上デジタル放送は、アナログ波と同じく江差中継局より発射され、渡島半島の日本海側に沿う形で各家庭で受信しています 。アナログ放送のときは、各チャンネルとも良好に受信されていました。しかし地上デジタル放送移行に伴い、熊石根崎町と熊石雲石町、熊石鳴神町の高台にある一部及び熊石平町の一部で、電波が受信しづらい状況が発生しました。

これらの地域においては、平成22年までは特に受信障害の報告はありませんでしたが、平成23年に入って八雲地域と同様に断続的に障害が発生しています。NHK函館放送局の調査により、同地区においても当初フェージング現象が原因ではないかと推測されましたが、その後の関係機関の調査で、各ご家庭のテレビアンテナの海抜高が電波強度に影響する「ハイトパターン現象」も要因の一つと考えられることから、さらなる継続調査を行い、対策を講じることとしています。

なお、同地区においては、デマンド難視対応と呼ばれる手法で、希望者に対し「地デジ難視対策衛星放送」により視聴していただく暫定措置をすでに開始しています。

今後の対策と予定について

総務省北海道総合通信局では、今回の両地域における広域的な地上デジタル波受信障害について、主因がフェージング現象と見られる受信障害と認識し(平成23年9月27日 地デジに関する記者会見で北海道総合通信局長が表明)、原因を特定後その抜本的対策を検討するとしていましたが、平成24年1月24日の報道発表(「道内における地デジの現状と取り組み」)において、渡島局に対する浦河局の混信(フェージング混信)が原因であり、平成24年2月9日に国の対策計画が公表されました。

国によるデジタル混信対策計画の公表について(平成24年2月9日発表)

国(総務省北海道総合通信局)と北海道地上デジタル放送推進協議会では、八雲地域における今回のデジタル混信による大規模な受信障害に対する対策として、次の計画を公表しました。(平成24年2月9日報道発表、総務省北海道総合通信局へのリンクはこちら

  • NHK総合のチャンネル変更について

    平成25年度に渡島局が送信するNHK総合のチャンネル(周波数)を変更いたします(リパック)。これにより浦河局との混信が解消される見込みです。なおご家庭のテレビ・チューナー・録画機(ビデオ録画機・ハードディスクレコーダーなど)のリモコンの設定チャンネルは「3」のままで変更はありません。

    リパックとは、チャンネルの重複による混信を解消するために、一方の放送局のチャンネルを変更することです。道内すべてのNHK総合テレビのリモコン番号は「3」に設定されていますが、実際に渡島局が送信するチャンネルは「18ch」に設定されています。浦河局も「18ch」に設定されているため、フェージング混信が発生します。そのためリパックにより渡島局は他のチャンネルに変更されます。

    多くの地デジ対応テレビ・チューナー・録画機などは自動的にチャンネルの再設定が行われますが、一部の機種では個別の再設定が必要な場合もあります。このチャンネル変更につきましては、各戸へのチラシ配布・町広報への記事掲載を含めて、実施が近づきましたら改めてデジサポ北海道からお知らせします。

  • 対象地域

    八雲地域全域となります(熊石地域は該当しません)。

  • 各種お知らせ・相談などの窓口の変更と申込期間の延長について
    NHK函館放送局からデジサポ北海道に変更となります。

    今回の大規模な受信障害についての相談と下記の暫定的な地デジ難視対策衛星放送(BS)の利用申し込み窓口は、これまで役場情報政策室と北海道地上デジタル放送推進協議会(担当:NHK函館放送局)が行ってまいりましたが、このたび国による対策計画が示されたことにより、NHK函館放送局からデジサポ北海道(総務省北海道テレビ受信者支援センター)で行うことになりました(役場での受付は従来どおりです)。

    また今回の措置で下記の地デジ難視対策衛星放送(BS)の利用申し込み期間が平成24年2月29日(水)から平成24年3月26日(月)まで延長されました (4月1日以降新たに八雲地域内に転入する方を除いて申し込みは終了しました)。

  • ご注意願います

    今回の対策は、平成25年度に実施されます。そのため少なくとも平成24年の夏季にはまたフェージング混信による受信障害が発生することが予想されます。八雲地域のみなさまにはそのことをご留意されますようお願いいたします。

八雲地域における大規模受信障害について(平成24年3月26日更新)

北海道地上デジタル放送推進協議会と総務省北海道総合通信局では、抜本的な対策が完了するまでの期間、通常スクランブル放送となっている「地デジ難視対策衛星放送」のスクランブルを解除し、地上デジタル放送を視聴していただく暫定措置を行うこととなりました。これは受信障害が発生したときに、衛星放送(BS)により番組をご覧いただく対策手法です。本件のチラシを、広報やくも(平成24年1月号)にて、対象地域の世帯へ配布しております。またデジサポ北海道においても対象世帯へのチラシを配布しております。

受信障害が発生していた世帯に、受信設備整備支援工事を無償で実施しますが、この衛星放送で受信できるNHK総合テレビは、函館放送局の番組ではなく、首都圏の番組となります。あわせて、NHK以外の民放キー局全ても視聴できるようになります。ただし、ハイビジョン放送やデータ放送ではありません。

実施内容は次のとおりです。
  • 対象者
    平成23年夏季にNHK総合テレビの受信障害があった世帯
     なお八雲町に住民票の無い世帯や法人の事業所等の場合は、衛星放送の受信設備をご自分で用意していただくことが必要です(スクランブル解除のみ実施します)。
     平成24年4月1日以降に八雲地域内に新たに転入してきて、BS放送の受信設備(アンテナなど)を既に所有し、取り付けている世帯の方。
      既に八雲地域内に住んでいる方の申し込みは終了しました。

     

  • 対象地域
    黒岩から栄浜までの「新たな難視地区」となっていない全域

    一部チラシ等に山崎〜栄浜の表記がありますが、内浦湾沿岸全域が対象です。黒岩地区も対象となります。

    電波障害の発生が危惧されるエリア
    黒岩地区も今回の対象地域となっていますのでご注意下さい。

  • 受信設備整備支援工事(無償)
    BSパラボラアンテナの取り付け
     BSチューナーの無償貸与(抜本的な対策措置完了後返却していただきます)

    アパート等で集合アンテナではなく、個別にBSアンテナ設置が必要な場合は、設置について事前に大家さんや管理者とご相談ください。
    「地デジ難視対策衛星放送」(BS放送)のスクランブルを解除します

  • 申込期間
    平成24年1月5日(木)〜平成24年3月26日(月)延長されました
    未定(現在総務省北海道総合通信局で各関係機関に調整を行っております。決定次第ご連絡いたします)。

     

お問い合わせ先
デジサポ北海道
 電話 011−351−1155<平日 9:00〜18:00>
または地デジコールセンター
 電話 0570-07-0101<平日 9:00〜21:00><土日祝日 9:00〜18:00>
なお、お申込みの際にはお名前、ご住所、電話番号などをお聞きします。
  後日「地デジ難視対策衛星放送受付センター」から、電話にて日程・作業内容の連絡があります。
  日程調整後、業者の方がご自宅に伺い、チューナーのスクランブル解除や工事をおこないます。
  • この制度についてのお問い合わせ先
    総務省北海道総合通信局 放送課
    電話 011-709-2311(内線4687)<平日 8:30〜17:15>  

熊石地域における対策と予定について

熊石地域においては、申し出により八雲地域と同様な衛星放送でテレビ番組をご覧いただく、デマンド難視対応を実施しております。申込みとお問い合わせ先、申し込み期間などは、八雲地域と同様です。また恒久的な対策として、共聴組合の組織や簡易無線中継局の設置など、どの方法が可能かについて、各関係機関との協議を進めています。対策手法等が示されましたら、地域の皆様と相談する事としています。

フェージング現象とは

フェージング現象を一口に言うと「伝搬経路上でのさまざまな要因によって受信電界の強度が時間的に変動する現象」となります。一般的に放送局の送信アンテナから発射された電波は、各家庭の受信アンテナにほとんどの場合そのまま直接届きません。途中、地形・地上の障害物 ・海水面・高層大気の電離層などによって反射された電波(反射波)が入り交じり、合成された状態で各家庭のアンテナで受信されます。このため受信波の強度は常に時間とともに連続して強くなったり弱くなったりします。ダクトと呼ばれる、思いがけない遠くの放送局の電波が届く事もあります。これらの現象を「フェージング現象」と呼びます。普段放送局側は受信側の強弱を見越した出力で電波を発射しますので、各家庭では通常特に支障なくテレビを視聴できます。

しかし特定の自然現象(気象や上空の電離層・海水面の状態など)が重なることによって、電波の強度が極端に下がることがあり、一時的にフェージング現象が激しく、電波の受信に支障が生じることがあります。これはアナログ波・デジタル波に関係なく発生します。国内では電波が長距離に渡って海上を伝わる島しょ部で多く見られ、季節的には夏に多く発生することが知られています。年間の発生頻度は自然現象によることから、少ない年もあれば大規模に発生する年があるというように年によって異なります。

電波の伝わり方の図

ハイトパターン現象とは

ハイトパターン現象を一口で言うと、「アンテナを設置した高さによって、地上で反射した電波の影響が異なることにより、周期的に受信電界の強度が変動する現象」となります。各家庭で受信するテレビ放送電波は、放送局から直接届く電波と障害物などによって反射された電波が入り交り合成された状態で受信します。電波はその名のとおり波の形で伝わり、互いに波が高い状態で重なり合ったときは強く受信できますが、一方の波が高くまたもう一方が低い状態で重なり合った場合、互いに波を打ち消しあうことになります。この場合受信する電波の強さが極端に低くなり、視聴困難な状態となってしまいます。波には周期があり、また様々な方向から来る電波の強さも一定とは限らないため、このような状態は周期的に発生します。

一般に受信する電波の周波数が低いときは、このような影響は軽微となります。そのため地デジ化前の周波数(VHF帯)のときは、アンテナが高いほど良好に受信できました。しかし地デジ化後はより高い周波数(UHF帯)へ全て移行したため、電波の特性上、互いに打ち消しあい受信レベルが低くなる条件が増える状態となりました。ハイトパターン現象による受信障害の際には、合成された電波の受信レベルが強くなるよう 測定器を使用しながら、アンテナの高さのこまかい調節が必要となります。

デジタルテレビ放送に及ぼす影響

前述のとおりフェージング現象は、アナログ・デジタルの区別無く発生します。アナログ波の場合は、受信電波強度の低下は画面にノイズとなって現れ、激しいときは映像が二重になるなどのゴースト障害になります。ですがデジタル波と異なり、全く何も映らなくなることはほとんどありませんが、極度に低下すると視聴困難な状態となります。

一方デジタル波の場合は放送信号がデジタル化されているため、一般的にはアナログ波より電波強度の低下には強い傾向があります。アナログ波では画面が乱れ始めるほどの強度レベルでも、デジタル波では信号処理に問題がなければ綺麗に映ります。しかし電波強度が限界を超えて低下すると、今度は逆にアナログ波よりも強く影響がでます。例えてみると、数字の 0と 1からなる信号を処理する場合、電波強度が特定のレベルまでは 0と 1の区別がつきますが、限界を超えて低下すると区別がつかなくなり処理が全くできなくなります。デジタルテレビ放送の 場合は低下の度合いにより、映像の一部にブロック・ノイズが生じる 〜 全く映らず「アンテナなどの接続を確認してください」という表示が出る、という状況になります。

映らない画面

テレビの受信障害がおきたら

 テレビ放送の受信障害が起きた際に、次のことをご確認ください。

・一部のチャンネルが映らないのか、それとも全てのチャンネルが映らなくなったのかどうか。
・同時刻に隣近所・職場などでもテレビが映らなくなったかどうか、おたずねください。

フェージング現象による受信障害は、当然のことながら広範囲に発生します。一方隣近所・職場などでは問題なく綺麗に映っていて、ご自分のご家庭のみが映りが悪いという事例もかなりあります。この場合フェージング現象が原因ではなく、TVアンテナ・同軸ケーブル・アンテナ分配器等の受信設備の不具合の可能性が考えられます。
特に2階のテレビは問題ないが、1階のテレビは良く映らない。もしくはその逆といった事例を良く聞きますが、その場合、室内のアンテナ分配器等が要因の可能性が高いので、お近くの電気店などにご相談ください。

受信状況が悪いときは、デジサポにご連絡ください。

デジサポ北海道

 総務省 北海道地域テレビ受信者支援センター

 電話 011−351−1155
 〒060-0004  札幌市中央区北4西5−1−48 アスティ45 14階

本件についてのお問い合わせ先

 八雲町役場情報政策室
〒049-3192 北海道二海郡八雲町住初町138番地
電話 0137-62-2111(内382)  FAX 0137-62-2120
joho@town.yakumo.lg.jp

 (掲載内容は、平成24年3月26日現在となっています。)

プリンタ用画面
カテゴリートップ
情報政策室
トップページ  >  組織から探す  >  情報政策室  >  国による地デジの障害対策について


open

町へのご意見 open

便利なサービス open