PC廃棄はリサイクル

ども。
山間部では積雪となる日が多くなり、冬の到来を感じている担当ちゅんです。

そうした中で、本格的な冬になる前に懸案となっていた業務を急ピッチで片づけています。先日は、夏にパソコンの入れ替えを実施して廃棄処分待ちになっていた端末のリサイクル作業を行いました。

通常、パソコンを廃棄するには費用がかかります。資源として回収してもらう場合、本体は無償で引き取ってもらえることが多いですが、パソコン内部に搭載されているハードディスクのデータ消去が問題になります。これを業者さんに委託する場合、数千円、高額なケースだと1万円程度の費用が必要になるケースもあるようです。
なので、少しでも経費をかけずに処分するため、今回、ハードディスクのデータ消去(破壊)は自分たちで実施することとして、あらかじめパソコン本体からすべて取り外したうえで、資源回収の業者さんに引き取ってもらうことにしました。

(参考:外部リンク)
自治体通信ONLINE:PCリサイクル費用を民活利用でゼロコストに
http://www.jt-tsushin.jp/interview/takasakiohyama/

ちなみに、上記サイトではPCをリサイクル資源として業者さんに買い取りしてもらい、その代金でデータ消去を行うことで費用を相殺したという他自治体の事例が紹介されています。参考になりました。

さて、今回廃棄する端末は全部で180台ほど。学校で使われていた端末だったので、教育委員会の職員にもお手伝いをお願いし、トラックに積み込みます。年式の古いパソコンなので、1台あたりの重量もなかなかのもの。若干肌寒さを感じる気温の中で、汗だくになって作業しました。
町で資源リサイクルを担当する職員いわく、「これだけの量をリサイクルに出せば、若干ですが町に代金が入ってきます」とのことで、費用がかかるどころか収入になるというのだから驚きです。ハードディスクを処理する労力と見合うのかは、処理する台数などによってケースバイケースかと思いますが、今回の場合は大正解だったようです。

トラックに積み込まれたパソコン
偶然にも同系色で、まるで荷台の蓋のようになってしまいました。

(投稿者:ちゅん)

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使うことがあるはず・・・。

先日、このブログの記事になりましたが、校務用パソコンの入れ替えを行い、パソコン本体を資源としてリサイクルする前に、セキュリティポリシー上の観点から、ハードディスクを取り出し作業を行いました。
黙々と作業を行い、リサイクルされる準備が整いました。

その作業の最中、自分の中の「もったいないセンサー」が、また作動しました。「何かに使うことがあるかもしれない!」と。
それは、「メモリ」でした。

このブログでおなじみの「レジェンド」には、DDR3のPC3-8500規格のメモリを二枚搭載していました。容量は2ギガバイトが一枚と1ギガバイトが一枚。つまり3ギガバイトのメモリ容量で動いていました。
2ギガバイト二枚で「デュアルチャンネル」での動作を狙うこともできたかもしれませんが、OSはXP、7、10ともに32Bitでありましたので、OS的には3ギガバイトしか認識をしません。購入当時としては妥当な選択であったと考えられます。

最近、購入した業務用パソコンのメモリは、DDR4のPC4-17000規格のメモリを一枚搭載で4ギガバイトでありましたので、使用はできません。
が、特定業務等で使用しているパソコンは入れ替えの対象とはしていないため、まだまだ以前の規格のメモリで動作しているパソコンを業務で使用していくことになっています。そのパソコンの「保守部品」として使用できると思いました。

ハードディスクを取り出した後に、メモリの取り出し作業も行っていきました。
作業前、「2ギガのメモリのみをとっておこう!」とは考えましたが、「何枚とっておくか」ということを考えず、流れの中で取り出し作業を行ったため、結局、全てのパソコンからメモリを取り外しました。
結果、下の写真のとおりの状態に・・・。
貴重な「保守部品」に対する扱いではないような気も・・・。一時的取扱いということで・・・。

いつ出番がやってくるかはわかりませんが、また「宝箱」に全て保管して、出番を待ってもらうことにしました。

山になったメモリたちの写真
山になった「メモリ」。きっと使う時が来るはず・・・。

(投稿者:ふろんと)

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誘導雷、その後。

ども。
軽自動車を新調した担当ちゅんです。中古ですが。

さて、9月25日に「誘導雷」という記事を投稿しました。直撃はしていないものの、建物の周辺に落雷があり、その影響でPoE HUBが動作しなくなってしまったという内容でした。
その後、仮設のPoEインジェクタを設置して仮復旧させておりましたが、ようやく交換用の新しいスイッチが届き、本日設置作業を行いました。

現場に到着し、1か月ほど前に私自身が行った工事を改めて振り返ってみました。PoEインジェクタを6台設置して、そこから8ポートHUBにLANケーブルが伸びています。INとOUTでケーブルは2本ずつ取り付けているので、2本×6台でケーブルは12本。かなり大掛かりな設備です。
一方で、新たに調達したスイッチ機器は、8ポートのうち6ポートがPoE給電可能なポートになっていて、壁面にこれを取り付けるだけで、これまでと同等の機能が提供されます。

さっそく、取り付け開始。故障する前に設置していたPoE HUBは電源部分が内蔵されているモデルで、スイッチ本体には電源ケーブルを差し込むだけでしたが、今回のスイッチは電源が筐体の外に出されていて、大きなACアダプタになっていました。やはり、小型な筐体の中に大電流の電源部を収めておくのは無理があったのでしょうか?モデルチェンジの過程から、ついそんなことを想像してしまいます(だから故障した?と言ってしまっては野暮でしょうか)。
しかし、その分だけ工事は大変です。壁面にACアダプタを取り付ける準備をしていなかったので、現地で急遽工作。それらしく仕上がり、一安心です。

こういう工事は、いつか私以外の同業者に見られる可能性があり、その時に「なんだか配線が汚いな」「適当な工事をする人だな」と思われないよう、ある程度気を使っています。実際には、普段人が立ち入る場所ではないので、ある程度見栄えは妥協できるのかもしれませんが、元上司92氏の教えもあり「そうもいかないよな~」と。時間はかかりますが、やはり丁寧に仕事をすることは大切だと思います。

ビフォーアフター
自己満足と言われればそれまでですが、きれいに配線したいです。

(投稿者:ちゅん)

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ハードディスクを取り出す

以前にこのブログの記事にもなりましたが、校務用パソコンを今年、全台について更新を行いました。十年まではいきませんが、耐用年数以上の期間、なんとか動作してきた「レジェンド」です。性能面や経年劣化により使用に耐えきれなくなってしまったパソコン。ついに現役引退です。

そのパソコンたちは、新たな旅立ちの時を迎える訳ですが、その前にやっておかなくてはならないことがあります。それは、ハードディスクの取り出しです。
ハードディスクには、様々な情報が記憶されています。個人情報もその一つ。セキュリティポリシー上の観点から、この記憶を消去して旅立っていただかなければなりません。

ということで、先日、作業を行いました。
200台弱のパソコンを目の前に、少々気持ちが折れそうになりますが、気合を入れて作業を開始します。

作業に戸惑いなどありません。
ネジを一本はずし、ふたをマイナスドライバーでこじ開け、ハードディスクもマイナスドライバーであおり、少々ずらしてSATAのコネクタから端子を外し、ハードディスクを取り出してふたを閉めて終了。手間を省くため、ネジを再び締め直すことはしませんでした。
ハードディスクがマウンターで固定されているタイプではありませんでしたので、作業は比較的楽でありました。

楽ではありますが、台数が台数。途中で休憩をはさみつつ、黙々と作業を続けました。
数時間、ある意味「作業に夢中」になりながら行い、どんどん減っていくパソコンの山を横目に頑張りました。

とうとう、作業台に使用していたパソコン達の山に手を付ける時が来ました。
「あと少し!」
気合を折れなおし、作業を続けます。そして、最後の一台に到達。取り出しを終え、すべてのパソコンからハードディスクの取り出しが完了しました。良かった。良かった・・・。

近日、パソコン達は「資源」となるべく旅立っていいくことに。それを思うと、ちょっぴりさみしい気持ちになった出来事でした。

取り出したハードディスク達の写真
取り出したハードディスク達。同じ機種のパソコンですが、中のハードディスクには「ばらつき」がありました。
(投稿者:ふろんと)

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分解作業実施

ども。
講演させていただくICTサロン(12月5日:札幌市)まで1か月を切り、そろそろ準備を始めたい担当ちゅんです。

とはいえ、今は業務用パソコンの展開・配備で大忙しです。なにせ、300台弱のパソコン全てを職員2人のマンパワーだけで配備していかなければなりません。月に平日が20日間として、今年度は残り5か月。単純に100日間で300台を処理するには、一日平均で3台ずつ展開しないと終わらない計算になります・・・。気が重くなりました。こんな計算はすべきではないですね。

さて、そんな中で、さっそく調達した新品のパソコンを分解します。本体からハードディスクを取り出す目的だったのですが、最近のパソコンは薄型・軽量で、その分だけ保守性が低くなっています。今回調達したパソコンは、裏蓋を外せばすぐにハードディスクにアクセスできるようにはなっておらず、かなりのところまで分解しなければディスクに手がつけられない「仕様」となっておりました。

筐体の裏側のねじをすべて外し、慎重にケースを剥がしていきます。パソコン特有の「ツメ」で固定されているケースを、「バリッ!ベリッ!」と心臓に悪い音を響かせながら分解していきます。中古パソコンならまだしも、買ったばかりのパソコンを壊すわけにもいきません。慎重かつ大胆な作業で、汗だくになりました。

今回のパターンでは、アイソレーション式のキーボード自体がツメで固定されており、これを取り外した下にネジが隠れているという、難易度の高い分解作業となりました。当初、このネジの存在に気がつかず、思いっきりケースを引きはがそうとしていて、あと一歩で本当に壊してしまうところでした。分解手順さえわかってしまえば、あっという間に作業は完了できるのですが、最初の一台は本当に苦労しました。

分解したパソコン
ここまで分解しないと取り出せないハードディスクって・・・。わざと?!

(投稿者:ちゅん)

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