とちの実で薬を作る

 みなさん、こんにちは。 豆クマです🐻

 今日の熊石は、曇り空です。 シルバーウィークの3連休は、とってもきれいな青空でした。 今日の夜は お月見なので 少しだけでも 晴れてくれるといいなと思っています。 

 先日、彼岸花を見つけました! 自然に咲いているのでなく、花壇に植えてある お花です。 とってもきれいだったので 作っている方に聞いて 写真を撮らせていただきました。
 彼岸花を見ると、秋だなぁと思うのと同時に 「ごんぎつね」のお話を思い出します☺

 さて、今日は「とちの実」のお話です。 みなさん、とちの実を知っていますか? これまた、私は 「とちの実」と聞くと 「モチモチの木」のお話を思い出します。 パッと見ると 栗と見間違えるような感じです。 とちの木になる実で よく、とち餅などにして食べられています。

 先日、「これ!知ってる? とちの実だよー。」と とちの実を見せてもらいました。 熊石にも とちの木があって、 今、ちょうど とちの実を採ることができます。 

 そして、なんと 熊石では、とちの実を食べるのではなく、とちの実で 薬を作るのだそうです! 「えーっ!!! とちの実から 薬? 薬ができるの?」 びっくりです!!!

 作り方はとっても簡単でした!
 とちの実を半分や4分の1くらいの大きさに切ります。 それを 瓶などの容器に入れて そこへ焼酎をひたひたに入れて漬けます。(とちの実の他にも ほおずきや野ぶどうなどを入れる人もいるようです) 半年後くらい後から使うことができるようです。

 この薬は、打撲や肩や膝関節などの痛み、筋肉痛、たんこぶなどに効果があるそうです。 痛みがある場所に 手のひらですり込む感じで よく塗ったり、ガーゼに浸して湿布のように使ったりするのがいいみたいです。

 ちなみに、「とちの水」や「とち水」と呼ぶそうです。

 とちの実から薬…。 昔からの生活の知恵に感動しました。 すごいです。


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