windowsパスの限界

本日は、新規採用者、移動者のパソコンの準備等でバタバタしておりました。
担当おーるどです。

さて、先日あった案件についてですが、とある部署から「ファイルをファイルサーバー内の、いま置いているフォルダから別のフォルダに移動させると開けなくなるんだけど」との連絡がありました。
私自身この部署に来て、初めての案件だったため、実際に操作をしてもらい状況を確認することに。
すると、電話にて連絡のあったとおり「ファイルにアクセスできませんでした。」との表示が…。
「これは、見たことないなー」と思いながらも、試しにデスクトップにコピーして開けるか確認すると、これは、問題なく開くことができる。
つまり、デスクトップ上では開けるが、ファイルサーバー内の特定のフォルダ内では開くことができない、この2つのヒントをもとに解決策を調べることに。
すると、意外にもすぐに答えにたどり着きました。
原因は、どうやらwindowsの絶対パスでフォルダ名+ファイル名が長すぎたため、制限がかかってしまい開くことができなくなったしまったようです。
原因が分かれば対応は簡単で、ファイル名と細かく分かれているフォルダ名を短く変更することで、問題なく移動先のフォルダでも開くことが可能となりました。
解決後もいろいろと調べてみると、windowsパスの文字数は「259文字」までのようで。
今回のようにファイルサーバーを利用している場合、普段の業務内容ごとや案件ごとにフォルダを細かく分け階層が深くなればなるほど、「259文字」の制限を超えてしまい、今回のような状況になってしまうようです。
個人的には、新たな発見があり勉強になった案件となりました。

ちなみに、ファイル名は「255文字」まで設定できるようです。

(投稿者:おーるど)


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