USBメモリが読み取り専用になる

ども。
ついに「味覚がある」夢を見てしまった担当ちゅんです。疲れているのかも。

先日、某学校から「USBメモリの具合が悪いので見てもらいたい」と連絡を受けました。正直、USBメモリという時点で嫌な予感しかしません。これまでも故障したUSBメモリを見てきた経験がありますが、いずれも「ある日突然使えなくなってしまう」という特有の壊れ方でした。大容量化・低価格化していることも相まって、故障した時の影響が大きいのが特徴です。

さて、そんなブツが手元に届きました。まずは保守用のPCに差し込んでどんな動きをするのか確認。ダメなものだとこの時点で認識しないか、フォーマットを求めてくる動きをするはずです。しかし、今回のはちゃんと認識するし、保存されているファイルにもアクセスできました。では一体何が問題なのか。一見わかりづらかったのですが、ファイルを保存してみようとしたとき問題が発生。「読み取り専用になっている」という警告がでました。

「ディスクの管理」で確認してみると、確かにUSBメモリ自体が読み取り専用に設定されているのがわかります。念のため、USBメモリの筐体に物理的なスイッチがついていないかを確認しますが、そんなものはついていません。では一体なぜ?

あれこれ考えていても埒があきません。ひとまず正攻法で読み取り専用の解除を試みます。以下、自分向けのメモも兼ねて手順を。

(1) diskpartで「list disk」してUSBメモリのdisk番号を確認
(2) 確認したdiskに対して「select disk x」をする
(3) 魔法のコマンド「attributes disk clear readonly」をする

以上。
これでUSBメモリが正常に動作しているならば読み取り専用が解除されるはずです。はず・・・だったのですが、やはり今回のケースではこれでもうまくいきませんでした。結論、物理的に故障と断定。そもそも、ユーザー側が特に何もしていないのに、ある日突然読み取り専用になってしまったこと自体がおかしいですもんね。「やっぱりね」としか言葉が出ない結末となりました。不幸中の幸い、データが無事でよかったです。
ちなみに、上記diskpartのコマンドを少し工夫すれば、物理スイッチの無いUSBメモリをあえて「読み取り専用」にすることも可能と気がつきました。batファイルを作っておけば、何かの時に使えそうだなと思いました。

読み取り専用

どうしてこうなっちゃったんでしょうね

(投稿者:ちゅん)


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