ども。
このところ完全に仕事に追われている担当ちゅんです。
ついにこの話題をブログに書くことができるようになりました。八雲町では今年度、全職員に対してスマートフォンを貸与し、固定電話を原則廃止する「公用スマートフォン導入事業」をスタートさせました。昨年度から、本来は我々の担当ではない電話の仕組みを一から勉強し、予算要求のため検討。そして、この春にはプロポーザルで事業者を選定して契約。実に1年以上の年月をかけてようやくスタートラインに到達した、そんな気分です。
今後の予定としては、スマホを内線電話として使えるようにするための仕組みを構築したうえで、10月頃から職員にスマホを貸与できるよう準備を進めていきます。また、貸与するスマホは単なる電話としての利用ではなく、M365にフルアクセスさせることによって職場のメールやTeams、スケジュールなどが利用可能になる予定です。まさに、職場に初めてPCが導入された時のような大変革の時を迎えました。
そんなわけで、先日からいよいよ現場確認などの業務が始まりました。それにしても、電話って機能としてはシンプルなのに、どうしてこんなに考えなければならないことが多いのか不思議です。打ち合わせをするたびに次々と新しい単語が出てくるし。で、難解な理由のひとつは、各施設にある主装置と呼ばれる機械が超専門的なもので、素人は決して手を触れてはならない、つまりは「謎の装置」だからなのでしょう。今回、我々が導入する仕組みでは、その謎の装置から脱却し、Webの画面上で職員自らが内線番号の設定などを行えるようになります。今までは組織の機構改革などがあるたびに業者さんに電話の変更作業を依頼していたのですが、それも今後は不要になると思うと感慨深いです。
ただし。町全体としてみれば時間短縮による効率化が図られますし、経費も削減できる画期的なものではありますが、今回のスマホ貸与がきっかけとなり、電話の維持管理業務がなんと我々情報担当者の業務として割り当てられたというオチがつきます。今までもPCのアカウント管理などで、特に職員の採用・退職・異動時には苦労してきたところ、今度は電話の管理まで。職員の利便性が向上すればするほど、我々の部門の負荷が増えていく構図というのは相変わらずのようです。
絶対に手を触れてはいけない謎の装置の一部
(投稿者:ちゅん)