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【第32回】平田内川水力発電所の運転が開始されました

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2025年11月1日更新

 脱炭素化社会の実現を目指す取り組みの一環として、平成26年から計画が進められてきた熊石地区 の平田内川を利用した「平田内川水力発電所」がこの度完成し、令和7年10月7日に落成式が執り行われました。

水力発電落成式

 本発電所は平田内温泉源の上流部に砂防堰堤(えんてい)を整備し、毎秒0.62㎥を取水したあと、 延長約1kmの水圧管路を通して発電所へ導水し、有効落差74mを得て360kWの発電を行います。年間 可能発電電力量は1,923,000kwh で、熊石地区の世帯が使用する電力の43%に相当します。

 当初、令和6年6月の運転開始を予定していましたが、熊石地域周辺で2度の集中豪雨が発生した ことにより建設中の発電所に甚大な被害が生じ、損壊した設備等の復旧に時間を要したことから運転 開始時期が大幅に遅れてしまいました。

 本発電所には、チェコ共和国のMAVEL社製の水車が設置されており、落成式には駐日チェコ共 和国大使のマルチン・クルチャル氏、「MAVEL.a.s」代表取締役のジリー・ヴァイス氏も出 席されました。

 八雲町は、民間活力の活用と官民連携を図るため、事業運営会社である八雲水力発電(株)に出資して います。

水車