ええぇ~っ!こんなに小さいの!?
5年生ホタテの幼生観察
昨日、落部漁協さんのご協力のもと、5年生のふるさと学習で、ホタテの幼生(卵からかえったばかりのホタテの赤ちゃん)観察を行いました。

まずは幼生の採集です。
救命胴衣を着て、船に乗り込みます。


細かなネットのついた網(カゴ?)を使って採集します。


海から引き上げる時には結構力が必要です。
採集した海水にはピクピク動く魚のようなのもは見えますが、ホタテらしきものは見当たりません。

本当に採集できたのでしょうか?
室内に入っていよいよ観察です。
部屋に入ってみると、理科室か研究室のような器具が並んでいてビックリです。


観察の方法を教えていただきながら、みんな真剣に作業しています。
「う~ん、何も見えないけど・・・」

ドキドキしながら顕微鏡を覗いてみると・・・・。
「いたー!」
ホタテの幼生は0.1~0.3ミリ位。顕微鏡でようやく見ることができるんですね。
ホタテの他にも小さなエビみたいな生き物も発見することができました。

お部屋の中には何やら大きな器具が。
普通の顕微鏡の何倍もの拡大ができて、しかも映像で見られるすごい機械でした。

子どもたちはホタテの稚貝は見慣れていますが、それよりももっと小さい時期があって、形も違っていることを知ることができました。
たった2~3年であんなに大きく、おいしいホタテになるなんて驚きですね。
観察の後には、質問コーナーです。
子どもたちの質問一つ一つに丁寧応えてくださりました。本当にありがとうございました。

観察の合間にせりの見学もさせていただきました。
「あのカゴはうちのカゴだ!」
「あっちのはうちの!」

今回もとても貴重な体験をさせていただきました。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
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