八雲町ウェブサイト再構築に着手

ども。
昨日、秋刀魚の刺身を食べました。今年は不漁とのことで、希少価値?でよけい美味しく感じられました。担当ちゅんです。

かねてから当室ではウェブサイトの再構築が懸案事項となっておりました。昨年のリニューアル時は時間が無い中、メニュー構成などの方向性がはっきり定まらぬまま「ひとまずこれで」的妥協で、まずは公開を最優先にして作業を進めたからです。リニューアルからもうすぐ1年になりますが、やはり突貫工事で作ったサイトは色々と不都合も生じていますし、改善点も多くなってきました。

と、いうことで私にとって一大プロジェクトとも言える「ウェブサイト再構築事業」が本日から始まりました!

まず修正するのは上に表示されているナビゲーションの構成です。「町の情報」と「町からのお知らせ」の住み分けがうまくいっていないため、ここを整理します。ついで、これまで各課が更新してきた膨大なコンテンツは、現状で「各課の仕事」というメニューに集約されていますが、これでは更新した際に表示される所管(モジュール)が全て「各課の仕事」と表示されてしまい、どの部署が作成した記事なのかが分かりづらかったため、これらを全て整理しなおし、今後は「町からのお知らせ」で公開していくことを予定しています。

これまで作成された記事については、自由に移動・コピーできるというのがCMSの利点のひとつではありますが、それでもデータ量が膨大なため一筋縄ではいきません。さらに、受け皿(モジュール)を新設していくので複雑な設定も伴い、久しぶりに目がシバシバしてきました。また、私は写真【下記】のとおり、デスクでサブモニタも使っているのですが、これでも画面が足りないほどの業務です。メインのモニタでは新しく作成したモジュールを開き、サブモニタ1で既存の記事を移動(コピー)し、さらにサブモニタ2で実際の画面を表示、というのが理想です。逆に言えばモニタが1枚だと「仕事にならない」レベル。右の画面と左の画面を交互に見すぎて、首が回らなくなってきました。

再構築完了は9月末を予定しています。それまでの間はリンク先がずれたりすることもあるかと思いますが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

机の上の風景
2台でも足りないなんて贅沢すぎですよね!

(投稿者:ちゅん)

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今時ダイモ?

先日、電気のない現場の機材に番号を付ける作業がありました。皆さんならどうします?フリーハンドでマジックででも書きますか?そこで「ダイモ」の登場なのですが「ダイモ・DYMO」って知っていますか?

それなりの年齢の方なら皆さんご存じですよね?でも平成生まれには、分かんないだろなぁ・・・。ちゅんにも何?と聞き返されました。粘着シールになった色物のプラスチックテープに、文字を凸っと出っ張らせます。出っ張った部分のプラスチックが伸びて白くなり文字を鮮明に浮き上がらせる仕組みです。(詳しくは販社のウェブサイトをご覧下さい。)上級機種では、文字が円盤カートリッジ?の交換で、アルファベット、数字、カタカナ、ひらかなと記号が使えます。以前は、定番の事務用品だったのですが、最近は探してもなかなか見つかりません。それは、「テプラ」に市場を奪われたからのようです。

テプラは文字のフォント、大きさ、2段組等が自由で出来上がりも洗練されています。シールも薄いので使いやすいです。(詳しくは販社のウェブサイトをご覧下さい。)現在、役場ではこれ系が主流となっています。普段はこれで全く問題無いのですが・・・。最大の弱点は電気がいることです。電気の無い現場で、その都度シールを作成することは不可能なのです。そこでやっぱりアナログチックな「ダイモ」なのです。

私の買ったダイモ(Omega)は、かなり今風です。記号の中に「@」と顔文字(スマイル)があるんですよ!これならメールアドレスも作ることが出来ます。IT担当者御用達バージョン?なのかな。でも、ダイモはよく考えられています。写真でも分かる様に数字は2~9までしか無いんです。そうです、数字の「1」はABCの「I」、数字の「0」はABCの「O」で代用します。まあ、何と省エネな機械なんでしょう?!

今でも新製品が出ているダイモ
数字は2~9まで、でも@が使えるDYMO・Omega

(投稿者:92)

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価値観の違い?

ども。
涼しくなると涼しくなったで「夏ももう終わりか」などと口走るわがままな担当ちゅんです。

先日、上八雲での衛星ブロードバンドの話を書きましたが、やはり初期費用に結構な額のお金がかかるということで、なかなか気軽には手を出せないんですよね。それでも、やはり快適なインターネットのため、とりわけ仕事で電子入札が求められたりなんかすると「いくら払ってでも欲しい」という気持ちになるのもわかります。

私も実はそういう人間で、毎月のお給料に占める通信費の割合が一般の方と比べてものすごく高い状態です。自宅ではアパート・マンションタイプのBフレッツに契約していて、それ以外にデータ通信端末も契約しています。さらに携帯はiPhoneで、これもパケット通信定額。もっというと実家のADSLのプロバイダ料金も私が負担しています。帰省したときに使えるので。もろもろ合わせると…。ちょっと切なくなります。

私の場合はやりすぎかもしれませんが、これも「やりたくても環境が無い」という時代をある程度経験したからなんでしょうか。初めてインターネットに触れたときはまだISDN環境すら無く、1ヶ月20時間まで使い放題という某プロバイダと契約して、54Kbpsの通信速度でちまちまとホームページなんかを更新していたものです。それが今や光ですもん。100Mbpsです。もう黙ってなどいられませんよね。

よく、「携帯電話中毒(携帯電話を取り上げられると不安感に襲われる状況)」なる言葉が聞かれますが、私の場合はまさに「ネットジャンキー」。欲しい情報をすぐに得られないとイライラします。これって異常なことかもしれませんが、意外と「にわかSE」的には重要な要素だったり??

ノート
ちなみに出先に持ち歩いているのはこれです。

(投稿者:ちゅん)

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ワイコムが通信回線を強化

昨年度、八雲町が整備し通信事業者(ワイコム(株)・札幌)が運営しています、黒岩、山崎、野田生、東野地区での無線BBサービスは既報のとおりです。全体の利用者も予定どおり100名を超え、小学校4校と中学校1校でも授業で活用されるなど、高速インターネットが地域に浸透してきています。

さて、通信事業者との契約は「ベストエフォート」とされており、関心事の通信速度が保証されないのがこの業界の常となっています。と言っても速度を求めたい一部のヘビーユーザーから叱咤激励があるのも事実です。そこで町としても、更に高速化されるように要望を出しておりましたが、先日ワイコムから通信回線を強化する連絡を頂きました。ここで無線BBの概略をお復習いすると次のとおりとなります。

【各家庭】–無線–【中継局】–無線–【親局】–NTT光–【ISP】–光–【インターネット網】

運用開始以来、無線空間での速度測定は何度も行っています。各家庭と中継局との位置関係から善し悪しの差は生じていますが、まずまず問題無い数値が出ていると報告されています。そこでボトルネックを疑っているのが、ISPの認証サーバー以降なのですが、これはさすがに今回に限らず何処のISPでもノーコメントでして・・・。それなら、【親局】–NTT光–【ISP】は「本当に大丈夫なの?速いの?」と思いませんか。そこで今回ワイコムから強化策について受けた説明を勝手に要約するとこういう事でしょうか。

北向け(黒岩・山崎)と南向け(野田生・東野)を2本に分けて別々にISPと接続する。結果、この間の通信混雑度は半減する。

以上の筋書きから、本日、光ケーブルもう1本を親局まで引き込む工事が行われました。実際の各種設定(=運用開始?)は来週中となっていますが、少し?大きく?期待したいと思っています。

親局収納箱と増設したONU
親局装置一式が入っている箱と今回増設したONU

(投稿者:92)

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デジタルディバイド解消に向けて~上八雲

ども。
昨日の強風から一夜明けると、突然秋が感じられる爽やかさ。もう暑さにはうんざりな担当ちゅんです。

町内の上八雲という地域はISDNしか使うことのできない地域で、情報格差(デジタルディバイド)を生じています。これまでも当地域の大関小学校で導入した衛星BBの話題などをブログで書きました。通信回線が確保されている地域とは違い、どうしてもブロードバンド環境が必要となればそれ相応の費用がかかりますし、個人のお宅では気軽に手を出せない。それでも、インターネットはやりたいというところ。情報政策担当としては、その悩みは十分理解できるものです。

そうした中、本日はとあるお宅を訪問し、どうすればブロードバンド環境を構築できるのかご説明してきました。
具体的に構築するには小学校同様「衛星」を利用するか、もしくは「携帯データ通信」という形になりますが、今回は携帯データ通信端末が上八雲でどの程度使えるのか、テストの意味も込めて機器を持ち込んでデモンストレーションを行いました。

私がプライベートで契約している某D社のデータ通信端末と、それを接続可能な無線ルータを用いて、インターネットに接続。まずは定番のgooスピードテストにかけます。速度は…0.9Mbps。あくまで目安ではありますが、お世辞にも高速とは言いがたい結果です。それでも、これまでのISDNは理論値で0.064Mbpsですから、およそ14倍以上のスピードとなります。実際にyoutubeを見ていただきましたが、軽めの動画でしたら何とか止まらずに見ることができます。やはり動画の威力は抜群で、すごい!の連続です。昔よくTVで耳にしたあのCM曲などが流れるたびに「おお!懐かしい」の声。正直、私は全くわかりません…。それでも、おっ!次は松田聖子かな?と思ったのですが、今度は横からすかさず「アグネスチャンだな」の声。そうですか…。

今回の実験からも、携帯電話が繋がる地域であればどこでもISND以上の環境を構築できます。本当に便利な世の中になったなと思いますし、ぜひこうしたサービスを有効利用し、快適なインターネット生活で情報格差から脱却していただきたいと願うばかりです。

説明中
手前に見えるのが実験機材です。実験は無事成功!

(投稿者:ちゅん)

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