価値観の違い?

ども。
涼しくなると涼しくなったで「夏ももう終わりか」などと口走るわがままな担当ちゅんです。

先日、上八雲での衛星ブロードバンドの話を書きましたが、やはり初期費用に結構な額のお金がかかるということで、なかなか気軽には手を出せないんですよね。それでも、やはり快適なインターネットのため、とりわけ仕事で電子入札が求められたりなんかすると「いくら払ってでも欲しい」という気持ちになるのもわかります。

私も実はそういう人間で、毎月のお給料に占める通信費の割合が一般の方と比べてものすごく高い状態です。自宅ではアパート・マンションタイプのBフレッツに契約していて、それ以外にデータ通信端末も契約しています。さらに携帯はiPhoneで、これもパケット通信定額。もっというと実家のADSLのプロバイダ料金も私が負担しています。帰省したときに使えるので。もろもろ合わせると…。ちょっと切なくなります。

私の場合はやりすぎかもしれませんが、これも「やりたくても環境が無い」という時代をある程度経験したからなんでしょうか。初めてインターネットに触れたときはまだISDN環境すら無く、1ヶ月20時間まで使い放題という某プロバイダと契約して、54Kbpsの通信速度でちまちまとホームページなんかを更新していたものです。それが今や光ですもん。100Mbpsです。もう黙ってなどいられませんよね。

よく、「携帯電話中毒(携帯電話を取り上げられると不安感に襲われる状況)」なる言葉が聞かれますが、私の場合はまさに「ネットジャンキー」。欲しい情報をすぐに得られないとイライラします。これって異常なことかもしれませんが、意外と「にわかSE」的には重要な要素だったり??

ノート
ちなみに出先に持ち歩いているのはこれです。

(投稿者:ちゅん)

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ワイコムが通信回線を強化

昨年度、八雲町が整備し通信事業者(ワイコム(株)・札幌)が運営しています、黒岩、山崎、野田生、東野地区での無線BBサービスは既報のとおりです。全体の利用者も予定どおり100名を超え、小学校4校と中学校1校でも授業で活用されるなど、高速インターネットが地域に浸透してきています。

さて、通信事業者との契約は「ベストエフォート」とされており、関心事の通信速度が保証されないのがこの業界の常となっています。と言っても速度を求めたい一部のヘビーユーザーから叱咤激励があるのも事実です。そこで町としても、更に高速化されるように要望を出しておりましたが、先日ワイコムから通信回線を強化する連絡を頂きました。ここで無線BBの概略をお復習いすると次のとおりとなります。

【各家庭】–無線–【中継局】–無線–【親局】–NTT光–【ISP】–光–【インターネット網】

運用開始以来、無線空間での速度測定は何度も行っています。各家庭と中継局との位置関係から善し悪しの差は生じていますが、まずまず問題無い数値が出ていると報告されています。そこでボトルネックを疑っているのが、ISPの認証サーバー以降なのですが、これはさすがに今回に限らず何処のISPでもノーコメントでして・・・。それなら、【親局】–NTT光–【ISP】は「本当に大丈夫なの?速いの?」と思いませんか。そこで今回ワイコムから強化策について受けた説明を勝手に要約するとこういう事でしょうか。

北向け(黒岩・山崎)と南向け(野田生・東野)を2本に分けて別々にISPと接続する。結果、この間の通信混雑度は半減する。

以上の筋書きから、本日、光ケーブルもう1本を親局まで引き込む工事が行われました。実際の各種設定(=運用開始?)は来週中となっていますが、少し?大きく?期待したいと思っています。

親局収納箱と増設したONU
親局装置一式が入っている箱と今回増設したONU

(投稿者:92)

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デジタルディバイド解消に向けて~上八雲

ども。
昨日の強風から一夜明けると、突然秋が感じられる爽やかさ。もう暑さにはうんざりな担当ちゅんです。

町内の上八雲という地域はISDNしか使うことのできない地域で、情報格差(デジタルディバイド)を生じています。これまでも当地域の大関小学校で導入した衛星BBの話題などをブログで書きました。通信回線が確保されている地域とは違い、どうしてもブロードバンド環境が必要となればそれ相応の費用がかかりますし、個人のお宅では気軽に手を出せない。それでも、インターネットはやりたいというところ。情報政策担当としては、その悩みは十分理解できるものです。

そうした中、本日はとあるお宅を訪問し、どうすればブロードバンド環境を構築できるのかご説明してきました。
具体的に構築するには小学校同様「衛星」を利用するか、もしくは「携帯データ通信」という形になりますが、今回は携帯データ通信端末が上八雲でどの程度使えるのか、テストの意味も込めて機器を持ち込んでデモンストレーションを行いました。

私がプライベートで契約している某D社のデータ通信端末と、それを接続可能な無線ルータを用いて、インターネットに接続。まずは定番のgooスピードテストにかけます。速度は…0.9Mbps。あくまで目安ではありますが、お世辞にも高速とは言いがたい結果です。それでも、これまでのISDNは理論値で0.064Mbpsですから、およそ14倍以上のスピードとなります。実際にyoutubeを見ていただきましたが、軽めの動画でしたら何とか止まらずに見ることができます。やはり動画の威力は抜群で、すごい!の連続です。昔よくTVで耳にしたあのCM曲などが流れるたびに「おお!懐かしい」の声。正直、私は全くわかりません…。それでも、おっ!次は松田聖子かな?と思ったのですが、今度は横からすかさず「アグネスチャンだな」の声。そうですか…。

今回の実験からも、携帯電話が繋がる地域であればどこでもISND以上の環境を構築できます。本当に便利な世の中になったなと思いますし、ぜひこうしたサービスを有効利用し、快適なインターネット生活で情報格差から脱却していただきたいと願うばかりです。

説明中
手前に見えるのが実験機材です。実験は無事成功!

(投稿者:ちゅん)

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長万部町ウェブサイト

もう9月に入って一週間も経ったというのに、一体どうしたんでしょう?卓上の温度計が30.4℃を表示しています。やはり異常と言わざるをえません。このままだと、八雲で露地物のバナナが収穫される日もそう遠くないかも知れません。

さて、お隣の町「長万部町」のウェブサイト(ホームページ)が9月1日からリニューアルされたって知ってました。私たちは事前に情報を入手しており、サンプル版の頃から見ていたので、やっと公開されたかって感じです。CMS(Contents Management System)が採用されて、今までの作りからはかなり垢抜けしたものとなりました。担当者のK氏によると「今後の更新は現課が行う体制なども含め、八雲町さんをかなり参考にさせてもらいました。」とのこと。もっとも自治体のサイトは「お約束の内容」があったりするので、どうしても似てくるんですよね。それにしても・・・。まぁ仕方がないかぁ・・・。
うっ!よーく、コンテンツを見ていくと「まんべくん」なる怪物?が随所に登場しています。本当はゆるキャラの「まんべくん」なのですが、一度見たら忘れない”超強ー烈”なキャラクターとして描かれています!?。恐るべし「まんべくん」。なんと町には「まんべくん」の着ぐるみもあると自慢げに話すK氏。恐るべし「長万部町」。

ウェブサイトは製作した後、いかに見てもらえるウェブサイトに育てるかが肝要です。後は、お互い切磋琢磨で頑張りましょうね。

でも、長万部(しゃまんべ)ってヘボン式ローマ字で書くと oshamambe となります。oshamanbe ではありません。「ん」が「n」ではなく「m」となります。それは、ローマ字の原則として、撥音「ん」は「n」で表すのですが、例外としてヘボン式等では、「b, p, m」の前に限り「m」を使うルールだからです。長万部町は、「ん」の次の文字の「べ」が「be」なので「m」になると言うことです。なので、長万部町のURLは次のとおりとなります。
http://www.town.oshamambe.lg.jp/

リニューアルした長万部町HP
同じxoopsとは言え、ちょっと似すぎかな?

(投稿者:92)

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ノースチップのヒートシンク吹っ飛び事件

ども。
今朝方は大雨警報が出されていましたが、予想外の晴天。天気予報が信じられなくなってきた担当ちゅんです。

そんなわけで、早朝から「ありえない暑さ」に見舞われた八雲町。湿度が高くムワっとした気温で、さらに直射日光にあたると肌がビリビリする感じ。例年なら真夏でもこんな日は多くないハズなのですが、今年は一体どうしたのでしょうか。そして、やはりこんな日は熱暴走のトラブルが多発するのです。

朝一発目にSOSがあった件では、なにやらBIOS上で「温度が高すぎる」というアラートが出て起動できないというもの。「きっと熱暴走に違いない」と踏んだ私は、とりあえずあまりの埃に見てもいられず、エアーで掃除するところからはじめました。が、本体ケースを開けてみて、目の前に現れた光景には笑いをこらえることができませんでした。

なんと、マザーボード上のノースチップに本来あるべきヒートシンクが吹っ飛んでいました。なるほど、BIOSが警告してきていたのは温度が高すぎるのではなく、ヒートシンクが未装着でこのままでは温度が高くなってしまうよ、ということだったようなのです。

こうなれば後は修理するだけ。こうした分野に長けた上司92氏の出番となります。半田ゴテを片手に、ヒートシンクを固定する金具を取り付けていきます。慎重に慎重に…。本人は出来上がりを見るなり「イモだな」と決して納得の出来ではなかったようですが、私からすればこうした作業が出来るだけでもすごいことだと思います。

無事にヒートシンクを取り付け、作業は終了しました。起動もばっちりです。後から調べてみたら、どうやらこの症状は某大手外国メーカーD社の特定の型で多く発生しているようです。いわば「メジャー」なトラブル。もし、半田の技術が無い場合は瞬間接着剤でヒートシンクをくっつけてしまえばとりあえず起動はするようです。実際に冷えるのかどうかは別問題ですが、私なら迷わず…?

ヒートシンクが外れたマザーボード
このズッコケ具合がなんともツボでした。

(投稿者:ちゅん)

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