鍵盤のトレンド

最近のノートPCを見ていて気がついたことがあります。鍵盤(キーボード)の形状と言うか作りと言うか、今までとは明らかに異なった物が現れました。それは、「アイソレーション型」と言われる物です。

アイソレーション(isolation)とは分離、孤立の意味で、隣り合ったボタン(キートップって言います)とボタンの間に枠を作って独立させて配置させているのでこう呼ばれるようです。呼び名は他に「キャラメルキーボード」とか「チクレット(ガムの意)キーボード」とも呼ばれたりしています。この手の鍵盤はPC黎明期からあったのですが、操作性や機能的にイマイチだったようです。しかし2006年に林檎がM○cBookで採用したことから、再び認知され始めました。最近では有名どころのV○IOやDy○abookの一部機種でもアイソレーション型鍵盤で販売されはじめました。

この鍵盤の利点としては、

  • デザイン上の目新しさ、格好良さ。
  • 各キーと枠のすき間が小さいことから内部にゴミなどが入りにくい。
  • 格子状の枠を上面パネルと一体化させ、パネルの強度を高めやすい。
  • 小さなキートップが離れているため、爪を伸ばした女性でも使える。

実際の使用感を私見で言うなら・・・可もなく不可もなく普通?かな。

でも、トレンドな鍵盤としてこれから沢山の商品が出てくると思います。なお、鍵盤を指さし「アイソレーション型」と自慢げに知ったかしても、一部のマニアにしか受けませんのでご注意下さい。

鍵盤の比較写真
鍵盤のトレンド「アイソレーション型」(左)と普通型?

(投稿者:92)

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Windowsの自動更新でPCを再起動させない方法

ども。
暑い→涼しいを通り越して、朝晩などはすでに「寒い」になりつつある担当ちゅんです。

みなさんはこんな経験はないでしょうか。
文書などを途中まで作成し、保存せずに途中で他の用を足して戻ってくると、なぜか綺麗さっぱり消えてなくなってしまっていた、なんてこと。私はこれでたびたび頭を抱えてきました。原因はWindowsの自動更新で、再起動が必要なために「5分間」という猶予とともに、勝手に再起動されてしまったということのようなのですが、「保存しますか」という確認も無くずっぱり再起動がかかる仕様はWindowsにしては珍しく不親切だなと感じます。

========余談=====================================
その昔、Windows98の時代などは、定期的に上書き保存するのが鉄則中の鉄則でした。まだまだOSそのものが不安定で、極端な話をすれば月に数回は真っ青な画面(=ブルースクリーン)を拝見するというような具合でした。それに比べてXP以降のPCは安定感抜群です。フリーズするのが珍しいほどですし、ブルースクリーンが出たものなら即故障を疑うといった具合。まあ、だから上書き保存しないんですという理由にはならないでしょうけど。
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これの対処法としては、自動更新の設定で「自動(推奨)」を選ばずに「更新を自動的にダウンロードするが、インストールは手動で実行する」を選んでおくことで回避できます。タスクトレイにびっくりマークのついた黄色い盾?みたいなのが出てきて、それをクリックしてインストールする方法に変更できます。

それでも、この方法ではインストールをしなければ更新プログラムがそのままどんどん溜まっていき、うっかり更新を忘れている隙にウィルスの餌食に…なんてこともあって、私からすれば「芸が無い」と感じます。そこで、お勧めなのが次の方法。例によってマニア向けです。

条件として各OSのHomeエディションでは利用できないという制約こそありますが、ローカルグループポリシーを使えば「更新プログラムのインストールは行うが、再起動はしない」という設定ができます。具体的には次のとおりです。

  1. [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに gpedit.msc と入力し、[OK] をクリックします。
  2. [コンピュータの構成] を展開します。
  3. [管理用テンプレート] を展開します。
  4. [Windows コンポーネント] を展開します。
  5. [Windows Update] を選択します。
  6. 詳細ペインで [スケジュールされた自動更新インストールに対しては自動再起動しない] を右クリックしプロパティを選択します。
  7. プロパティ ダイアログの設定タブで、[有効] を選択します。

こうすることで、私の望んでいた設定になるわけです。最初からこのオプションが機能として搭載されていない意味がわかりませんが、ひとまず一件落着です。結局は「普段からこまめに上書き保存をしておけばいいじゃないか」ということになりそうですが。そもそも、席を立つときに作成途中の文書をそのままにしておくということ自体がセキュリティの観点からもよろしくないとも。はい、反省しています。

更新プログラム
それにしてもWindowsはアップデートが多いですよね。

(投稿者:ちゅん)

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ガソリンスタンドへ行こう

以前から、調子が良くないと連絡を受けていたノートPCが入院しました。症状は、エクセルを起動すると、電源が落ちて再起動するらしい?でも今回は、電源も切れたまま停止するようです。

預かったPCを見て最初に思ったことは、随分と埃っぽいPCだと言うこと。汚いとも一寸違うニュアンスです。一応、電源を入れてみます。お~っ!ちゃんと起動するし、エクセルも使えます。よ~く耳を澄ませば、CPUファンから異音が・・・。CPUファンのベアリングがへたっている音ではなく、風通しが悪そうな音です。鼻づまりの呼吸音的な感じでしょうか?早速CPUファン周りを分解します。案の定、排気系が綿ぼこりで目詰まりしていました。外した無線LANカードの埃具合、有線LANポートの詰まり具合、お見事としか言えませんね。

こういう場合、高圧のエアーでの吹き掃除となるのですが、情報政策室では市販のスプレー缶型のエアーは、高額な割に威力も弱いので使わない(買わない)ことにしています。そこで、公用車の車庫にPCを持ち込み、自動車のタイヤに空気を入れるコンプレッサーを借りて掃除しています。これだと強力なので気持ちの良いくらい綿ぼこりが飛んでいきます。でも、ここで注意です。CPUファンには必ず順回転する向きでエアーを吹きかけます。特に素人は、排気側から逆吹きをしてはいけません。それは、埃の塊が引っかかってFANを完全にロックする場合があるからです。(他にも、モーターは順回転で最適化設計されていて、外力で逆転させると不具合が発生しやすい等々)今回の様にCPUファンを露出させてやるか、コンプレッサーの高圧を適量吹き付けるならまだしも、分解もせず缶スプレーでの逆吹きは、御法度です。

と、言う訳で入院したノートPCは、単なる熱暴走だったのであっさり完治しました。エクセルも当然無実でした。

以上の話を教訓にして、一度自宅のPCを行きつけのガソリンスタンド等へ持って行きませんか?そこでコンプレッサーを借りてゴミ掃除をしましょう。(出来れば、デスクトップPCの場合、外ケースは外した方が良いです)これでPCの寿命は確実に延びると思います。くれぐれも、吸気側の方向からエアーを吹き付けるのがポイントです。一応念のため?ですが、誤った操作でPCを壊しても我々は責任は持ちません。あくまで自己責任でお願いします。

熱暴走したPC
LANのポートまでビッシリと・・・。こうなる前にGSへ行こう?!

(投稿者:92)

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八雲町ウェブサイト再構築に着手

ども。
昨日、秋刀魚の刺身を食べました。今年は不漁とのことで、希少価値?でよけい美味しく感じられました。担当ちゅんです。

かねてから当室ではウェブサイトの再構築が懸案事項となっておりました。昨年のリニューアル時は時間が無い中、メニュー構成などの方向性がはっきり定まらぬまま「ひとまずこれで」的妥協で、まずは公開を最優先にして作業を進めたからです。リニューアルからもうすぐ1年になりますが、やはり突貫工事で作ったサイトは色々と不都合も生じていますし、改善点も多くなってきました。

と、いうことで私にとって一大プロジェクトとも言える「ウェブサイト再構築事業」が本日から始まりました!

まず修正するのは上に表示されているナビゲーションの構成です。「町の情報」と「町からのお知らせ」の住み分けがうまくいっていないため、ここを整理します。ついで、これまで各課が更新してきた膨大なコンテンツは、現状で「各課の仕事」というメニューに集約されていますが、これでは更新した際に表示される所管(モジュール)が全て「各課の仕事」と表示されてしまい、どの部署が作成した記事なのかが分かりづらかったため、これらを全て整理しなおし、今後は「町からのお知らせ」で公開していくことを予定しています。

これまで作成された記事については、自由に移動・コピーできるというのがCMSの利点のひとつではありますが、それでもデータ量が膨大なため一筋縄ではいきません。さらに、受け皿(モジュール)を新設していくので複雑な設定も伴い、久しぶりに目がシバシバしてきました。また、私は写真【下記】のとおり、デスクでサブモニタも使っているのですが、これでも画面が足りないほどの業務です。メインのモニタでは新しく作成したモジュールを開き、サブモニタ1で既存の記事を移動(コピー)し、さらにサブモニタ2で実際の画面を表示、というのが理想です。逆に言えばモニタが1枚だと「仕事にならない」レベル。右の画面と左の画面を交互に見すぎて、首が回らなくなってきました。

再構築完了は9月末を予定しています。それまでの間はリンク先がずれたりすることもあるかと思いますが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

机の上の風景
2台でも足りないなんて贅沢すぎですよね!

(投稿者:ちゅん)

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今時ダイモ?

先日、電気のない現場の機材に番号を付ける作業がありました。皆さんならどうします?フリーハンドでマジックででも書きますか?そこで「ダイモ」の登場なのですが「ダイモ・DYMO」って知っていますか?

それなりの年齢の方なら皆さんご存じですよね?でも平成生まれには、分かんないだろなぁ・・・。ちゅんにも何?と聞き返されました。粘着シールになった色物のプラスチックテープに、文字を凸っと出っ張らせます。出っ張った部分のプラスチックが伸びて白くなり文字を鮮明に浮き上がらせる仕組みです。(詳しくは販社のウェブサイトをご覧下さい。)上級機種では、文字が円盤カートリッジ?の交換で、アルファベット、数字、カタカナ、ひらかなと記号が使えます。以前は、定番の事務用品だったのですが、最近は探してもなかなか見つかりません。それは、「テプラ」に市場を奪われたからのようです。

テプラは文字のフォント、大きさ、2段組等が自由で出来上がりも洗練されています。シールも薄いので使いやすいです。(詳しくは販社のウェブサイトをご覧下さい。)現在、役場ではこれ系が主流となっています。普段はこれで全く問題無いのですが・・・。最大の弱点は電気がいることです。電気の無い現場で、その都度シールを作成することは不可能なのです。そこでやっぱりアナログチックな「ダイモ」なのです。

私の買ったダイモ(Omega)は、かなり今風です。記号の中に「@」と顔文字(スマイル)があるんですよ!これならメールアドレスも作ることが出来ます。IT担当者御用達バージョン?なのかな。でも、ダイモはよく考えられています。写真でも分かる様に数字は2~9までしか無いんです。そうです、数字の「1」はABCの「I」、数字の「0」はABCの「O」で代用します。まあ、何と省エネな機械なんでしょう?!

今でも新製品が出ているダイモ
数字は2~9まで、でも@が使えるDYMO・Omega

(投稿者:92)

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