クリックボタンの移植

ブログネタに困ったので、携帯デジカメのメモリを物色しました。ちょうど良いネタの在庫がありました。では・・・

ノートPCのタッチパッドは、デスクトップPCのマウスと同じ作業をするものです。当然、左右のクリックボタンも付いています。このボタンですが、よく使われる左側が”へたる”ことがあります。「カチッ」といかないで「ぐにゅ」とか「ぺた」とか、ちゃんと使えても何か”あずましく無い”のです。あまり使われない?右ボタンは、気持ちの良い感覚なのに大変残念です。別件で修理に入院したPCだったのですが、勝手に左ボタンの移植手術することにしました。

同型のジャンク(致命的不具合により部品取り用となった物)から、タッチパッドを基盤ごと交換すれば簡単だったのですが、残念ながら同じように左ボタンがへたっていました。そこで健康そうな右ボタンの部品を取り外し、修理品の左ボタンへの移植となりました。部品のスイッチは全くの同型で、基盤の表面へ4ヶ所半田付けされているだけなので、分解してここまで来れば作業は簡単です。移植手術が終わってから、一応テスターで導通試験をして完了です。気持ちの良い左クリックになって、無事退院していきました。でも、移植手術した話はしていないので・・・わかるかな?

このブログをみて、自分も修理しようかなとお考えの貴方!止めはしませんが、自己責任でお願いします。二度と動かないPCになっても、責任は負いかねます。

タッチパッドのSW移植手術
このスイッチ1個を交換しました。半田付けは4ヶ所です。

(投稿者:92)

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携帯電話のエリアと人口カバー率について

ども。
使うあてが無いのにパソコンを買うことが多くなってしまった担当ちゅんです。買ってどうするのよ!と言われてもねえ。趣味なので。

本日は久しぶりに「調べてみましたシリーズ」で書きたいと思います。イー・モバイルが八雲にやってくるという衝撃のスクープは先日、上司92氏が投稿していたとおりでありますが、携帯電話のエリアと人口カバー率について、皆さんは疑問に思ったことはありませんか?

まずは、携帯電話キャリア各社が公開している人口カバー率から。

  • NTT DOCOMO FOMA 100%
  • au CDMA 1X WIN 99.9%以上
  • SoftBank 3G 99.9%以上
  • イー・モバイル 90%超(2009年3月末現在)

このようになっており、各社ともほぼ100%に近いカバー率を達成しています。ドコモに至ってはFOMAのカバー率が100%と、キャリアで唯一「100%」という数字を公開しています。そこで、何が疑問かと言うと、現実問題として「我が家は圏外なのに100%ってどういうことなの?」という。

ここで「人口カバー率」という指標を調べてみます。そもそも、人口カバー率とは総務省により次のように定義されています。

「カバーされている(サービスが利用可能である)市町村の人口の合計 ÷ 国内総人口」
(この場合において、当該市区役所、町村役場付近で利用可能であれば、当該市区町村においてカバーされている(サービスが利用可能である)と見なすこととなっている。)

よって、例えば八雲町の場合、住初町の役場本庁舎付近がエリアとなっていれば落部も熊石も全域カバーされたと見なすということなのです。つまり、「全定住人口の定住地においてサービスが利用可能であるとか、対象国内全土においてサービスが利用可能であると言う意味ではない。」というのが人口カバー率という言葉の落とし穴です。なので、イー・モバイルが人口カバー率90%といっても、まだ八雲町内では使えませんし、まして日本の総人口1億2千7百万人×90%の人が使えるという意味ではないのです。勉強になりました。

(おまけ)
それでも、日本全国全ての市町村で携帯が使えるというのは、そのこと自体が凄いことだといえます。最も多いドコモの基地局数は何と日本全国でおよそ12万局(うち北海道はおよそ8千局)です。社団法人電気通信事業者協会が公開している2010年09月末現在の事業者別契約数から単純計算すると、ドコモの契約数56,895千件で割り返して1局あたり平均474人の人が利用しているということになります。これを多いと見るか少ないと見るか。私は個人的には意外と少ないなと感じています。それくらい各社は設備投資にお金を使っているということですね。

庁舎のとある場所にもありました
ちなみに、本庁舎のとある場所にも某社の中継局?があります。

(投稿者:ちゅん)

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今度は光ポータブル

人気急上昇中の佐藤健くんがCMをしている「NTT光ポータブル」をやっと入手出来ましたのでご報告を。もちろん入手したのは、SIMフリー版のPWR-100F型です。

これ、面白いんです。そして、凄いんです。その内容は次のとおりです。

  • 通信事業者の3G電波を使いインターネットが使える
  • WiFiの親機になるので、6台までのPCが同時に無線LANで使える
  • バッテリーで使える!ヘビーな連続使用でも4時間以上(常時使用でなければ12時間位)
  • NTTのレンタル料がバカ安?なんと月額315円(実売価格約3万円=8年弱分)
  • 社外のSIMカードが使える(今回のb-mobile・u300は、使い放題で月額2千円強、含プロバイダ)
  • これらの機能が一体化されても、胸ポケットに入るくらい超小型

さらに、日本通信のb-mobile SIMはNTTdocomoの回線を使うので人口カバー率100%?で何処でも使える。 纏めると、日本中何処ででもネットが使える超便利TOOLが、月額2,500円弱で手に入ったのです!
早速、NTT光ポータブルを試してみました。ノートPCやiPadを繋いでみましたが問題なしです。出先でも”それなり”に使えそうです。でも、いつものように?上手い話には裏が・・・このSIMカード安いんですけどu300なのです。通信速度がとてもBBとは言い難いのです。ベストエフォートで上下とも300kbps制限が掛かっています。これでは普通?のウェブサイト閲覧や電子メールには支障は無いでしょうが、さすがにYouTubeは当然のように動きません。でも考え方です。ISDNの約5倍も速い回線を安価に何処へでも持ち運べるって凄くないですか!?

なお、NTT光ポータブルには2種類あって、docomoにSIMロックされたPWR-100D型なら月額6,300円の利用料で、最大7.2Mbpsが使えます。これもあくまでベストエフォートです。実測値は、b-mobileで約200kbps、docomo-FOMAは約1.5Mbpsと言ったところでした。参考までに。

PWR-100F & b-mobile SIM
b-mobile SIMは、プリペイドで今回は6ヶ月分を、勿論チャージも可能

(投稿者:92)

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地デジが映りません!夏場は電波が不安定?

ども。
この書き出しがかなり苦しくなってきた担当ちゅんです。「やっほー」とか「イエーイ!」は軽すぎるしなあ…。

先日、NHKの方が来庁され、地上デジタルテレビ放送(地デジ)の難視関係の打ち合わせをしました。すでにアナログ放送停波まであと300日を切っており、完全移行がすぐ目の前、はっきりと見えるところまできました。八雲町内でテレビが見られなくなる人を一人も出さないよう、担当者としては気持ちを引き締めてがんばりたいと思います。

さて、打ち合わせの中では「季節的な電波の強弱」にも話題が及びました。八雲町内にお住まいの方で、特定のチャンネルだけ突然受信できなくなったことはありませんか?この件については後日、情報政策室のページにてがっちりお知らせしたいと思いますが、NHKの方がおっしゃるには「八雲は室蘭から電波を受けているが、特に夏場は電波が不安定になる」とのこと(専門用語ではフェージングと言うらしい)です。実際に電波の計測データも見せていただきましたが、日によって電波が大きく落ち込んでいたことが数値でもはっきり表れていました。今年は夏場に数件、NHKに受信相談の電話もあったとのことです。

「じゃあどうすればいいんだ」という話ですが、改善は単純にはいきません(だから打ち合わせをしていたわけです)。現状では「電波というのはそういうものなんだ」と思って、復旧するのを待つしかないようです。でも、実はこの現象はアナログ放送を受信していた時にも同様に発生していたんだそうです。多少ザラザラしながらでも何とか見ることが出来たので我慢すれば何とかなったということなのでしょう。反面、デジタルはある一定の強度を下回ると全く映らなくなってしまいますから、困りものです。

フェージングは最大でも1日程度で復旧することが多いようです。それ以上の期間映らない場合はアンテナやテレビの故障なども考えられますので、お近くの家電量販店などにご相談されることをお勧めします。

役場からの景色
八雲地域の一般家庭では立派なアンテナが多いです。

(投稿者:ちゅん)

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イー・モバイルが来る!

大ニュースです!!年内にイー・モバイル(EM)も八雲町内で使えるようになるらしい?

昨日、EMの設備関係の方が建設課を訪れました。通信設備の建築に向けて用地等の情報収集だったようです。EMの方が帰った後にこの話を聞いたので、早速、電話させて頂き詳しい情報を仕入れました。

その前に一応イー・モバイル(EM)の説明を簡単にしておきましょう。do○omo・a○・Sof○Ba○k等と同じような通信事業者なのですが、もしもしの電話ではなく、主にPC等の端末用にデータ通信を提供する事業者です。町内にはEMのアンテナ(通信設備)が無いので当然圏外で利用できませんでした。道南のサービスエリアは、函館と森となっています。利用料金は使い放題プランで月額5千円弱となっています。今まで八雲に無かったのが不思議なくらいです。価格の仕組みなど、詳しくはEMウェブサイト http://emobile.jp/ をご覧下さい。

さて、最近は携帯電話会社(特にd社・S社)が、PCに繋いで高速インターネットが利用できるサービスを出してきていますが、EMはデータ通信を主としているので価格的にも有利かなと思われます。しかし、サービスエリアが全国的に見ても都市部に集中しており、今回の八雲町整備もまずは1施設のようです。アンテナを中心に半径1.5Km位が利用可能エリアと言われています。掴んだ情報によると、緑町の○○隊の隊員を一番のターゲットと考えているようで、その近いところにアンテナを建設する方向で関係地主さんと協議中とのことでした。どうやら役場は、十分圏内の1km半径以内に入る場所のようです。あくまで予定と念を押されましたが、今年中のサービス開始を目指していると言っていました。(同社ウェブサイトの12月末開始予定エリアには、今日現在、指定はされていません)当面は、市街地のみですが、今後多くの利用者が得られ、携帯電話のようの町内あちらこちらにニョキニョキとアンテナが建つのを祈るばかりです。でも、上八雲などは、やはり無理なんだろうなぁ。

ちなみに、通信速度は同社最高速の21Mbps型ではなく一般的な7.2Mbps型の設備らしいです。通信事業者を選ぶ選択肢が、我々に沢山増えることは大歓迎ですね。私事ですが、娘が北関東でEMを使っていまして、7.2Mbps契約で確か3~4Mbps程度出ていたと記憶しています。

EMのカタログなど
八雲町内でのサービス開始に向けEM担当者が来ました。

(投稿者:92)

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