それっぽい?アプリケーション

デスクトップ上のショートカットアイコンをWクリックして、アプリケーションを起動させる。PCの世界では至って普通の事である。このアプリケーションを作ってみたい!にわかSEなので”それっぽい”で十分なのですが・・・。

いろいろな部署からの依頼で、便利な小物?を作ることが多々あります。普通は「このショートカットで起動だから」と、目的別に作られた数個のショートカットを渡すことになります。勿論、本体ファイルも渡しますヨ。でも今回は、アプリケーションっぽい窓が開き、その中にあるボタンをクリックすると目的のプログラムが起動する・・・みたいなモノを作りたい。ショートカットじゃなくて。

綺麗な窓と言えば、HyperText Markup Languageです。そう!ホームページを作るときのHTMLファイルです。直ぐに浮かんだ「ボタン」は、ハーパーリンク?これなら私でも作れます。リンク先にxxxxx.exeを指定して・・・。笑い声が聞こえそうです!全くわかっていませんでした!それでも諦めないで調べました・・・見っけ。それは、HTAファイルです。

HTA(HTML Applications)とは、文字通りHTMLで作るアプリケーションらしい。普通のHTMLはブラウザが立ち上がりますが、HTAはフォームで立ち上がり、あたかも素晴らしいアプリケーション?のように見える。Internet Explorerの技術を最大限に利用したアプリケーションをHTAだと作ることが出来るらしい?早速、試行錯誤の開始です。

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<SCRIPT type="text/vbscript" LANGUAGE="VBScript">
Sub calc_OnClick
Set Shell = CreateObject("WScript.Shell")
Shell.Run "%windir%system32calc.exe"
End Sub
</SCRIPT>
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このようなサンプルを見つけては、ソースに書き足して試します。これなら、にわかSEの私でも出来ます。定番のHTMLエディターで骨格を作り、一部ソースを直して保存します。最後に拡張子を、htmlからhtaに変更するだけでOKです。簡単なのに、それっぽいアプリケーションに見えるから不思議です。お試しアレ?

HTMLアプリケーションのHTA
かなり、それっぽいアプリの完成までもう少し?

(投稿者:92)

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携帯電話あてにメールが届かない

ども。
朝起きたら真っ白な道路。いよいよ鍋のおいしい季節ですね、担当ちゅんです。

先日ブログにも書きましたとおり、現在「メール一斉配信システム」の構築に携わっています。
結局、今回利用したソフトウェアは「acmailer」という、サーバー設置型のCGI。メール配信希望・解除を携帯から空メールを送信することで行えたり、配信したメールの不着管理ができたりとなかなか高性能。そして、注目すべきは「フリーライセンス」があること。acmailerへのリンク付の著作権を表示することを条件に、全機能無料(広告一切無し)で使用できます。ありがたや。

FTPでサーバーにファイルをアップロードし、パーミッションを変更。その後、親切なオンラインマニュアルを見ながら、空メール機能を動かすために、メールをパイプ処理。さらに予約投稿機能を動かすため、サーバーのCRONを設定。いつになく作業は順調。
「な~んだ、結構簡単にできちゃったな~」なんて油断していると、やはり落とし穴が。

テストをしてみると、私(docomo)の携帯あてにはちゃんとメールが届くのですが、上司92氏(au)の携帯あてにはいくらメールを送信しても、届かないのです。ですが、92氏から同アドレスにテストメールを送ってもらうと、それはきちんと受信できています。ちなみに、その受信したメールに返信しても、やはり届きませんでした。

色々と原因を探り「もしや…」と思って、サーバーの設定を見返していると、やはり。どうやらメールが届かなかった原因は「なりすまし対策」に引っかかってしまっていたようです。メールのなりすましとは、ここに書き出すと長くなるので大幅に省略しますが、要するに他人のメールアドレスを詐称してメール送信できてしまう、というSMTP通信の仕様によるもの。
なので、近頃は「間違いなく自分のサーバーから送っています」という認証(Sender ID/SPF)がなければメールを受信しない、というサーバーも増えてきました。

さっそく、メールの設定にSPF認証を設定。すると、auあてのメールも無事に送信することができました。普段何気なく使っている電子メールですが、改めて勉強してみるとすごく奥が深いです。ちなみに、この認証が無ければメールを一切受信しないという設定をしているサーバーはまだ多くはないのですが、携帯メールは特に迷惑メール対策が厳しいため、標準で「なりすましメール対策」が有効となっている場合があります。もし、特定のメールが届かないとお悩みの方は、一度携帯側のメール設定でこれが有効になっていないか確認してみると良いと思います。

今回のメール一斉配信システムの構築はこれにて一旦作業完了。現在、クライアント様の動作テスト中となっています。とりあえず、一安心です!

SPF豚
SPFといえば、こっちの方が馴染みが深いですけど。

(投稿者:ちゅん)

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心配ないさ~!

最近見かけなくなった大西ラ○オンの雄叫びである?ITネタとは少し違うかも知れませんが・・・。

個人的にどうしても観たかった「ライオンキング」へ行ってきました。急な思いつきで行動開始!札幌へ向かう路上から、予約開始の10時に携帯から予約を入れました。当日13時の公演を無事GET!意外に簡単に2席取れました。なんだロングラン決定となっていたので「空いているのかな?」と思いながら、開場15分前(12時)に北海道劇団四季劇場に到着しました。

窓口で予約したチケットをすぐに購入し開場を待ちましたが、劇場前には10名前後しか居ません。「やはり空いているのかな?」席に座って、開演を待つこと45分、あれっ!観客席はいつの間にか満席です。9割、いや9割5分以上は埋まっています。驚きました!流石「劇団四季」です。

さて「心配ないさ~!」は1幕の終盤に歌われる「 ハクナ・マタタ(気にするな、の意)」の歌詞の一部だと判明しました。そう、主役であるシンバが子供から青年に成長した際の第一声だったのです。劇団四季の公演を観るのは「キャッツ」以来2度目でしたが、観て良かったです!!感動モノでした!!最近は、簡単に感動するし、涙腺もゆるみがち・・・それは年だから?

私って意外とこの手のモノが好きなのかも知れません。今度は、宝塚を観てみたいです!?そのときは、にわかSEらしくちゃんと?「宝塚劇場webチケット」を利用したいと思います。

北海道劇団四季劇場外観
ライオンキング北海道公演は、来年3月までです。是非ご覧下さい。

(投稿者:92)

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時代の進歩に追いつけるか

ども。
一度疲れると、それがなかなか清算されなくなってきた担当ちゅんです。

こうした仕事についていると、人から「最近出た○○どう思う?」など意見を求められることがあります。少し前までは「それはこういう機能で、こういう感じですよ」と答えられたような気がするのですが、最近、若干周回遅れ気味で、答えられないことが多くなってきました。情報担当としての仕事には特段支障はありませんが、「家電に詳しい兄さん」としての立場が、若干危うくなってきているような気がするのです。

例えば、テレビCMで盛んに放送されている、NTTドコモがスマートフォンで売り出す「Xi(クロッシィ)」などもそのひとつで、友人から「どう思う?」と聞かれましたが、答えることが出来ませんでした。

ちなみに、悔しかったので調べました。
Xiとは、NTTドコモの高速通信サービスのことで、国際的には「Long Term Evolution」と呼ばれる通信規格。世代としては3.9Gに位置づけられ、XiのほかにもモバイルWiMAXなどもこれに属します。
通信速度は下り最大37.5Mbps(屋外)とされ、有線ブロードバンド並みの通信速度を提供するものであるとされています。
2011年7月1日現在で、北海道内の提供エリアは札幌市のみ。2011年度末には人口カバー率25%が見込まれていますが、Xiサービスエリア外では自動的にFOMAハイスピード、さらにFOMAハイスピードのエリア外ではW-CDMAでの通信が可能な端末を提供するもの、だそうです。これが普及すれば、ブロードバンドゼロ地域の解消に向けて大きな進歩といえそうです。

…ふう。どうですかね。一口に「Xiって何?」と言われましても、説明するにはこのくらいのスペースとボリュームが必要なんですよね。そして、何より「自分が持っていないから本気になれない」。コレです。とはいえ、独身時代のような勢いが失われつつある今、次々と家電を買い換えるわけにはいきません。でも、最新技術にすがりついていくために、せめて「新しい物好き」であり続けたいと願うばかりです。

SS
調べてからこれを見ると、ようやく意味がわかります。

(投稿者:ちゅん)

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Fにサイバー攻撃

日本の大手ベンダーであるFのサーバーが、9日PM~10日AMに攻撃を受けた。TVなどのメディアでも報じられたので、ご存じの方も多いと思います。攻撃と行ってもミサイルが飛んできて、火柱が立った訳ではありませんが・・・関心事です。

この攻撃を受けたFのサーバーは、全国の自治体が進める電子申請システム用で、10県約200自治体が「クラウド型」で利用していた。電子申請等のサービスが一時的に停止するなど、明らかに障害が発生したのは、福島、千葉、静岡、福岡などの数県とされている。攻撃の手法は、複数のIPアドレスから同時に、処理しきれないほどの大量アクセスが繰り返される「DoS攻撃」である。田代砲?

気になったのは、クラウド型のサーバーだった事です。自治体が各種電算システムを運用する場合、一般にクラウド型は、単独にサーバーとシステムを構築・運用する場合と比べて、大幅な費用の削減が期待できるとされています。更にクラウド型では、常に最新のウイルス対策がなされるため、自治体単独のシステム運用に比べ、セキュリティーは強いとされています。良いことばかりのように・・・。

Fでは「サーバーの増強やファイアウオールの強化などを検討する。」とコメントしている。確かにDoS攻撃は、防げるかもしれない。それは、攻撃意図を持った信号だけを瞬時に見分けて遮断するなどの対策は、技術的は十分可能とされているからである。ただし、当然のように運用経費にも反映され価格が跳ね上がる。低価格というクラウドの優位性が・・・。運用費の安さなどから自治体(勿論、企業も)自前システムをクラウドに切り替える動きが加速している。私的にもその時流だと思っています。ともあれ情報担当者は「セキュリティと価格のバランスをどう取るのか?」と、言う命題に知恵を絞らなければなりません。

ちなみに、八雲町の電子申請もクラウド版ですが正常に運用されています。ご安心下さい。

攻撃を伝える動画
YouTubeには、すぐにNEWSがUPされていました。

(投稿者:92)

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