ふるさとのお祭りもDX

ども。
私の地元、熊石のお祭りも終わり、まるで夏が終わったかのような気持ちになっている担当ちゅんです。

今年も8月13日から15日にかけて「根崎神社例大祭」という神社のお祭りが開催され、「ヤマ」と呼ばれる大きな山車(だし)を引いて町内を練り歩きました。このお祭り、子どもの頃は意識しませんでしたが、「おじさん」になった私にはなかなかハード。炎天下の中で3日間トータル20km以上を歩くという、まさに体力勝負なお祭りでもあります(まだ足が痛いです…)。

長い歴史と伝統、文化、地域の誇りなどが全て凝縮されたお祭り。年に1度のこの時期に、自分のルーツや郷土愛といったものを確かめているといっても過言ではありません。そういう意味で、「変わらないでほしいもの」「変えてはいけないもの」がたくさんあると思っているのですが、中には「変えざるをえないもの」も。その代表格が「カセットテープ」による音源です。

昔から代々使ってきた笛のお囃子が録音されたカセットテープ。これがもう限界だということで、昨年、私は古いカセットテープの音源をデジタル化するというミッションにチャレンジ。「伸びた音源のまま」デジタル化することに成功したのでした。

カセットテープを救え(2025.08.19)
https://www.town.yakumo.lg.jp/blog/information/index.php/2025/08/19/6033/

この音源をYoutube Musicに取り込んだうえで、iPadアプリでオフライン再生し、ピンジャックからアンプに出力するという方法を取っていました。

そして今年、1年ぶりにiPadの出番となり、充電しながら音源の確認をすることに。ところが、アプリを起動したところ「お使いのOSのバージョンでは利用できません」と。この文字を見た瞬間、全てを悟りました。これまで使っていたiPadは、ヘッドホン用のミニピンジャックが利用できる、かなり前のモデル。でも、動けば何の問題もないし、アンプに音源を出力する意味では最新モデルよりも使い勝手がいいと思っていました。ところが、OSのアップデートが既に終了しており、アプリ側のサポートも終了。音源を再生することすら不可能となりました。

あと数時間後にお祭り本番という中で、お囃子を再生することができないという大トラブル。最悪、自分のスマホで音源を再生することも考えましたが、もし祭りの最中に電話がかかってきたら、スピーカーから着信音が大音量で流れてしまいます。そんなのありえません。絶体絶命のピンチでしたが、ダメ元で「もう一台持っていた古いiPad(初代のiPad Pro)ならどうか?」と思い試したところ、ギリギリサポート対象だったようで、何とかアプリの起動に成功!急ぎ音源を再生してみて、問題ないことを確認し、間一髪、時間に間に合うよう自宅を出発できたのでした。

この出来事を通じて、「デジタルにはデジタルの危うさがある」ということを再認識させられました。「去年まで使えたのだから今年も大丈夫だろう」と安易に考えていたことが失敗の根源です。カセットテープの時代なら、デッキが故障しても別のデッキを用意すれば済みました。しかし今は最新のOSが利用可能なiPadを用意したうえでアプリをインストールし、Youtubeにログインをし、場合によってはUSB-Cからピンジャックへの変換ケーブルまで必要。つまり、何を言いたいかといえば「準備は余裕を持って行いなさい」ということですよね。普段の仕事にも活かせそうな教訓となりました。

お祭りまた一年、頑張ろうという気持ちにもなりました

(投稿者:ちゅん)

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