郵便局でのLAN配線

ども。
今週は体力的に疲れた1週間でした。担当ちゅんです。

熊石地域にある「相沼泊川出張所」が建て替えのため廃止となり、このたびそのエリアにある館平郵便局が役場窓口業務を行うこととなりました。道内にはすでにいくつか事例があるようですが、道南エリアでは初だそうです。昨今はコンビニで各種証明書などの交付が受けられることが一般的になりつつありますが、地方にはコンビニがない地域もたくさんあります。一方で郵便局は全国一円津々浦々に展開されており、このような窓口業務を受託いただけることは住民の利便性確保という点でたいへん画期的なことだと思います。

今回、我々の業務としては、まず郵便局の建物に役場の業務系ネットワークを連れていくこと。これがなければ何も始まりません。今回のケースでは出張所が廃止された代わりに郵便局で業務が行われるので、回線については「移設」での対応、ルータなど機器はそのまま流用が可能でした。さっそく回線工事が行われましたが、すでに郵便局には光回線が引かれていて、「4芯のうち1芯が開いていました」とのことで新たな外線工事は不要。あっという間に開通となりました。

「想像していたよりも簡単に終わったな」と思いましたが、次の瞬間には天を仰ぎました。ONUは無事に稼働しましたが、「機器を配置する場所までのLANケーブルはどうするんだっけ?」と。郵便局員さんに聞くも「???」、通建会社さんに聞くも「聞いてません」。そうですか、そういうことですか。

予定外でしたが、どうやらLAN配線は我々が行うしかないようです。これまで学校を含む公共施設にLANケーブルを引くことはありましたが、まさか郵便局内にケーブルを引くことになるとは思いませんでした。すぐに現調しましたが、ONUの設置個所にはすでにケーブルを通すことができそうな配管があり、さらに天井には複数の点検口あり、床はフリーアクセス。これ以上ない環境に歓喜しながら、1時間ほどで通線を完了させることができました。
この作業を見ていた郵便局員さん「役場の職員ってこんなこともするんですね」。最大の誉め言葉としてありがたく胸にしまいました。

郵便局での仕事中何かに使った後でしょうか、壁には無数の貫通穴が。ありがたく使わせてもらいました。

(投稿者:ちゅん)


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