公用スマホの導入事業が佳境を迎える

ども。
暑すぎた8月もあっという間に過ぎ去っていきます。時の流れの速さに完敗の担当ちゅんです。

これまで情報担当として長くこの部署で働いてきましたが、その中でも最も難しいのではないかと感じている「公用スマートフォンの導入」に関する業務が、まさに佳境を迎えています。何が難しいのかといえば、やはり「一度もやったことがない」という不慣れな点と、「他団体の事例がほとんどない」という点。そういう状況で事業を行おうとすると、例えて言えば草木をかき分けながら山を登っているようなそんな感覚。正しいルートを進んでいるのかどうかもわからない不安さが常に付きまといます。

それでも、ようやくモバイル端末の注文(契約)手続きが完了し、一つの山は越えられた気がしています。ここまで行きつくまで、例えば「スマホは何台必要なのか」といったシンプルな課題から始まり、スマホを管理するためのMDMやらIDaaSやらといったシステムの契約・運用調整、公用スマホの使い方についてのルール制定などなど、検討して決定しなければならないことに追われました。今思っているのは「もし来年度以降に我々と同じような事業にチャレンジする自治体さんがあったら、我々が切り開いた道を歩けるように」と。そのくらい、未知へのチャレンジはキツいです(が、やりがいもあります)。

職場で公用スマホが実際に動き始めるのは10月6日からと日程も決まりました。残された期間はあと1か月と少々といったところですが、まだまだやることは残っています。これは前から感じていることですが、電話ってシンプルな機器なのにどうしてこんなに複雑なんでしょう。一つのことをやろうとしても、複数の事業者さんが連携しないとうまくいきませんし、そういう意味での大変さも多いです。ですが、この事業がうまくいくと、八雲の自治体DXは大きく前進すると確信しています。DXに関しては「手段と目的を間違えるな」と言われますが、スマホの導入についてはまさに「それ自体を目的としてもいいな」と思えるほど、可能性しか感じません。成功に向け、前進あるのみ。頑張ります!

内線番号の一覧職員一人一人に対しての内線番号の付番もなんとか終わりました・・・

(投稿者:ちゅん)


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コメント

  1. 八雲移住者 のコメント:

    最近八雲に引っ越してきた者です。

    公用スマートフォンとは、役場の職員用のスマホでしょうか??

    つい最近までIT会社(ド◯ンゴ)で働いておりましたが、事務員も含め、全職員に社用スマホ(iPhone)が割り当てられてました。

    役場等だと、システムも色々あって職員用のスマホの導入の事例が少ないのでしょうか?

    私はJavaScriptやC言語、R言語を使った仕事をしていたため
    スマホ導入に対して詳しく無いのですが
    他会社の知り合いとかも普通にiPhoneが貸与されており(もちろん必要なシステムが入っている)、周りでは普通でしたので
    社用スマホが行き渡っていないことに驚きました。

    ただ、新しいシステム導入とかはすごく大変だと思います、、
    (前職場の情シスの人たちも管理含めて常に大変そうでした、、)
    しかしながら、職員の方々が絶対楽になると思いますので
    応援しています!

    また、先行している事例やモデルとして、今後評価されるといいですね。

    • ちゅん のコメント:

      八雲移住者様、コメントありがとうございます。
      公用スマートフォンとは、ご推察のとおり役場の職員用スマホです!
      自治体の職場で職員がスマホを貸与されている例はまだまだ少ないです。八雲町では今後計画されている新庁舎への移転でフリーアドレスが計画されていること、また、固定電話を使ったことがない新採用職員が現れたことがきっかけ(実話です)となりました。
      持論として「世間一般で当たり前のことは役場でも当たり前にしていかないとダメだ」という思いもあり、困難な事業ですがチャレンジすることになりました。

      IT会社にお勤めの経験があるとのこと、しかも誰もが知っている事業者とお見受けいたしました。ぜひお時間のある時に一度情報交換しましょう。コーヒーを飲みに来られる感覚でお気軽にお越しください。お待ちしております!

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