公的資金保証金免除繰上償還の実施について

印刷文字を大きくして印刷更新日：2019年2月1日更新

　国は、地方公共団体の財政状況の改善に資することを目的に、過去に政府関係資金から高利率で借り入れした起債（借金）の償還費を軽減するため、借入条件の変更に係る補償金（違約金）を免除し繰上償還を認める制度を、平成19年度から平成21年度にかけて設けました。
　八雲町は、この制度を平成20年度と平成21年度において利用し、財政状況の改善を図ります。具体的には、平成4年度までに借り入れした、一般会計・簡易水道事業特別会計においては年利5％以上、病院事業会計・水道事業会計においては年利6％以上の起債について繰上償還を行い、新たに現在利率の低い起債に借換えます。
　この制度の利用にあたっては、行財政改革の実施による財政状況の健全化が求められており、その計画の策定及び住民への公表が義務づけられています。八雲町は、この計画について平成20年11月28日付で総務大臣・財務大臣から承認をいただきましたので、町民の皆様にお知らせします。
　なお、この計画は国に提出する時点で作成したことなどから、ほかに公表される統計数値及び諸計画の数値等と相違する箇所があります。
　国は、要件を緩和し、平成22年度から平成24年度にかけて新たな制度として引き続き設けました。これにより、水道会計において前回適用とならなかった起債が対象となり、平成22年12月17日付で総務大臣から承認を頂きいましたので、お知らせします。