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酪農・畑作・稲作

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年2月1日更新

酪農

乳牛頭数9千6百頭、生乳生産4万1千トンと道南随一の酪農郷です。酪農としては平均経営面積は小さいですが、経営者の感性に合わせフリーストールや放牧飼育、また乳牛に快適な畜舎改造などさまざまな形態がとられています。近年は徐々に育成と搾乳の部門専業化により経営の効率化が進んでいます。飼料(エサ)は、牧草と栄養価の高いデントコーンを組合せ良質乳生産を行っています。

フリーストール牛舎の画像
フリーストール牛舎
牛が気持ち良く生活できることが“おいしい牛乳”を搾るコツです。

牧草ロールの画像
牧草ロール
生草・乾草・サイレージと様々に組み合わせて年間の飼料を確保し“うし”づくりをします。

デントコーン収穫の画像
デントコーンの収穫
広い畑に響くトラクターの轟音は、酪農地帯ならではの壮大な風景です。

育成牧場

農家が安心して搾乳に専念できるよう農繁期の5月から10月の間、牛が出産をして搾乳ができるようになるまでの育成牛を町営の牧場で放牧飼育しています。170haの草地に700頭の育成牛の放牧風景は北海道ならではです。場所は、八雲市街地から7km、海抜200mに位置し、展望台(畜産資料展示施設)からの眺めは絶景です。

牧場1の画像
放牧牛と牛舎
新鮮な牧草と、のびのびとした放牧は足腰の強い“はたらく牛”づくりをします。

展望台の画像
展望台
市街地から山岳部を見渡す360°のパノラマ。東に駒ヶ岳、西に遊楽部岳、北に八雲市街地・内浦湾の弓状の海岸線・羊蹄山を一望できる壮大な風景はまさしく絶景です。

北海道公共牧場会のホームページはこちらです。<外部リンク>

畑作

酪農の複合作物として取り入れられた馬鈴しょ。現在は種子用(八雲で作られている馬鈴しょは、他の産地の種いもとして利用されている)がほとんどですので、直接食卓に上るのはわずかですが、八雲農業の重要な作物の一つです。畑作は、馬鈴しょを主として露地ネギ、大根、小豆など多様な作物が作られています。
馬鈴しょの収穫は主に手作業ですが、機械化も進んでいます。機械化されても家族総出の作業には変わりありません。

馬鈴薯の花の画像
馬鈴しょの花
可憐な花ですが、冷涼な気候に強く八雲にあった作物として、先人の知恵が偲ばれます。馬鈴しょの花馬鈴しょの収穫風景可憐な花ですが、冷涼な気候に強く八雲にあった作物として、先人の知恵が偲ばれます。

収穫風景の画像
馬鈴しょの収穫風景
馬鈴しょの収穫は主に手作業ですが、機械化も進んでいます。機械化されても家族総出の作業には変わりありません。

稲作

ピーク時には1,000ha以上あった水田も生産調整(減反)の影響で現在では旧八雲町・旧熊石町を合わせ250haほどになりました。平成10年度から“モチ米団地”として全水田にモチ米の「風の子モチ」を作付けしています。白く弾力性のあるモチ米として市場から多くの引き合いがあります。

稲刈りの画像
米の収穫
春から手塩にかけ、黄金色に稔ったもち米を丁寧に刈り取る。