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子宮頸がん予防ワクチンについて

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2022年4月15日更新

子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種を実施いたします

子宮頸がん予防ワクチンとは

 子宮頸がん予防ワクチンとは、ヒトパピローマウイルス(Hpv)感染症を防ぐためのワクチンです。
 過去に子宮頸がん予防ワクチンとの因果関係を否定できない副反応の報告が相次いだため、厚生労働省より接種の積極的な勧奨を控えるよう勧告があり、平成25年6月より八雲町においても積極的な個別勧奨を控えておりました。
 しかし、令和3年11月に行われた厚生労働省の審議会において、ワクチンの安全性について特段の問題がないことが改めて確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ると認められたため、積極的な勧奨の再開が決定され、八雲町においても積極的な個別勧奨を再開する事といたしました。

ヒトパピローマウイルス(Hpv)感染症とは

 ヒトパピローマウイルス(Hpv)感染症とは、性経験のある女性であれば、5割以上の方が生涯で1度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等多くの病気の発生にかかわっています。特に、近年若い女性の子宮頸がんの罹患が増加傾向にあります。

キャッチアップ接種対象者

キャッチアップ接種(※1)の対象となる方

 次の2つを満たす方が、キャッチアップ接種の対象となります。

  ・平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性(※2)
  ・過去に子宮頸がんワクチンの接種を合計3回受けていない(※3)

 ※1 積極的な個別勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保
     する観点から、従来の定期接種の対象年齢を超えていても、接種を実施いたします。
                            (令和4年4月~令和7年3月まで)

 ※2 このほか、平成18・19(2006・2007)年度生まれの方は、従来の定期接種対象の年齢(小学校
     6年生~高校1年生相当)を超えていても令和7年3月末まで接種できます。

 ※3 過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や、
    予防接種済証等でご確認ください。

 

ワクチンの種類について

サーバリックス(2価) 
子宮頸がんの原因となり感染した場合の進行が早いといわれているHpv16型と18型の2つに対して感染予防効果を持つ
〇3回接種(1月の間隔をおいて2回接種後、1回目から6月の間隔をおいて1回接種)

ガーダシル(4価)
Hpv16型と18型に加えて尖圭コンジローマの原因となる6型、11型の4つの型に対して感染予防効果を持つ
〇3回接種(2月の間隔をおいて2回接種後、1回目から6月の間隔をおいて1回接種)

※八雲総合病院では、ガーダシル(4価)を使用します

 

会場および申込方法

接種会場 : 八雲総合病院産婦人科

申込方法 : 希望の日程グループを選び、電話により申し込みください。
申込先   : シルバープラザ健康推進係 (Tel 0137-64-2111) 

持ち物

1.受診券
2.予診票
3.母子健康手帳
4.健康保険証

注意事項

〇町外の医療機関で接種する必要がある場合は必ず事前にご連絡ください。

〇ワクチンはすべての子宮頸がんに予防効果があるわけではありません。
  ワクチンを接種された方も、20歳になったら必ず子宮頸がん検診を受信しましょう。

接種後の副反応について

【比較的軽度な副反応】

発熱、注射部位の痛みや腫れ、注射による痛み・恐怖・興奮などをきっかけとした失神。

【まれにある重い副反応】

これまでに報告のあった重い症状

〇アナフィラキシー(重いアレルギー)
 約96万接種に1回報告

〇ギランバレー症候群(末梢神経の病気)
 約430万接種に1回報告

〇急性散在性脳脊髄炎(脳などの神経の病気)
 約430万接種に1回報告

〇複合性局所疼痛症候群(外傷がきっかけの原因不明の病気)
 約860万接種に1回報告

※厚生労働省ホームページ「HpvワクチンQ&A」より抜粋