名古屋のやっとかめ文化祭で木彫り熊が展示されていました

やっほー!
しげちゃんです。
やっとかめだなも。
…もう明日が12月ってマジですかそうですか…1年終われる気がしませんねぇ…予定に追われてばっかです。

それはさておき、10月28日から11月19日まで名古屋で開催されていた「やっとかめ文化祭」。
その1コンテンツとして、木彫り熊の展示と、講演会が開催されていました。場所は、on readingというギャラリーもある本屋。

柴崎熊

「熊彫」の展示は11月8日から20日までで、通常なら真ん中に展示台があるのですが、講演会のあった12日は客席とかスクリーン設置のため、展示は壁側に。

講演会

このあと、講演席に座ったらもう外に出れないぐらいの満員御礼でした。ありがとうございました。
なお、これらの展示の木彫り熊は、八雲から持って行ったわけではなく、コーディネーターの上原氏が手配した名古屋と東京のコレクターが集めた熊でした。
なかなか見られない柴崎の作品や、スイスの木彫り熊等、様々な作品を見ることができて楽しかったです。

スイスの木彫り熊

一番手前の作品は煙草に関するモノで、灰皿の横についてるボタンを押すと引き出しが出てきてオルゴールが鳴ります。熊の後ろの四角い部分は、マッチ箱を差して、マッチを取り出せるようになってます。すごい。

そしてこの展示に合わせて、資料集というか、本も作りました。

熊彫り

尾張徳川家事務所の香山氏による義親と木彫り熊の関わりについての論考、上原氏と柴崎重行の次男宏明氏・柴崎木彫鑑賞会立ち上げメンバーの1人だった鈴木氏との対談、木彫り熊コレクター2人のコラム、八雲の木彫り熊の写真、ついでに私の八雲の木彫り熊についての概略とかからなる本体と、木彫熊講座で使われていた教本のミニサイズがオマケな、盛り沢山な1冊になりました。

最後に、やっとかめ文化祭の熊彫を作り上げて下さった皆さんに感謝を。
あまり名古屋では知られていない、八雲開拓の話と木彫り熊の話を伝えられて嬉しかったです。

よろしくどうぞー!

 

あ、「やっとかめ」は、「お久しぶり」という意味の方言です。
「だなも」は特に意味のない語尾で、北海道でいう「○○だべ」に対応する…かな。

(投稿者:しげちゃん)


カテゴリー: 郷土資料館 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です