夏の噴火湾を満喫!できるプランを試験中

やふー!しげちゃんです。
今回は、観光情報ブログちっくな内容をご紹介ー。

さて、私は現在、『噴火湾パノラマパークを活用したまちづくり協議会 異業種交流部会』に参加させていただいております。
いきなりなんのこと?って話ですが、今後の話に繋がるのでちょいと説明をば。前にもちょこちょこ話題にしてましたが。
この部会では、八雲ならではのキラリと光る観光資源=「地域のDNA」を再発見して、町を訪れてくれた人々に「地域のDNA」を楽しんでもらって、八雲のファンになってもらおう!ということを考えています。keyは、新しく観光資源を作り出すのではなく、今あるものを活用すること。つまり八雲の人にとっては当たり前のものが内地の人(北海道弁で「道民じゃない人」)にとって魅力あるものだったりするので、それを再発見して着地型観光につなげる、といったもの。
部会は3つのチームに分かれていて、酪農チーム、漁業チーム、街中・歴史・自然チームとなっております。私はお察しの通り、街中歴史自然チーム所属です。以上前書き終わり。

んで今回のメインは、漁業チームのトライアルが、部会メンバー向けに開催されましたので、参加してきたお話。
内容は、「魚釣りをしながらイルカウォッチングと海から眺める八雲の景色を堪能し、そのあと釣った魚を料理店で調理してもらって美味しくいただく」という、夏の噴火湾を満喫するツアーです。

八雲でイルカウォッチングができるとは!町内にあるコタン温泉遺跡という縄文時代の貝塚からはイルカ類の骨がたくさん出土していて昔から生息していましたが、今も簡単に見られるんですね。
しかし、魚釣りに関しては「素人でも絶対釣れる!」がウリとのことですが、イルカについては運がよくないと見られないとのこと。期待を胸に、朝6時過ぎに漁船で出港しました。

釣り船

で、そのままイルカをよく見かけるポイントへ行きましたが、空振り。残念。

次に釣りのポイントへ。場所はざっくりいうと八雲町市街地の沖。八雲漁港や総合病院やその他もろもろが見えました。この辺りは砂地の底が続いているそうで、根がかりの心配もなく釣りが楽しめます。
ポイントついて、糸を垂らして30秒もたたないうちにアタリがきて、ちょっと合わせて引き揚げてみたら

カレイ

はいカレイ入りましたー(あっさり
周りのメンバーも、次から次へと釣り上げていきます。
私は小学校~中学校時代にちょっと鯉とか雷魚とか釣るのにハマってたのと、大学生~院生時代に根室で発掘した後に漁港で晩飯を釣り上げる程度の経験しかなかったんですが、こんなに爆釣したのは初めてです。簡単に一度に2枚釣っちゃったりと、驚きでした。10枚以上はもう数えるのがめんどくさくなってしまったといふ…。

その後、ポイント移動する際に、イルカのウォッチポイント通りがかったら、なんとイルカがいるじゃないですか!

イルカ

カメラを陸に置いてきてしまったのが痛恨の極み。なので、それなりに肉眼で堪能した後は、がんばってガラケーで撮影に挑戦してました。距離あったのによく撮れたわ…。でも色合いとかすごくよろしくないですねー…これはぜひ肉眼で見るべき。船の上で夢中になってイルカを探してしまいました。

釣りのポイントへ着いたら、あぶらこ(アイナメ)やガヤ(エゾメバル)を釣って、漁港へ引き上げ。

箱いっぱい

6人で発砲が満載になるぐらい釣り上げました。

そして陸に上がった後は、釣った魚を料理店に持ち込んで、煮付けや唐揚げや焼き魚にしてもらって舌鼓を打ってきました。

煮付け 唐揚げ

やっぱり自分たちで釣った魚というのがさらにおいしさを引き立てます。

このツアーのキモは、案内してくださるのが噴火湾を知り尽くした漁師さんたちだということでしょう。海が凪いでる時も、荒れた時もここで生きてきた漁師さんたちから船の上で聞いたお話はとても面白かったです。
また、イルカを見ることができるとか、おもしろいほど魚が釣れるポイントがあるとかは、漁師さんたちにとっては当たり前のことでしょう。この当たり前のことにスポットライトを当てていくと、楽しさにつながる。また、町内の料理屋にお願いして釣った魚をすぐ食べることができるというプラスαを加えることで、さらに魅力的になっていく。

この体感ツアーは、これからもどんどんブラッシュアップされて、磨き上げられたものが皆さんに提供されると思います。
漁業チームの皆さん、ありがとうございました!

よろしくどうぞー。

(投稿者:しげちゃん)


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