遊楽部川の自然 旅鳥として渡来するシギ類

遊楽部川の自然 旅鳥として渡来するシギ類
 

 11日の大雨で、遊楽部川下流域の水位は一時4メートルを超えましたが、大事に至らず平常水位に戻りつつあるようで一安心です。これも堤防のおかげでしょうか。

 19世紀中頃、幾度か遊楽部川を渡った松浦武四郎は「幅凡そ50間とも云り、然し沿革すること夥(おびただ)しい。この時は番屋より8・9丁も北へ至りて渡りしより翌の丙牛の秋は番屋の西の方小休所の下にて渡りたり。以前とは大に深くなりて漸(ようやく)緩くなりたり。」と、出水の度に遊楽部川下流域が変化することを述べています。

 このように変化する遊楽部川、四季によって色々な鳥がやってきます。来訪者に自然や歴史を説明する機会がある私にとって、川に来る野鳥のデータ集めは欠かせません。
 休みの日に時間があれば運動を兼ねて、遊楽部流域で草原の中に座り込み、野鳥観察をしています。勿論これはデーター集めです。

セイタカシギの写真

セイタカシギ 旅鳥として渡来すると言われ、「北海道の野鳥」(北海道新聞社発行)には、北海道では非常に珍しいと記載されてる。

ホウロクシギの写真

ホウロクシギ 日本で観察されるシギの仲間では大きい。旅鳥として海岸などにくるとされる。「北海道の野鳥」には数は少ないと記載されている。

(投稿者 ジョー門)


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