一般にカゴメと通称されるセグロカモメなどの群れに単独で現れ、混群になる「シロカモメ」。体は白く、背と翼の上面はうす淡青灰色(グレーに近い色)で、初列風切の先は白い。嘴(くちばし)が黄色で下嘴(かし)の先端部に赤い点があり、足が淡紅色である。冬場には頭部に褐色斑が出る。
最近、関内漁港内の赤灯台や岸壁付近を飛び回り、釣り人などから「真っ白くきれいな、色模様が違うカモメがいる」との情報を得て取材。現地で確認したところ「シロカモメ」で、残念ながら北海道では観察例の多い種類でした。
写真は、1月30日にセグロカモメの群れのなかで背中が白っぽく見える少し大きなカモメを目印に探し、飛び立った「シロカモメ」を撮影したもの。(空戻りはしない)
珍鳥は次回へ期待・・・。 (アワビRUN)