暗闇でのケーブル作成

ども。

本日は丸一日、学校のネットワーク周りの整備のためずっと外勤だった担当ちゅんです。

さて、今日は…、上司のことをここで書いてもいいものかと小一時間ほど悩みましたが、どうしても書きたいので思い切って。

情報政策室では、ネットワーク周りの整備に使用するLANケーブルは、基本的に全て自作しています。長いケーブルをちょうどいい長さで切り、その両端にコネクタを専用のカシメる器具を使って取り付けます。LANケーブルって出来上がりの製品を買うと結構なお値段がしますけど、この方法ですと非常に安上がりですし、なおかつ必要な長さで作ることができるので、いいことだらけです。

ですが、ひとつ問題もあります。LANケーブルというのはコネクタの中に8本のケーブルが収まっています。8本ごとに色が付けられており、AタイプとBタイプという規格に従い、順番に並べる必要があります。

当町のネットワークはBを使用しているため、左側から「白橙、橙、白緑、青、白青、緑、白茶、茶」という並びです。それぞれケーブルはとても細く、そして基本的によじれたペアの状態(ツイストペアといいます)になっているので、手先の器用さが求められて、急いでいるときなどは結構苦労します。

そんな、通常時でも大変なケーブル作成ですが、今日はご覧の写真の通り、暗い場所での制作。この作業に関しては、私の上司であり、このブログのもう一人の執筆者「92」さんの得意分野。

しかし・・・。私は初めて、上司がケーブル作成を素でミスするのを目撃!よく見てみると、白青と白緑が逆になってました。

暗い場所だと緑と青との区別がつきづらかったそうです。

私など、明るい場所でもときどき失敗するので人のことを言える立場にはありませんが、暗闇でのLANケーブル作成を最終的には成功させた「92」さんに、心より敬意を表したいと思います。

私ももっと精進しないと!

ケーブル作成
写真以上に現場はほんと真っ暗でした。

(投稿者:ちゅん)
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使えるウェブサイト・・・その2

 今日は、野田生小と野田生中の校内ネットワークを今までのISDNから先日完成した5GHz帯を使った無線LANへの改修工事に係りっきりでした。今日で外回りが終わり、明日はPC・プリンタ等への設定となります。何とか東野小も含めて終わりたいと思っています。でも、帰ってきたら明日午前中は泊川小でのトラブル対応となりまして、相変わらず二つの海を行ったり来たりの大忙しです。

 さて、以前使える”八雲町マップ”のことを書きましたが、新しいウェブサイトには、まだまだ使える仕組みがあります。今回は、”サイト内検索”機能です。ウェブサイトの右上に「サイト内検索」と書かれた四角い箱(業界用語ではフォームっていいます)があります。ここをクリックして八雲町のホームページ内で探したい、「単語」や「用語」を入力します。そして検索をクリックするとその言葉が含まれているページの一覧が表示されます。沢山出てきて、探しきれない場合は、もう少し詳細に分野を絞る機能もあります。
 検索の種類も ANDとORが使えます。ただし、注意が必要です。漢字(正しくは全角)だと3文字以上、半角英数だと5文字以上でなければ検索できません。
 これって使えます。メニューから調べたいことが上手く見つからない場合も使えますし、議会の議事録なんかも検索できます。膨大な文字(テキスト)から必要な部分を簡単に探せます。と言っておきながら・・・・実際は工夫も必要です。検索結果は、カテゴリー毎にその言葉が含まれているページを紹介するだけです。そのページをクリックして開いた後にその言葉が何処にあるのか探すのが大変です。せめて言葉に色でも付いてくれればいいのに(現在思案中です)。
 そこでホームページ閲覧ソフト(業界ではブラウザって言います。ここではインターネット・エクスプローラー6.0で話をすすめます)の検索機能のあわせて使います。ツールバーから「編集」→「このページの検索」→「検索する文字列」に「単語」や「用語」を入力して「次を検索」をクリックして探します。このクリックを繰り返して目的?の文書を探し出します。

 この合わせ技を使えるようになると、なんだか楽しくなります。でもそれって私だけかな?

使えるサイト内検索
使える”サイト内検索”の機能

(投稿者:92)

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AETのRoss’s Blog まもなく開設

ども。
3連休を東京で過ごし、北海道の冬の厳しさを改めて痛感している担当ちゅんです。

さて、本日はお知らせがございます。

当ウェブサイトには現在「観光情報ブログ」「農家の花嫁・花婿ブログ」「にわかSEは大忙し!」と3つのブログがありますが、近日、もうひとつブログが開設されることとなりました!

その名も「AET Ross’s Blog(仮称)」。

町教育委員会でAET(Assistant English Teather)として勤務しているRossさんによるブログです。Rossさんはオーストラリア出身ですから、もちろん記事は全て英語となります。
本日はブログ開設にあたっての説明と設定のためにRossさんのもとを訪ねました。

が、しかし・・・。私の英語ではどうにもうまく伝わらない。一応英検準2級を持っていますが、そんなちっぽけな誇りは「Mr.Ross」という言葉と共に闇に葬り去られました・・・(ちなみにMr.Cole-Hunterです)。
そんな珍問答をしどろもどろやってましたが、最終的にはなんとか伝わったようです。イージーイングリッシュオッケー?とのこちらからの問いに、「もちろんだ」と言わんばかりの笑顔で答えてくれたRoss。そもそもイージーイングリッシュという言葉自体が存在するのか不安ですが、要するに「簡単な英語で頼むね」と。
ブログのタイトルの案で「コールハンターのモンスターハンターはどう?」とウイットなジョークを飛ばすも、会話にならないので冷たい空気が・・・。
※さらに、RossさんはMacユーザーなので、説明はなおのこと難しかったというおまけつき。MacOSXでWindows7が動く様子には思わず興奮しちゃいました。実は元Macユーザーなもので。

Rossさんは写真のとおり、とても素敵な方です。写真を撮るのが趣味だとおっしゃっていましたので、キレイな写真なんかもアップされるかもしれません。

Ross
ブログはまもなく公開できますので、ご期待ください!by Ross
本日公開です!今後の更新をお楽しみに!by Ross

(投稿者:ちゅん)

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ネットの速度って?

 今日の道新聞朝刊に高速無線LANの記事が載りました。実は、昨年中に取材済みだったので”やっと出た~!”って感じです。
 利用者としてコメントしているKさんはウェブデザイナーで、Uターンして実家のある山崎で仕事をしています。BB回線はお仕事上からも必須で以前より熱望しておりました。ここで気づいた方がいるかも?コメントに「8~10Mbpsで速度が倍増・・・」とあります。えっ!今までもこの半分位は出ていたの??ISDNで???と突っ込まれそうです。実は山崎地区では、2.4GHzの無線LANを有志で設置し花浦からADSLを延ばして使っていたのです。しかし、Kさんは、より高速で安定的な今回の無線LANに乗り換えたと言うことなので、こんなコメントになっているのでした。

通信速度の数字ってそんなに大事でしょうか?

単に通信速度を数字で表示させると、次のようになります。

0.056 アナログモデム
0.064 ISDN
11.000 無線LANのIEEE802.11b
47.000 フレッツ・ADSLモア3
54.000 Air5G や IEEE802.11g
100.000 Bフレッツ光

単位はMbpsですが、数字は理論値(公称)です。

では、この実測値って何で測るのか?

 これって、通信回線速度の測定方法ですね。google等で検索すれば、山のようにその方法が出てきます。専門・技術的に数種類の測定が発表されていますが、測定方法が変われば、同じ回線でも大きな差(何倍もの)が生じると言うことです。要は、目安に過ぎないと言うことです。情報政策室では速度の目安として簡単に使える”gooスピードテスト”と言うウェブサイトをメインにしています。   

次に、測定するPCから何処までを測るのか?

 gooスピードテストでは、gooスピードのWebサイト→ネット回線→測定しているPC間を測ります。なのでネット回線の優劣で速度に表示差が出ます。なのでこれを目安にしています。ただし、あくまで測定は、gooスピードのWebサイトなので、ヤフーやYouTubeへの速度ではありません。
 次の問題です。測定に使っているPCでも大きく差が出ます。以前、自宅の光回線を、数種類のPCを使い、同じgooスピードで測った事があります。測定結果はPCによってバラバラです。ウインドウズ98では、3Mbps位、Meも似たり寄ったりで、XPだと16前後、Vistaだと10位だったと思います。同じXPでも半分の8しかでない物もありました?同じ光回線なので全て同じ値が出るはずですが、実際はこんな物です。要は、測るPCによっても差が大きいって事です。体験的に調子の悪いPCは速度もでないようです。
 それと使った光回線は、勿論契約は100Mbpsです。測定結果は、最高でも5分の1以下です。しかし通信サービスは各社とも「ベストエフォート型」のサービスとされています。ベストエフォート型とは、最大速度および接続性について保証せず、可能な場合にのみ最大限の速度・品質で提供することを前提に、安価に高速なサービスを提供する方法なので、5分の1の速度でも文句は言えないのです。いやなら使うなって事でしょうか?まあ、1Mbps程度あれば問題なくBBが味わえると思います。(ちなみにPCのMTUって値を特定サイトに合わせ高速化する禁じ手もあったはりします)なので、速度の数字は、どのPCで何処までをどんな測定をしたかで、変わるってことです。

 インターネットを何に使うかは個人差がありますが、ちゃんと使えれば数字を気にせず”OK”ではないでしょうか?一説では0.5Mbps以上あればBBと呼ぶとなっていますから。

 最近インターネットが遅いと相談されることがあります。対策(答え)は、大変に難しいって事ですね。まずプロバイダーや通信事業者へ故障の問い合わせをしましょう。出来れば違うPCでも試してみるのも良いでしょう。いろんな人に聞いて、実際に色々試す事が大事です。

役場の測定結果
役場は光(100Mbps)ですが結果はこれ位です。

(投稿者:92)

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衛星BBは1度の狂いが大問題!?

ども。
年末年始から続いていた悪天候もようやく回復し、本日は久しぶりの晴天となりました。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。担当ちゅんです。

昨日、八雲町の上八雲という地区にある大関(だいかん)小学校【MAPはこちら】に設置中の人工衛星を使用したインターネット『IPSTAR』が不調との連絡を受け、現場に行ってきました。

デジタルディバイドの地域に残された最終手段?とも言える衛星BB。現在、日本ではIPSTAR社によるサービスが始まっており、1月中旬からはBBSAT社の衛星を利用したTikiTiki-SATも利用可能となる見込みです。速度はISDNの比ではなく、下り速度で2Mbps程度の速度が得られ、YouTubeなど動画サイトの閲覧も問題ないレベルなんです!

ですが、それが不調なんです。「今朝からつながらなくなった」とのことで現場を確認すると、既にパラボラアンテナの付近まで堆く積もった雪・・・。恐らくは屋根から落ちてきた雪がアンテナを直撃し、角度が微妙にずれてしまった?!でも専用モデムのランプを確認すると衛星からの信号は受信できてるっぽい。上空で何が起こっているのかは知るすべも無く、どうしてつながらないのかまったくの謎!現在はとりあえず様子見です。

電波の発信元が人工衛星ですから、地上でアンテナの角度が1度ずれると衛星から見れば「がっぱり」狂ってしまうということなのでしょうか…。衛星BBの電波はテレビのCS放送などと比べて指向性が狭いのかもしれませんが、積雪地帯にとってこれは死活問題。というか、そもそも屋根の下に設置したこと自体が間違いだったのか??

何事も無かったように無事に復旧することを祈るばかりです。

ipstar

角度が微妙なんです(夏に撮った写真で申し訳ないです)

(投稿者:ちゅん)

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