小さいけど超便利

 このブログを始めてから、携帯電話で写真を撮ることが増えました。現場で気になった事は、一応ブログネタとしてkeepしておくためです。最近の携帯はとても高画質で、私の使っている一般的なヤツでも320万画素となっています。それは2048×1536ピクセルですから、今使っているノートPC画面のちょうど4倍と言うことになります。ちなみに、情報のブログでは「ちゅん」との取り決めで、使う画像は320×240ピクセルのサイズで1枚のみとしています。

 さて、ブログを投稿する時には、携帯から写真データをPCに取り込む必要があります。今時の携帯のメモリー(記憶媒体)は、マイクロSDが主流で、容量も数GBと大容量となっています。そこで私は、マイクロSDを普通版のSD?にアダプタで変換させてから、PCのSDスロットに入れて取り込んでいましたが、この変換アダプタが時々行方不明になり大騒ぎをします。単に保管が悪いだけなのですが・・・。他に、メールに添付してPCに送るって手もあったりはしますが。

 そこで今回入手したのは、マイクロSDをUSBで直接使うためのアダプタです。超小型で、価格もワンコインでおつりがきます。余っているマイクロSDを刺しておくと、普通にUSBメモリーとしても使えます。PCにSDスロットが付いている必要もありません。USBの口金さえあればどんなPCでも使えます。最大の欠点は、小さすぎる事?ですが、ストラップ用の紐も標準で添付されているので、携帯にでも付ければ紛失する心配もありません。

 携帯電話をカメラとして本気で使っている方には、これって意外に便利だと思います。

超小型USB変換アダプタとマイクロSD
超便利なマイクロSDのUSB変換アダプタ

 余談ですが、上村愛子には「ソチ」まで頑張ってもらいたいと熱望する私です。

(投稿者:92)

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得意不得意

ども。
めずらしくブログネタが無く、かなり悩んだ担当ちゅんです。

本日は職員の紹介がてら、小話を。
「SE」と言われると、ついパソコンのことは何でもこなせるような気になってしいますが、実際、パソコンの業務にも色々あって、得意な分野と不得意な分野があります。それでも現場では否応なしに対応しなければ仕事にならないので「私はこれは苦手なのでパス」ということにはなりませんが、やっぱり不得意な分野の仕事だと非常に手間取ります。

当室は3名体制で、私と交互に記事を投稿している上司の92氏と、まだこのブログでは登場していない品主任(仮称)という構成ですが、これまた偶然にも得意分野がはっきりと分かれていて面白いです。私の目から見て勝手に得意分野を書き出すとこのような感じです。

92氏:ハードウェア、ネットワーク
ちゅん:ウェブ
品主任:PCなど先端テクノロジに対する知識

ちゃんと住み分けされています。例えば「ノートPCのバックライトが切れた」という連絡があれば、ハードウェア保守の名人である92氏が担当、「ウェブサイトでレイアウトが崩れた」という連絡があれば私、「これはどんなアプリを使えばいいんだろう」となれば品主任といった具合。どんな仕事でもそうですが、やはりチームワークは大切です。

実際、私はハードウェアについてはちょこっとかじった程度の知識しか持ち合わせておらず、この職場に赴任して最初の仕事「とりあえずそのノートPCからハードディスクを取り出せ」には面食らいました。「これってどこのネジを外せばいいんですか?」といった具合。一方のウェブサイトなら専用の作成ソフトが無くても、極端な話Windowsのメモ帳とFTPソフトだけあればバッチリ「タグ打ち」だけで構築できるのです。こうして自分には無い知識を吸収していける点で、この業務は楽しいです。でも、基本的にはパソコンや先端技術に振れるのが好きでなければちょっと、いや、かなり厳しい仕事だろうなと思います。なにせ「にわかSE」ですからね。

PC
PCのリカバリは全員共通のお仕事です

(投稿者:ちゅん)
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いつの間にか繋がってる

 今日も朝からネットがつながらないコールです。

 市街地から離れた学校でADSLを利用しているのですが、学校全体がネットにつながらないようです。詳しい先生に、お約束の手順で指示を出して見てもらいます。いつもこんな調子です。

  • ADSLモデムのADSLというランプはちゃんと点灯していますか?
  • ADSLモデムとルーターを再起動して下さい。
  • これでも駄目なら、固定IPのパソコンからルーターまでpingを打ってもらいます。(コマンド プロンプトの出し方から懇切丁寧に説明します)

 この辺までやると、何となく対応策が分かってきます。

 さて、今回は機器の再起動でも直りません。なんとpingも通りません。ルータは再起動させているので・・・不良かな??ここで出動が決定、ただちに現場へ直行です。現場で分かったこと、ルーターのポートにパソコンを繋ぐと正常にネットにつながるようです。あれ、じゃあ何?結局答えは途中のHUBがフリーズしていました。(やはり、マイナーな?ヤツは不安ですね)HUBの再起動、これだけで直りました。でも、原因が不明なので一応経過観察をお願いして任務終了です。外勤に出たついでに、熊石地区の学校へ先日設定したNASを設置しに行くことに急遽決定です。車中から携帯でアポを取って、役場でブツを積み込みGO!GO!GO!

 携帯で仕事の打合せをしながら峠越えです。「d」で始まる通信会社の携帯は、おぼこ荘入り口と雲石峠にもアンテナがあるので良いのですが、私の「a」で始まるヤツは暫く圏外となってしまいます。ところがっ!今日は、おぼこ荘入り口で携帯がぶるぶるするではありませんか。ついに壊れたかと思いきや、アンテナバリ3です。峠頂上まで全く使えるではありませんか!帰ってきてから調べました。「a」で始まる通信会社のサービスエリア拡大・品質向上|北海道エリア|を見ると「渡島支庁」にそんな情報はありません。もしかしてと思い「檜山支庁」を見るとありました。八雲町雲石峠周辺2月からエリア拡大ってなっています。アンテナバリ3も納得です。いつの間にか繋がってました。でもどうして「檜山支庁」なんでしょう??疑問です。
 携帯を使った感じでは、八雲側から雲石峠頂上まで問題無く使えます。日本海側に下ると見市温泉までは、やはり圏外のままのようです。

雲石峠ライブカメラ画像
「a」社の携帯もつながる雲石峠

(投稿者:92)

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長いファイル名にはご注意を

ども。
車で雪山に突っ込み、冬道の運転にすっかり自信をなくした担当ちゅんです。

さて、昨日は上司92氏が「NAS」を「茄子」などと、寒いおやじギャクを飛ばし、気分を害された読者の皆様には深くお詫び申し上げます。

本日はその茄子、いやNASに既存の共有データを移行させるため、一日中学校周りをしていました。
データの移行については難しいことは何もなく、まず最初に既存データの共有を解除し、NASをネットワークに接続し、IPアドレスでNASの共有フォルダを呼び出して、Windowsのエクスプローラー上から普通に全てのファイルをコピーするだけ。学校により共有ファイルの量に違いはありますが、概ね2~3時間で終了できます。

ただし、それは問題が発生しなかった場合。もし途中で何らかの問題が発生すると、Windowsのコピーは「○○のファイルをコピーできませんでした」という何とも素っ気無いエラーメッセージとともに、それ以降のコピーを「中止」してしまいます。Windowsのコピー機能にはエラーが発生した場合、それを「スキップ」する機能がありませんし、さらに「新しければ上書き」するという機能も、また、前回終了した場所からコピーを始める「レジューム」という機能も持っていません。実にイライラしますが、仕方ありません。

さらに、「何らかの問題」の多くを占めているのが「ファイル名の文字制限」に引っかかったファイルが原因であることもイライラをつのらせます。

OSがWindows NT/2000系(XP、7を含む)の場合、使用できるファイル名の制限が255「文字」であるのに対して、NASに使用されているLINUXは制限が255「バイト」となります。半角英数のアルファベットだけで名前をつければ255文字使用できますが、日本語でファイル名をつけた場合、1文字は2バイトなので、127文字までしか使用できません。

「128文字以上もあるファイル名を使うことが常識としてあり得ない」

はい、私もこの仕事をするまではそう思っていました。
しかし、現実にそうしたファイルが存在し、それが原因でそれまでの数時間が水の泡になってしまう瞬間を、どうか想像してみてください。腰から力が抜けますよ。

「○○作成、○○修正、○○○○さん宛に送付、○月○日○○会議資料として添付・・・・.doc」なんて名前のWordファイル、あなたのハードディスクにもありませんか?ファイル名はなるべく「簡潔」にお願いします!

長いファイル名
上図のファイル名をご参照ください。

(投稿者:ちゅん)

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茄子も大変お安くなりました

 町内の小中学校で使う茄子NASを設定しました。

 職員室で先生方が、共有して使うファイルサーバーとして、NAS(ナス:Network Attached Storage)を事前に設定する事となり、その作業を17台ばかりしました。
 NASとは、ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバー専用機のことです。ネットワーク上の他のパソコンからは、共有ディスクとして利用出来るので大変便利です。構築が難解で面倒なファイルシステムやネットワーク通信機能を最初から内蔵しており簡単設定でおすすめです。高級機と呼ばれるNASになると、複数のHDDを備え、RAIDと呼ばれる機能や電源ONのままディスク交換が可能なホットスワップという機能を持ったものもあります。
 今回のブツはPC界ではメジャーな?B社製のNASです。なんと!1TB(1テラバイト=1000GB)という大容量のHDDが2個内蔵されています。今回は2個のHDD両方に同じ内容を保存し、万一の片方のHDDが故障してもデータは守られるRAID1(レイド1:ミラーリング)と言われる使い方をします。この製品の出荷時標準仕様では、2個のHDDが一纏めされ2TBが使えるという、ちょっと危ない?仕様となっています。そこで学校用としては、事前に設定変更が必要になるわけです。なんとこの作業が1台に3~4時間もかかるという笑えない作業なのです。なので一度に8台を作業し時間短縮を図ります。と言っても付属の専用ソフトで、既存のRAIDアレーを一度壊し、今度はRAID1で再構築します。次に、新しい共有フォルダを作り、最後にワークグループとIPアドレスを書き換えます。これで、私の作業は終了です。この後、NASは延々と数時間かけて2個のHDDの同期を取ります。この同期作業は後で学校でやっても良いのですが、作業中は読み書きの速度が低下するので、学校への設置前に完了しておく事にしたのです。

 1TBなんて大容量は、ひと昔前には考えられなかったサイズです。価格もつい数年前まではン万円もしたものです。RAID機能だって高級なサーバーにしか使われなかった高等技術でした。でも今は、簡単に手にはいっちゃう時代なんですね~。

 さて問題です。1校に1TB!いったい何を入れるんでしょう~か?

NASの設定
庁内某所で行われたNASの設定風景

(投稿者:92)

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