データを保管する大変さ

ども。
久々に一日中デスクワークをして、頭の中がずしっとしている担当ちゅんです。

先日、上司92氏も当ブログに書いていたように、現在当室では来年度に向けていくつかの仕事の段取りを始めています。今日は、ファイルサーバーの更新について書きたいと思います。

情報処理の世界において、一番大切なものは何でしょうか?確かに、高価なサーバーやPCといった機器類は、物理的にこれが壊れると業務になりませんから大切と言えます。しかし、私が思う最重要なもの、それは職員の皆さんが作成した「データ」なのです。極端な話、機器類は壊れてもお金を支払えば修理できますし、新規に購入することだってできます。でも、データだけはお金を払っても戻ってきません。消えてしまったらそれでおしまい、お金で買えないもの「プライスレス」なのです。

それに加えて、当町では職員共有で利用するファイルサーバーを設置しているので、データは基本的にPC内に残さないようにとの取り決めをしています。ということは「皆さんからお預かりしたデータは、当室が責任を持って管理します」ということになるわけで、これは非常に責任重大なことなんです。万が一のことがあったら「ごめんなさい」では済まされないでしょう。

前置きが長くなりましたが、来年度は熊石総合支所に設置しているファイルサーバーの更新を予定しています。導入から数年が経過し、容量も不足ぎみなのです。ファイルサーバーと言っても種類は様々で、一番簡単な方法は、適当な端末をネットワークに参加させて内蔵ハードディスクを共有することだったりします。でも、これだと端末が故障した場合データは全て失われてしまいます。それではどうするか?…となると、アレもコレも必要となり、最終的には数字のケタがひとつ違うくらいの金額になってしまうのです。

ちなみに、この分野は「防災」と似ています。「備えあれば憂い無し」とは言いますが、お金をかけようと思うといくらでもかけられる分野です。結局は、安全性とコストのバランスが大切だということですね。

NAS
ちなみに、小型でもRAIDで2TBのNASもあります。おすすめ。

(投稿者:ちゅん)

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これも残暑だから?

先日からおかしな故障が発生しています。それが全く同じ症状なのです。

その故障は、同型のN社ノートPCで電源スイッチを入れたとたん”ピーッ!ピーッ!ピーッ!”と大きなエラー音を発するのです。よくよく調べると、キーボードの「N」キーが押しっぱなしになっています。この症状が、何とここ数日に3件も続発です。

このノートPCは、キーボード不良が多いと薄々気づいていましたが、今回はやっぱり異常です。おかげで、手持ちの修理・保守用のキーボードの在庫も切れてしまいました。この場合は、取りあえず部品が来るまでは、外付けのUSBキーボードを付けて使ってもらうことになります。しかし腑に落ちない症状なのでN社系の保守サービス会社へ故障品を送り、一応調査をしてもらうことにしました。製造ロットに粗悪品が・・・なんて事も考えられますから、情報政策室ではこういう場合、メーカーへの情報提供の意味合いからも連絡をとり故障した部品を送っています。

これも残暑だからでしょうか?でも、全部「N」キーの不良なので、やっぱり製品不良では・・・と疑っているのは私だけ?

故障が続くキーボード
どうして「N」キーだけが故障するのか?

(投稿者:92)

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150MBもあるWordファイルが3MBに!?

ども。
暑い暑いと言えども、寒いよりは全然マシだなと思っている夏男の担当ちゅんです。

さて、技術の進歩とはすごいもので、最近では2000万画素を超えるデジタルカメラが出回るようになってきました。携帯電話についているカメラでさえ1000万画素を超えるなど、とんでもない時代になったものだと思います(だからといって、写真の画質と画素数は単純にイコールではない、という話はここでは割愛しておきます)。

ですが、カメラが高性能になることで、ちょっとした問題も発生します。例えば、カメラ本体の設定で「最高画質(ファイン)」を選択して写真をとった場合、確かに画像サイズが大きくて画質も綺麗なのですが、反面、ファイルサイズが大きくなるので、文書に挿入する際などは縮小しないと使い勝手が悪くなってしまいます。

本日、とある部署で作成されたWordファイルをPDFに変換する仕事を請け負い、作業をしておりました。しかし、確認してみると、なんとWordファイル1つの容量が150MBを超えているではありませんか!調査してみると、書類は4ページもので、10枚弱の写真が貼り付けられています。見かけ上は縮小されていますが、この画像、元データは「3872ピクセル×2592ピクセル」もある巨大な「1000万画素」の未加工のファイルだったのです。これ1枚で10MBほどの容量がありますから、なるほど150MBにもなってしまう訳です。

そこで、本日はテクニックをひとつ。
こうした写真をWordで使う場合、大原則は最初から画像編集ソフトで適正サイズまで縮小したうえで使うこと。これはある意味、常識です。
ですが、実はWordには便利な機能が搭載されており、保存するときに画像サイズを圧縮したり、トリミングした余分な部分をカットしたりするオプションがあるのです。
保存したい文書で「名前を付けて保存」、そこで保存を押す前に「ツールボタン」から「図の圧縮」を選択します。この設定の中に、圧縮オプションとしてトリミング部分の削除や、出力するサイズ(ppi)の変更があります。

試しに、例の150MB超ファイルをこのオプションで「電子メール用」にして保存しなおしてみました。すると、なんということでしょう!ファイルサイズは3MBになってしまいました!たったのこれだけで、メール添付もギリギリセーフなラインにまでファイルサイズを圧縮できるのです。

大原則は事前の画像編集ではありますが、既に作成済みでサイズが大きすぎるWordファイルがある場合、この方法で保存しなおすのがたいへん有効です。

そもそも、カメラの設定で「最高画質」という言葉に踊らされることなく、用途によっては640*480くらいのサイズで写真を撮っておけば、その後の加工も楽なんですけどね。PCには詳しくないという人に限って、どういうわけか「最高画質」で写真を撮る傾向が強いように思います。まあ、気持ちは分かりますが。

圧縮の設定
よく意味が分からなくても、おまじないとしてこの作業をしてみてください。

(投稿者:ちゅん)

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もう来年の準備

今年度も5ヶ月が経過しようとしています。それってまだ半年も済んでいないってことですよね。しかし役所のお仕事的には来年度(年度は4月から始まります)の準備がそろそろ始まります。情報政策室でも、来年度に向けていくつかの仕事の段取りを始めています。

その中で、来年秋には消防本部が、今の本町から自動車学校近くの内浦町に庁舎を移転します。意外に、これは役場のネットワーク的には大きな事件だったりします。それは、消防本部の高い望楼を利用しアンテナを付け、近くのくるみ保育園と車両センターとの通信を確保しているからです。

町ではこのように、経常経費の削減のため、いくつかの施設を屋外型の無線LANで接続しています。これらの無線機器等は平成13年度に整備しましたが、2.4GHz帯を利用しスループットも実測で0.7Mbps程度で今となってはBBとは言いがたいものになってしまいました。また、通信事業者の通信サービスも導入当時と大きく様変わりし、光回線やADSLが広範囲で利用できるようになって来ました。なので、無線から有線に町のネットワークもシフトさせていますが、経費的に計算すると、どうしても無線LANの方が安価な場合もあります。

そこで新年度の消防庁舎移転に併せて屋外型の無線LANを更新する計画を立てています。親局を新しい消防庁舎にするか役場へ変更するかは、現地調査が必要となりますが、今時の無線装置の性能も大きく向上しています。反して価格は、何と!当時の1/10程度に下がっています。スループットも2~3Mbps位は出るだろうし・・・などと、捕らぬ狸の皮算用の日々となっています。

役場屋上のアンテナ群
役場屋上にも屋外用無線LANのアンテナが2本上がっています。

(投稿者:92)

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機械も夏バテ?トラブル相次ぐ

ども。
今一番したいことは?と聞かれたら、迷わず「アラームをかけずに寝る」と答える担当ちゅんです。

本日はトラブルDayでした。
次から次へと保守依頼の電話が鳴り、私の一日のスケジュール的には非常に多忙でありました。

デスクの上では一日中、PCのリカバリとバックアップ復旧を行いつつ、その合間合間で、例えば「キーボードが壊れました」「プリントサーバーが壊れました」といった保守作業を行います。PCをリカバリしたことのある方はお分かりになると思いますが、手順はそんなに難しくない反面、とにかく時間がかかりますよね。何をするにもインジケーターと残り時間が表示され、それをただ黙って眺めている格好。ですが、当室ではそれを行いながら他の仕事をすることがもはや通常のこととなっています。なので、複雑な案件に向かう前には、時間のかかりそうな「デフラグ」ですとか「Windowsアップデート」なんかを実行しておくと時間を有効利用できます(トイレに経つ前には軽めのアプリケーションのインストールがおすすめ)。

それにしても、今日はとても湿度が高く、蒸し暑い一日でした。こんな日に限って、どういう訳か機械は故障してくれます。私の額からは一日中汗が引くことなく、そんな状況でPCをバラしていて汗がポタっと基盤に落ちたらどうするんでしょうね。
先日、上司92氏も書いていましたが、とにかく当室のあるフロアの暑さは異常です。機器類から発せられる熱と、間取りの関係で風が入りづらい構造で、残暑厳しい季節を迎えています。機械同様、この蒸し暑さは人間も故障するレベルです。

煩雑な職場
これだけの台数のPCに囲まれていたら、暑いのも無理ないか…。

(投稿者:ちゅん)

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