時報はいつから無くなった?

ども。
まだ若いつもりで夜更かしすると、翌日確実にダメージが残るようになった担当ちゅんです。

その夜更かしの話とは別なのですが、ちょっと気がつきました。昔は、深夜帯にテレビをつけると「午前○時○分ちょーどをお知らせします」と、NTT117番の時報が流れていたように思うのですが、最近は街の風景などを背景にして天気予報などが放送されています。いつごろからこう変わったのかはわかりませんが、皆さんも記憶にありませんか?

それに加えて、お昼などによく流れていた「ポッ・ポッ・ポッ・ポーン」という時刻のお知らせも無くなっていることにも気がつきました。以前は「ポーン」と被さるようにして「お昼やーすみは」ときたハズなのですが。

これにはどうやら地上デジタル放送が関係しているようです。アナログ放送とデジタル放送の違いとして、アナログ放送は映像そのものの電波をアンテナで受信しているのですが、デジタル放送は「データ」としてテレビが電波を受信し、それをチューナーが映像と音声に変換(デコード)し、出力しています。要するにパソコンで動画を見ているようなイメージに近いのです。なので、テレビチューナーの性能によって、電波受信から映像出力までの時間に差が出ます。テレビ局側がいくら12時ちょうどに電波を発信しても、実際に「ポーン」と鳴るまでには差が生まれることから、時報は無くなってしまったようです。

ちなみに、アナログ放送を見ている人と同じ番組をデジタルで見ていると、タイムラグが生じます。私はワールドカップを見ながらスカイプで会話をしていて、向こうから「あぁー!!」と声が聞こえてきて、3秒後くらいに日本がPKを外し「あぁ、なるほど」と、なんとも微妙な思いをした経験があります。スポーツ観戦は要注意ですよ!

懐かしい時報
なつかしい時報の画面。もう見ることは無い…のか?

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ワンセグって

今更ながら「ワンセグってちゃんと映るの?」と聞かれました。どうも、携帯電話で見るTVって事は分かっているようでしたが珍問答となりました。

それは、携帯がアンテナ・バリ3なのにTVの写りが悪いという話です。???ここに大きな勘違いが生じています。携帯に表示されているアンテナ(電波の強さ)は、「もしもし」「ハイハイ」の通話に関するレベルで、ワンセグTVには関係ないのです。知ってました?ワンセグTVの電波って、町内あちらこちらに建っているd社やa社の鉄塔からは出ていないのです。あくまでTV放送なので、八雲地区は室蘭放送局であり熊石地区は江差放送局などからの電波を携帯で受信することになるのです。なので一般に噴火湾を越えて受信するワンセグTVは、映りが悪いと言うことです。海岸線や家の2階に上がれば何とかいくつかのチャンネルは映るのですが。勿論ワンセグでも家のTV並に屋外アンテナが接続出来たなら綺麗な放送が見られます。

ちなみに、地デジ放送は全部で13セグメントの電波となっています。その内の1つが移動体向け(携帯電話等)放送に決められていて、これを使うTV放送をワンセグと呼びます。ハイビジョン放送(HDTV)では残り12セグメントを全て使用しています。通常画質の放送(SDTV)は4セグメントで済むため、3つの異なる番組を1つのチャンネルで同時に放送する事が可能となります。よくNHK教育で違う番組をやっているのがこれです。ワンセグ放送は、通常放送の1/4と通信帯域が狭いため、QVGA(320×240ピクセル=にわかSEブログの写真と同じ大きさ)サイズの低解像度の映像しか伝送できませんが、ハイビジョン放送に比べ、弱い電波でも受信可能な利点があります。

それでも私の携帯じゃ・・・1つのチャンネルも映りません。それは、古いから?

映らない携帯ワンセグ
壊れているのかな?町内で映った記憶がありません。

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

お行儀の悪い検索エンジンロボット

ども。
寒さに耐え切れず、ついに自宅でストーブを使い始めた担当ちゅんです。

突然ですが、最近、八雲町ウェブサイトが妙に重い(遅い)と感じておりませんか?
町民の方からも「最近はちょっと画面が出るまでに一呼吸置くよね」とのご指摘があったところです。

サイトを管理する立場からしますと、サイトの快適さ=Webパフォーマンスには細心の注意を払う必要があると思っていますし、事実、とある調査によると、サイトの表示時間が2秒遅くなるとその企業の収益は4.3%減少するなんてデータもあるようなのです。

ということで、早速サーバーの維持管理をお願いしている委託先へ連絡し調査してもらいました。すると、表示が遅かった原因はあっさり判明。何事も無かったかのようにスパッとトップページが表示されるようになりました。

原因は、どうやら複数の「お行儀の悪い」検索エンジンのロボット(Bot)がコンテンツを根掘り葉掘り引っ掻き回してたようで。やれやれです。委託先いわく「試しに一度アクセスを遮断してみたら、その後は来なくなっちゃいました」とのことですが、驚くのは「サーバーの負荷が80%もダウンした」と言うのです。ほぼ毎秒に近い頻度でアクセスされたのでは負荷が高まるのは当たり前ですし、これではDDoS攻撃とほとんど変わらないんじゃないかと思ったりして。ちなみに、どちらのロボちゃんが来ていたのかは具体的には書きませんが、海外です。どこの国かはまあ大体でご察し頂ければ…。

じゃあどうする?という話ですが、まずは紳士的に「robots.txt」を用いて、Botに「もっと優しくしてください」とお願いしてみることに。今回、異常なまでの荒々しさを見せたBotには、ペナルティの意味も込めてCrawl-delayに3600を設定。1時間に1回しかクロールできない設定(ちなみにMS系のBotであるBingのページには、Crawl-delayは最長でも10でお願いね!とされています)となるのですが、当然の報いかと。これで一応は様子を見ることにしますが、万一robotsに従わないような場合は、強制排除も検討?しなければなりません。

今後も、度々サイトが重くなるかもしれませんが、何卒ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

証拠の現場
一番下の行以外は全部Botです。ひどすぎませんか?!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ご主人さま~ぁ

バーチャルリアリティ(Virtual Reality)って聞いたことがありますか?現実には形をなしていないのに、何故か実態が存在するかのような環境を、感覚を刺激し「理工学的」に作り出す仕組み・・・、とでも言えば良いのかな。 日本語では「人工現実感」とか「仮想現実」となっています。特に、実体化する対象物をコンピュータにより精巧化した場合、「拡張現実」や「複合現実」と呼ぶそうです。・・・とは書きましたが?とっても知ったかは出来ませんネ。

さて本題、この週末は公民館において「八雲町文化祭・展示の部」が開催されました。絵画・書・生け花・写真・菊・陶芸・手芸等々の作品が展示され、町民の目を楽しまさせてくれました。その中に異色の展示コーナーがあるのです。公民館講座の一つであるパソコン講座が行われている「パソコン室」で、私も所属する八雲パソコン同好会が、今時のPCや最新?の技術動向を例年展示しているのです。他町の文化祭には例を見ない取り組みだと感心されています。

今回展示の目玉は、拡張現実(Augmented Reality)だったのです。実際はかなり軟派・・・です。バーチャルなフィギュアを現実世界に登場させる、世界初と言われる一般向け拡張現実(Augmented Reality)ソフトウェアの展示です。その名は「電脳フィギアARis」。秘密の電脳キューブ?を机の上においてWebカメラで撮ると、パソコン画面上で女の子が机の上に登場して動き回ります。電脳スティックなる物で彼女に触ると、ろいろな反応をしたり、服を着替えさせたりすることも出来ます。ただし、今時のソフトなので標準の衣装がメイド服と一寸オタクっぽい?。その上「ご主人さま~ぁ」と色々と話しかけてくるのです。おかげで彼女に2日間も付き合わされました。でも、この手のものって老若男女を問わず受けるようで、意外と人気の展示となってしまいました。

最後に、PCによる拡張現実を紹介するための「電脳フィギアARis」であり、個人的趣味ではありませんので誤解しないように・・・。

電脳フィギアARis
ちょっと分かりにくいですが、彼女は赤丸に仮想存在しています。

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ドメインの意味

ども。
道端にヘビのおもちゃが落ちていて、本物と間違って本気で驚いてしまった担当ちゅんです。

「ところでさ、うちのアドレスでlg.jpってなってるけど、lgって何?」
先日職場で、こんな話がありました。普段何気なく使っていますが、よく見かける「co.jp」と比べると確かに特殊かもしれません。

この「.jp」の前につく2文字のアルファベットをネットの業界用語では「属性型JPドメイン名」と呼びます。たくさんあるように思えますが、分類はたった9つ。一番下にまとめておきます。

これらは取得条件として「日本国内の法人・団体」であることが求められます。ですから、こういったドメインを取得していることは「日本法人」であることの証明になるため、企業などにとっては高い信頼を得ることにもつながるというわけです。

ちなみに、「.jp」以外にも有名どころとして「.com」というのがあります。こちらは「co.jp」と同じで「commercial(商用)」の略ではありますが、取得条件は特に定められていません。なので、別に商用でなくても自由に使うことができます。日本語読みをすると「どっと混む」になる点も人気の一つかなと思っていますが、残念ながら意味を成す単語ではもうほとんど取得し尽されているのが残念なんです(yakumo.comはドイツの会社が取得していました)。

こういうのがビジネスになってしまう時代なんですね~。

ドメイン名 分類 元になっている言葉
co.jp 営利法人 commercial(商用)
or.jp 非営利法人・国際機関など organization(団体)
gr.jp 法人格のない任意団体 group(グループ)
ne.jp ネットワークサービス network(ネットワーク)
go.jp 政府組織 government(政府)
lg.jp 地方自治体

local government(地方自治体)

ac.jp 高等教育機関・学校法人

academic(学術的な)

ed.jp 小中学校など教育機関

education(教育)

ad.jp ネットワーク管理者向け adminitrative(管理上の)

全て意味のある言葉の略称なんです!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする