プリンタドライバ導入の裏技?

ども。
激務が続いていて左腕が故障した担当ちゅんです。

本日は知っていれば役に立つかもしれない同業者向けの小技をひとつ。PCのキッティングをするとき、プリンタドライバをあらかじめインストールしておきたいという場面があると思います。そういうときには、プリンタのメーカーサイトにアクセスして対象のドライバーをダウンロードし、インストールという流れになります。多くのドライバーは自己解凍形式のexeファイルとなっており、ダブルクリックして実行すると自動的にセットアップが始まります。

そのセットアップ工程のなかで、ドライバーによっては「プリンタの電源を入れてケーブルを接続してください」という親切な機能が搭載されていることがあります。
通常であれば便利なのですが、我々のような業務を行う場合、必ずしもそばにプリンターがある環境とは限りません。こうしたときには「検索中止」であるとか「キャンセル」といった方法によりこの自動認識を回避するのですが、ドライバーによっては「キャンセル=インストール中止」となってしまい(つまり回避できない)、困ってしまいます。

であれば、通常のセットアップではなく、「デバイスとプリンター」からINFファイルにより手動でプリンターを追加すればよいのですが、メーカーからダウンロードしたドライバーは自己解凍形式のexeで、ダブルクリックするとよくわからない場所の一時フォルダーが指定されてしまいます。しかも、解凍は一瞬で終わるので、その一時フォルダーがどこにあるのかダイアログで確認できず、中に入っていると思われるINFを取り出すことができません。

そこで、ここからが小技です。大手プリンターメーカーの「E社」「C社」のドライバーは、ダウンロードするとexeファイルなのですが、この拡張子を手入力で無理やりzipに変更してやります。Windowsは「拡張子を変更すると動作しなくなるかもしれません」という警告を出してきますが、気にせずにOKします。
すると、今まではexeファイルだったものがzipファイルとなり、解凍ソフトで扱えるようになるのです。これは、圧縮形式が偶然zipであることで可能な裏技。解凍すると、中にはちゃんとINFファイルがあるので、デバイスとプリンターから追加できるようになります。

もちろん、ドライバー全てにこの方法が利用できる訳ではありませんし、メーカーが推奨する方法ではないのであくまで自己責任ではありますが、試してみる価値はあると思いますよ。・・・もしかして、常識だったかもしれませんが。

スクリーンショット
実際に拡張子を変更して解凍してみた画面

(投稿者:ちゅん)

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更新作業三日目

先週の金曜日から行っている「校務用PCの更新作業」が本日で三日目を迎えました。
金曜日は一校を訪問し、更新作業を行いました。その後に「たたかいの準備」を行い、月曜日からの「本番」に備えたところでした。

月曜日は、四校を訪問する予定として、作業を開始しました。納入業者の方三名と、運送業者の方七名と、教育委員会の方二名と、上司ちゅん氏、そして自分の計十四名で作業を行いました。いろいろとありましたが、当初の予定通り45台の「レジェンドPC」を新しい方式のPCと交換を行いました。

本日も四校を訪問する予定として、昨日とほぼ同じメンバーで作業行いました。本日は職員数が多い学校が二校ありましたが、皆の連携作業で、本日もいろいろとありましたが、当初の予定通り69台の「レジェンドPC」を新しいPCと交換を行いました。

交換と同時に、従来型のPCの配置も合わせて行いました。配置の台数や型(デスクトップ型かノート型か)は、職員の方の人数等を考慮して決定しました。
現場で従来型のPCの電源を入れ、動作を確認します。そして、プリンターをインストールします。インストール後、テストプリントを行い、設置完了としました。

そんな作業中にふと顔を上げると、運送業者の方が集まり、納入業者の方と話をしていました。話が終わると納入業者の方が各机に散らばり、作業を始めました。なんと!新しい方式のPCの設定作業を始めたのです!三名での設定作業が十名での設定作業となり「一気にスピードアップ!」しました。
その光景に驚き、上司ちゅん氏に聞いたところ、「よくある話」のようです。以前に上司ちゅん氏が入った現場でも設定作業を行っていたとのことです。

PCの運送を依頼する際には、PCの設定を行うスキルを持っている方を配置してもらう事も出来るのだなと、驚いた出来事でした。


皆さんそろって、打ち合わせ中。その後に設定作業を開始しました。

(投稿者:ふろんと)

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ICTセミナーに参加しました

ども。
札幌日帰り出張は体力的に厳しくなってきた担当ちゅんです。

という中ではありますが、先週金曜日は札幌市で開催された「ICTセミナー」に参加しておりました(もちろん日帰りです)。自治体を取り巻くICT環境の変化や動向といった趣旨での講演もあり、大変有意義な時間を過ごしました。

特に印象に残った話として「ICTの3要素」というものがありました。これは、IT系の大学などに行くと初期に習うことのようなのですが、ICTとは「ネットワーク:つなぐ」「ストレージ:集める、記憶する」「サーバ:計算する、考える」という要素から成り立っているのだそうです。
これは、ICT黎明期から現在に至るまで変わらない要素であるとのこと。「へ~そういうものなのか~」と聞いていおりました。
その後、講演では「IoT」「ビッグデータ」「人工知能(AI)」といった新しい技術が次々と紹介され、まるで教育テレビでも見ているかのよう。「こういう世界が目前に迫っているのか~」と、その時はどこか現実味のない感覚になっておりました。

で、ひととおり説明が終わったところで「お気づきですか?」と。
そんな近未来ともいえる最新技術ですが、実は「IoT=ネットワーク」「BD=ストレージ」「AI=サーバ」ということで、やはり3要素なんですよ!と。私が無知であるせいか、かなり目から鱗が落ちる思いでした。こうして考えると、夢のように感じられる世界は本当に目の前まで来ているように感じます。「もっと勉強をしてみたい!」と柄にもなく思った次第です。

ところで、本セミナーの中では当町が取り組んでいる「ICT-BCP」についても言及され、せっかく出席しているのでということで、私も登壇し発表させていただきました。
私からは「自治体の情報担当者はやらなければならない仕事だけで精一杯」という点と「それでもICT-BCPを取り組む必要性と意義」という視点でお話をしました。来場者の中には先進の自治体の方もおられる中でおこがましい話ではありましたが、実際に災害の中で体験したことなどを交えて15分間のスピーチとなりました。
そんな中、来場者の反応が一番良かった話題は、やはり「富山の薬屋さん」だったような気がしています。自慢げに話すようなことでもなかったかもしれませんが、だからこそ気軽に取り組みやすいと思います。万が一に困らぬよう、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。

講演中の様子
おこがましい講演中の様子

(投稿者:ちゅん)

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たたかいの準備

本日から、校務用PCの更新作業を行っています。
以前から度々このブログにも登場するWindowsXP、Windows7、Windows10と三種のOSを動作して現在に至る「レジェンドPC」が現役引退となる日がやってきました。とても残念な気持ちでいっぱいですが、近日のレジェンドPCはきっと「もう勘弁してください!」と言っていたに違いありません。

今回導入される校務用PCは、特殊なシステムで動作しており、近年の様々な理由により、今まで利用していたPCより「不便な点」もあります。その不便な点を補うために従来型のPCも各校に数台配備することとしました。

まずは、学校の統廃合により在庫となっていたPCを配備することとし、準備を進めました。
上司ちゅん氏が作成したPCのハードディスクのイメージを今回配備するPCのハードディスクへ展開(コピー)していきます。専用のソフトウェアを利用しコピー。十分弱でコピーが終了します。そして、PCの電源を入れWindowsの準備の画面があらわれます。その後の設定も上司ちゅん氏が作成した「手順書」に従い「黙々と」行っていきます。そしてPCが使用できる状態となります。それを繰り返し、在庫のPC全ての作成が終わりました。

今回は、この在庫のPCでは台数が不足しているため、禁断と言わざるを得ない手を使用します。「レジェンドPCの再配備」です。「もう勘弁して!」と言っているかもしれませんが、ここは「もうひと踏ん張り」してもらうことに・・・。
学校の統廃合により回収した「レジェンドPC」の中で「これはまだいける!」と思われるものに「新たな設定」を展開していきます。こちらも上司ちゅん氏の「手順書」のとおり行います。

こうして、校務用PCの更新作業の本番を迎える来週を前に、再配備されるPC達が揃いました。
在庫していた「レジェンドPC」では不足しているため、来週は回収と展開を繰り返す予定であります。

来週からの「たたかいの準備ができた」状態となった出来事でした。

出陣を待つPC達
作業が進み、「たたかい」の準備が整いました!

(投稿者:ふろんと)

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日本海側への外勤

本日は、朝から外勤。上司ちゅん氏と共に日本海方面へ向かいました。
本庁舎側が「くもり」であると、日本海側は「はれ」なことが多いのですが、本日もそうでした。長いトンネルを抜けますと、青空に白い雲。そしてセミの鳴き声。まさに「夏」にふさわしい光景が広がっていました。

まずは、一つ目の案件。
町の「どこでもWi-Fi事業」で施設に設置している無線LANアクセスポイントが、先日より「また」接続が出来なくなったとのことでした。自分が施設の職員の方に教えた「復活の呪文」(電源の入り切り)では、またすぐに不調になってしまうとのことで、上司ちゅん氏の登場となりました。
検証の結果、無線LANアクセスポイントの不調ではなく、その上流に接続されているルーターの不調であることが判明しました。さっそく、保守用の物と交換作業を実施。上司ちゅん氏は「あっという間」にルーターの設定を終え、自分に手渡されました。脚立に登り、天井裏にあるルーターと交換。すると以前のように無線接続が可能になりました。良かった、良かった。後片付けを行い、次の任務へ向かいます。

続いて、二つ目の案件。
とある施設で無線LANアクセスポイントが必要となったために、他の施設に現在設置されている無線LANアクセスポイントを取り外し、無線接続から有線接続へ変更する案件。
施設の方に脚立を借り、高所に設置されている無線LANアクセスポイントを取り外します。次に無線LANアクセスポイントへ向かっていたLANケーブルを壁伝いに下ろす作業を行いました。
LANケーブルが通っていると思われる天井の板を外します。上司ちゅん氏は手早い作業で板を留めているネジを外していきます。高所が苦手な自分は下でネジを受け取り、最後に板を受け取ります。天井の中をのぞくと、上司ちゅん氏は予定通りLANケーブルを発見したもよう。別な場所の天井板に穴をあけ、そこからそのLANケーブルを下に通しました。そして、先ほどと逆の作業で天井を元通りに戻します。壁にモールを貼りつけ、LANケーブルを通し、フタをして作業は終了しました。

案件が二つあったのですが「めずらしく」大きなアクシデントも無く、作業が順調に進み、予定通り午前中に帰社することができた出来事でした。

板を外した天井
板を取り外した天井。予定通りLANケーブルが通っていて良かったです!

(投稿者:ふろんと)

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