LINEでの気象警報配信

某釣りアプリの情報を鵜呑みにして出かけた結果、波が2m近くあり無駄足に終わったてんちょです。気象情報は確認しておくべきですね。

以前、LINE八雲町公式アカウントの今後の運用方法としてちゅん氏がブログでアナウンスしていた、気象警報の通知方法をテストしています。8月中旬の大雨から警報級の大雨災害は今のところありませんが、最近は台風による災害も増えており、またいつ避難指示を伴うような災害が起こるかはわかりません。もちろん災害がおきないことが一番ですが、情報配信を自動化し休日や夜間でも手早く対応できるようにしておくことは必要ですよね。

LINEでの配信を行うにあたって、どこからの情報を使うのか、配信方法をどうするのかが課題となっていました。LINEでの警報などの配信を行っている他自治体の情報を検索してみると、自治体での防災情報メールの内容をLINEへ転送していることが多いようでした。しかし八雲町では防災情報メールの配信を行っていません…。ではそもそも防災情報メールとは何をもとに配信しているのかを調べていくと、J-Alertの受信情報を転送していることがわかりました。そこで八雲町の受信機の情報を確認すると転送機能がありました!

しかし受信している情報をそのまま配信すると、近隣自治体の情報も含まれかなり長い文章になってしまいます。おそらく他自治体で実施している防災情報メールでは、この中から必要な情報だけを切り取って配信しているのではないかと思いますが、残念ながらその方法は思いつきませんでした。
そこでいろいろ考えた結果、J-Alertを”警報が発報された”というトリガーとして使用し、情報に関してはヘッダに記載した文章を配信する方法を思いつきました。土砂災害や津波、特別警報などの配信区分に対してヘッダ部の文章を変更して登録。これでそのままでは長すぎる文章も簡潔にまとめられます。

これをテスト配信で流してみると、改行などの細かな修正は必要ですがいい感じに配信ができることが確認できました。まだ課題となる点はありますが、ようやくゴールが見えた気がします。またいつ起こるかわからない災害に対応するためにも、できるだけ早く実装できるよう頑張ります。

多くの皆様に利用していただけると嬉しいですね

(投稿者:てんちょ)


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