多忙が生んだヒューマンエラー

ども。
疲労困憊で帰宅後に猛烈な睡魔に襲われる担当ちゅんです。

4月初旬の忙しさは大きな山を越えたような気がしていますが、まだまだやることが残っています。ひとつずつ確実にこなしていかないといけませんが、次々と舞い込んでくる新規案件もあってなかなか終わりが見えません。「デジタル」という言葉が注目を集める中で、その対応にあたる我々のような部署はじわじわと確実に追い詰められている、そんな気持ちです。

そんな中。名誉のため詳細は伏せますが、とあるサーバが突然ダウンし、利用している方々から一斉にお怒りの電話がかかってくるという事件が発生しました。「なにもこんなタイミングで・・・」と嘆いたところで相手は機械、仕方がありません。確認しましたが、リモートデスクトップ接続は反応なし。PINGも通りません。すぐに「これはサーバの電源が落ちているな」と思いましたが、サーバは民間データセンターにありすぐに様子を見ることができません。

保守業者さんに電話するも、あいにく対応できる方が不在とのこと。そうしている間にも電話は鳴りやまず「こちらでも事象を確認しましたが、今のところ原因不明です」と平謝り。いったいなぜこんなことに。
ようやく対応できる方に連絡がつき、すぐに状況を調べてもらいました。すると、やはり私が怪しんだとおり「サーバの電源が落ちていました」とのこと。手動で電源を入れると通常どおり起動し、特に障害は見つからないとの連絡。

ホッと胸をなでおろし、リモートデスクトップ接続も可能となったのを確認して、いよいよ原因の調査を開始・・・と思ったのですが、すぐさま業者さんから「Administratorがサーバをシャットダウンしたログを見つけました」と連絡が。
このサーバは、我々情報部門のほか、とある部署の職員も管理者としてログインする権利があります。まさかと思いましたが、すぐにその部署に連絡。「もしかして管理者でログインして作業してませんでしたか?」と。この後の顛末は皆さんのご想像通り。

この時期、忙しいのは我々だけではありません。年度初めに行政の職場には暇な部署など無いと言っても過言ではありません。なので、今回の事件は「多忙が生んだヒューマンエラー」であり、こういうことが起きても、その担当者個人は決して責めてはいけません・・・と頭では理解しているものの、やっぱり「勘弁してよ~」と思ってしまった器の小さな人間です。

見たくない画面いつなんどきも見たくはない画面

(投稿者:ちゅん)


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コメント

  1. とむ のコメント:

    お疲れ様です。

    あるあるすぎて泣きそうですが、
    通常Windows Serverってシャットダウン時に理由を記入する欄があると
    思われるんですが、ポンポンってやってしまったんですかねえ..

    • ちゅん のコメント:

      そうなんですよね。
      業者さんも「間違ってシャットダウンはあり得ない、理由のポップアップ出るから」って言っていました。
      もしかしたら再起動要求があるAppが「再起動しますか」ダイアログを出していた可能性もあるのですが、
      今となっては後の祭りです。

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