一次判定が大切

ども。
想定外な業務が次々と舞い込んできて年度末を乗り切れるか不安な担当ちゅんです。

このブログを昔からご覧いただいている方にはお馴染みの「元上司92氏」。今は役場から離れて、とある民間企業に席があります。その元上司92氏から久しぶりに電話が来ました。
「よお!元気~?」と昔と同じ雰囲気に妙に安心。内容は「インターネットを使うのにモバイルルータを使ってるんだけど、どうも通信が安定しなくて仕事にならないんだよね」と。

これが一般の方であれば「もしかしたら電波強度が弱いのかもしれませんね」とか「Wi-Fiの設定を間違っていませんか」といった側面から話をする必要があるのでしょうけど、そこはレジェンド92氏。自分なりに色々と調べたうえで、それでも解決しないからお前に電話している、ということなのでしょうし、まずは現場を確認させてもらうことになりました。

車を走らせること10分、現場に到着。一応、我々も検証用の端末や通信機器を持ち込んで実際に接続テストをしてみます。しかし、事前に伝えられたとおり状況は芳しくありません。通常はあまりないパターンかと思いますが「これはキャリアさん側の設備かもしれませんね」と。そういう意味では、やはりレジェンドは偉大です。しっかりと一次判定し、故障個所はここじゃないかとアタリをつけたうえで私に連絡をしてきたと。

すぐさま職場に戻り、キャリアの故障受付に連絡。ここからの対応が早かったのはキャリアさんも流石ですが、すぐさま「対象のエリア近傍にある基地局設備に故障が見つかった」と連絡があり、さらにその数時間後には「明日から修理開始、明後日には復旧見込み」と話がトントン拍子に進んでいきます。そして昨日、無事に復旧。92氏に連絡をすると「ありがと!爆速です!」とだけ話があり、「じゃあね!サンキュー」で会話終了です。

昨今、自治体の情報分野では「外部の専門人材」を登用することに注目が集まっています。自治体DXを進めていくうえで専門家の知識が必要であるのは間違いありません。しかし、日常的な端末の保守作業やシステムの管理をするといった従来からの情報担当の業務には、専門的なスキルはほとんど必要ありません。一番大切なのは「何が起きているのかを把握して、然るべき場所にきちんと状況を伝えることができる」というコミュニケーション能力なんだろうと思っています。簡単にいえば「正確な一次判定」。私も92氏から刺激を受け、さらに精進していかなければいけないなと意を新たにいたしました。

ペコちゃん92氏の職場ではペコちゃんが玄関でお出迎え!

(投稿者:ちゅん)


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