極寒の中での電柱移設

ども。
もうそろそろ雪は勘弁願いたいですね、担当ちゅんです。

そんな寒波が押し寄せる中ではありますが、本日は町内に数か所設置している「降雪監視カメラ」の移設を行うため、朝からず~っと外に出ていました。
除雪を行うかどうかの判断をするために利用している屋外カメラなのですが、年数を重ねるにつれ「この場所の方が雪が吹き溜まる」「ここの場所は民間委託になった」など状況が変わってきたようで、よりベターな設置個所に移動したいとのこと。

本日はその中の1箇所を移設するため、現場に立ち会い。到着後からひっきりなしに雪が吹き付ける中で、業者さんは高所作業車での作業。ただ見ているだけでも凍えてくるほどの寒さの中で、「寒い」などとは誰も口にすることなく黙々と作業されている姿には本当に頭が下がる思いです。

もともと設置していたカメラ類が全て取り外され、いよいよ電柱の引き抜き。電柱を引き抜くときは高所作業車とは別な特殊車両である「建柱車(けんちゅうしゃ)」という車の出番です。電柱にワイヤーを括り、それをクレーンで引き抜きます。傍から見ているといとも簡単にすぽっと抜けますが、これは絶対に人力では無理な仕事です。
今度は引き抜いた電柱を別な場所に建てますが、その時もこの車が大活躍。螺旋状のドリルで一気に穴をあけ、そこに電柱をすぽっと立てるだけ。私はこの作業を過去に見たことがありましたが、隣席びっく氏は初めてだったようで、感心しきりでした。

ある程度の作業が終わり、ようやく作業員の方がひとこと「なんで冬にやるのこれ」と。「そうですよね、本来であれば雪のない時期にやれれば一番良かったんですけど、僕たちも急に出た話で驚いてまして~」とようやく和気あいあいとした雰囲気になりました。逆に言えば、これほど天候の条件が悪くても、何の問題もないかのように電柱を挿しかえることができる業者さんの技術が凄いなと思います。
すっかり体の芯まで冷え切って、帰路の車内の暖かさが身に染みた一日となりました。

作業中の風景明日も別なカメラの移設です

(投稿者:ちゅん)


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