プロの道具を「預かる」

ども。
あちこち痛むのでとうとう整形外科を受診したおっさん、担当ちゅんです。

少し前ですが、とある業務で業者さんの工事に立ち合いをしました。これはいつものことですが、本物の業者さんが工事する場面はすごく貴重な学習機会です。「自分ならどうするだろう」ということを常に頭の中で考えながら、じっくり見学。いわゆる「プロの技を盗む」というやつです。

しかし、盗めない・・・と書いたら書き方が悪すぎますが、自分たちが持っていない道具が出てきたときだけはどうしようもありません。プロがプロであるのは技術もそうですが適切な場面で適切な道具を使うことにもあると思っています。そういう場面に出くわすたびに「なるほど、こういう道具もあるんだな」と。それも勉強です。

そういう道具の中のひとつですが、業者さんがLANケーブルを仕分けるときに、何やら変わった棒を使っているのに気がつきました。思わず「その棒はなんですか?」と尋ねると「これ、ただの棒に見えるかもしれませんが、実はちゃんとした線を仕分ける専用の棒です」とのこと。それ以来、別な現場でもその棒を見かけるたびに「自分も使ってみたいな」と思うようになりました。

そして、ついにそれは現実となりました。全く別な案件により庁舎内の某所で仕事をしているとき、ふと機材の隙間を覗き込むと、偶然にもこの棒が落ちているではありませんか!きっと、どなたかが作業している中で落としたのでしょう。一応、いつも作業をされている方に連絡をし「どなたのものかわかりませんが、棒を拾いました。もしかしたら落とされませんでしたか?」と聞くと「わからない」と。
・・・仕方がありません、これは私が今後「預かる」という形で有効活用させてもらうことになります。
ちなみに、こうしたケースは建物の天井裏でよく散見されます。我が社の工具箱の中のドライバー数本は、どこかの現場で拾ったもの。これらも「預かっている」状態です。持ち主は・・・残念ながら現れないでしょう。

棒ケーブルを捌くときにこれを使ってたら本物っぽくて格好いいですよね!

(投稿者:ちゅん)


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