裏方の想像をはるかに超える

ども。
自宅のエアコンの室外機から変な音がし始めた担当ちゅんです。・・・凍結です。

GIGAスクール端末の導入から、早いもので2ヶ月が経ちました。その間、学校では冬休みもありましたし、じっくりとChromebookを触る(学ぶ)時間も少ないのだろうと察しております。今はとにかく新しいツールに興味を持ってもらえればそれでよし、実質的には4月以降に利用が本格化すれば御の字だな・・・と思っていたのですが、それは大きな勘違いでした。

今、学校での利用は我々のような裏方の想像をはるかに超えています。とある学校では、Chromebookの自宅持ち帰り可という部分を利活用して「オンライン参観日」を計画。コロナ禍で4月から1度も参観機会がなかった保護者への配慮として、授業風景をGoogle Meetで生配信する試みです。もちろん、仕事などでリアルタイム視聴できなかった保護者には別途録画も配信されます。
あらかじめ子どもたちが自宅にChromebookを持ち帰り、それを使って親がMeetに参加して授業を見るという方法。素晴らしいアイデアだと思いますし、万全の態勢で臨めるように、こちらとしてもできる限りのお手伝いをしようと思います。

また、別な学校では職場体験(インターンシップ)が開催できなかった代替として「オンライン職場体験」を企画。こちらはZoomを使って様々な職業の方と会話をし、質問などにお答えいただくという内容のようですが、驚くのはそのメンバー。元オリンピック選手や現役のTV局アナウンサーなどなど、超豪華な顔ぶれ(私も参加したいくらい)。これも、オンライン会議ツールが充実した「新しい日常」だからこそ実現した取り組みではないでしょうか。

私は常日頃、「ICT機器の導入は手段であって目的ではない」と言い続けていますが、まさに教育現場での「こんなことができないか」を実現するための手段として利用が一気に進んでいます。GIGAスクール構想の実現は、5年・10年かけてやることを1年で一気にやった感のある、教育現場からすれば大改革ともいえる取り組みですが、目の前で起きている変化に、ある意味では裏方の我々がドキドキしてしまう、そんなすごい光景が日常のものになろうとしています。

学校だよりこういうの、しびれちゃいますよね。

(投稿者:ちゅん)


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