障害メールが300件超

ども。
過去に例がない台風が西日本に接近するとのことで、心配している担当ちゅんです。

そのような中、本日は当町も雨。急に外が暗くなってきたと思ったら、稲光。ほどなくして大雨となり、町のホームページにも「今後の雨に十分な警戒をお願いします」という注意喚起が出される事態となりました。

そうこうしていると、庁舎で瞬停が発生。職場は一気に緊迫感が増します。すぐにサーバー室に走り、異常の有無を確認。近場の職員に声をかけてトラブルが起きていないかを確認。ICT-BCP初動版で確認している動きを行います。
その瞬停では幸いにも、私のPCを接続している近傍の島HUBが1台ハングしただけで済んだようですが、町内で複数個所が停電したとの情報もあり、何が起きても対応できるよう心の準備をして待機しました。結果、特に大きな被害は発生しませんでしたが、一瞬、心の中で嫌なスイッチが入りました・・・。

当町では、GIGAスクールネットワーク整備もあって急速にネットワーク機器が増えており、それらを管理するためオープンソースの監視ソフト「Hinemos」を導入して試験運用中です。機器の死活監視も開始したのですが、今回の一件で事前に設定したメールアドレスに対して、300件を超えるメールが一斉に飛んできました。もちろん、建物が停電したことにより機器の動作が止まったので、NGメールが来ることは正常の動作。ですが、これを個人の携帯電話あてに送信する設定はちょっとためらわれる状況となりました。キャリアのメールなら確実にスパム判定されちゃいます。

「障害が発生したのだからメールが来て当たり前」とか「気がつかないよりマシじゃないか」という考え方もあるかもしれませんが、私としては「オオカミ少年」になってしまうことが怖いです。頻繁に障害メールが届くうちに「ああ、またきたか」と慣れてしまって、本当に大事な内容のメールをスルーしてしまうのではないかと。こういう監視系のシステムでは、たぶんそういうバランスを取るのが難しいんだろうと思いますし、今日の出来事は、来てほしくはないがいつか必ず来る本番を前にした、貴重な訓練となりました。

Hinemosメール受信箱の様子

(投稿者:ちゅん)


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