ピンポイントでネジが貫通

ども。
ちょっと力仕事をしたら右腕が上がらなくなった軟弱な担当ちゅんです。

先日、八雲小学校体育館にFreeSpotのアクセスポイントを設置するための工事を行いました。このFreeSpotは災害時の避難所として体育館が解放された際の通信手段確保が主たる目的となりますが、通常時は自由に、多目的にお使いいただけるものです。便利に使っていただけたら嬉しいです。

さて、そんな設備ですが設置工事には手こずりました。通信の根っことなる回線(スイッチ)は校舎内のサーバ室にあり、そこから体育館まで100m以上の距離をLANケーブルでつながなければなりませんでした。LANは長さが100m以上になる場合、途中にHUBなど電気を増幅させる機器を挟む必要があり、設計に苦労しました。それでも、ルートが決まり、なんとかこんとかLANを引くことに成功、ようやく体育館で無線LANが開通・・・するはずでした。

ケーブルの両端にRJ45のコネクタを取り付け、ケーブルテスターで疎通を最終確認します。しかし、結果は無残にも「ショート」となります。しかも、8本あるツイストケーブルのうち、3本がショート。これ、残念ながら工事の際に断線させてしまったと判断せざるを得ません。業者さんにも連絡をし、再度ケーブルの引き直しとなりました。

がっくりと肩を落としながら、数日前にやった仕事を再度行います。起点となる場所からLANを引き直していきますが、以前敷設したLANケーブルに新しいLANケーブルをつないで引っ張るとケーブルを置き換えることができます(これを業界用語で「いってこい」といいます)ので、そんなに大変な作業ではありません。次々と天井点検口を空けつつ、時には天井の建材をはがしつつケーブルを置き換えていきます。

作業を始めて少したったころでしょうか、業者さんが「あっ!!」と声を上げました。どうやら、断線ポイントが見つかったようです。
確認してみて驚きです。なんと天井の建材をはがしてみると、建材を元に戻した時のネジがピンポイントでLANケーブルを貫通していました!これには一同思わず絶句。LANケーブルの太さはせいぜい5mm程度。ここに4mmほどのネジを正確に打ち込むなど、狙っていても至難の業です。
よく見ると、建材を取り付けるための金具には溝があり、ここにLANケーブルが入り込んだことでずれずに固定されてネジが撃ち込まれたようです。ともあれ、これで原因ははっきりしました。その後は一気にケーブルを引き直し、無事に無線LANは開通しました。これから何年たっても、体育館に行くたびにこのことを思い出すに違いありません。

ネジが貫通したケーブル
こんなに見事に貫かれていても、5本は通信できていたことにも驚きです。

(投稿者:ちゅん)


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