原因は夏だから?APの故障が頻発

ども。
フランスで開催されている自転車レースに夢中な担当ちゅんです。

夏です。だからでしょうか、このところ立て続けに無線アクセスポイント(AP)の故障が発生しており、対応に苦慮しています。故障しているAPは偶然にも同じB社のモデルであり、なんだか色々と勘ぐってしまいたくなりますが、たぶんそれは考えすぎですね。原因は「夏だから」で説明がつくからです。

先日故障した某所のAPは、壊れ方が変わっていました。先方からは「ネットにつながらなくなった」とだけ連絡があったのですが、こちらから通信状態を確認してみると、ルータまでの疎通は問題なくできるようです。さらに、その先にあるVLANのL2スイッチまでも通信可。あれ?と思いながら、APにpingを打つとAPも通信可。ではなぜクライアントから通信ができないのか、不思議です。APの管理画面にアクセスし、AP本体からtracertを打ってみると、ちゃんとインターネット接続のゲートウェイまで通信が届いています。しかし、APにぶら下がっているはずのクライアントリストが空です。どうやらAPの無線部分に不具合が出ているようです。

これ以上は遠隔からの対応は不可。実際に現場に出向いての状況確認と、必要があれば機器交換となります。地味に移動時間が痛いところですが、手戻りがないよう万全の準備をして出動しました。
現場に到着してAPを目視で確認すると、すぐに故障原因がわかりました。LANケーブルからのPoE受電は問題なくできていて電源はオンになっていましたが、本来点灯しているはずの「2.4GHz」のランプが消灯していました。以前、とある業者さんから「珍しい壊れ方で、2.4GHzの電波のみが出なくなった」と聞いたことを思い出し、すごくレアですが今回はそれと同様の故障であると判断、すぐに代替機との交換となりました。

で、この作業をしていて気がつくのは、とにかく暑い。APは手の届かない天井付近の壁面に取り付けていることが多く、今回の現場もそうだったのですが、脚立に乗り天井付近で作業していると、額から汗が吹き出します。暖かい空気は軽く、天井付近に滞留するということなのですが、APが次々と故障しているのはこの暑さも影響あるだろうなと。原因は「夏だから」に違いありません。

AP取り外し後別な現場での一コマ。AP取り外し後の壁面のみすぼらしさったらないですね。

(投稿者:ちゅん)


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