コレの設定変更のために?

ども。
悪天候に備え新しい長靴が欲しくなっている担当ちゅんです。

ここ数日、庁内LANの構成変更に伴う準備を行っていました。地方公共団体のネットワークは「LGWAN」と呼ばれる回線で結ばれていますが、その接続方法を根っこから変更するという、我が社にとっては大規模な作業となります。

大元の回線切り替えとなるので、そこにぶら下がる通信機器やサーバ、端末に至るまで変更箇所は多岐に渡ります。それぞれの部分で保守を行っている方も異なり、関係各所と連絡を取り合いながら慎重に業務を進めています。
とはいえ、ほとんどの機械には「保守事業者」さんがいらっしゃるため、「ここがこうなりますのでこのように設定を変えてください」とお願いするだけです。私はこのことを「交通整理」と呼びますが、情報システム部門の業務としては極めて重要な部分だと思います。

そんな中で、国との間で情報連携を行っている某システムの設定変更を行うため、ヘルプデスクに電話しました。そのシステムで変更しなければならない箇所は「DNSサーバ」と「NTPサーバ」の参照先。私たちが勝手に変更することのできないシステムなので「どのような手続きが必要ですか?」と問い合わせを行ったのです。

すると回答は「所定の申請様式があるので内容を記載してメールで送ってください」とのこと。それを行うと、後日変更可否の連絡を頂けるようでした。丁寧かつ迅速なご回答に感謝しつつ、次に「設定変更に伴う手順書などは頂けますか?」と質問すると、なんと「設定変更は保守受託者である当社が現場を訪問して行います」と。おもわず「わざわざお越しになるのですか?」と聞きましたが、「このシステムは市区町村の方に管理者アカウントを公開しておりませんので」と。
いや、話としてはわかります。確かにそうかもしれません。ですが、はるばる遠方からお越しになって、ものの5分で終わる作業を頼むのはものすごく気が引けます。恐縮至極です。

そのようにお伝えしてみますが、結局は「大丈夫です」とのことで、電話を終えました。システムがシステムだけに厳重なセキュリティ管理を行っていることは理解しつつも、世の中にはすごい仕事があるものだな~と。でも、考えてみれば私たちも似たようなもの。片道40分かけて出かけ、5分で終了することもしょっちゅうです。こんなに恐縮な気持ちになったのは、そんな境遇に共感できるからかもしれませんね。

DNSサーバ
たぶんここを変更するんですよね・・・。

(投稿者:ちゅん)


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