山奥でインターネット

ども。
列車を見るのが好きなのでわざわざ線路沿いに住んでいる担当ちゅんです。

現在、八雲町内では北海道新幹線の札幌延伸に向けて建設工事が行われていて、様々な箇所でトンネルが掘られています。

八雲鉄道建設所管内工事の進ちょくについて(新幹線推進室)

そうした中で、とある事業者さんから「工事現場でインターネットを利用したい」と相談されました。現場は山奥なので、電話はおろか電気すら通っていません。なので、インターネット回線が接続できる場所に拠点を作り、そこから掘削現場までは自営で光ケーブルを敷設するという、とんでもなくスケールの大きなお話でした。やはり、新幹線工事は凄いです。

しかし、問題は「インターネット回線が接続できる場所」です。国道沿いまで下りてくればフレッツ光なども利用できますが、さすがにそこから現場まで自営で光を持っていくには莫大なコストがかかってしまいます(距離にして5キロ以上)。
そこで、当町がデジタルディバイド対策として実施しているFWA(固定無線アクセス)方式のブロードバンドサービスを紹介することになりました。
実は、事業者さんが拠点の候補地にあげられていた場所が、幸運にもFWAのサービスエリア内だったのです。

早速、FWAのサービス事業者さんと一緒に現場を視察。基地局は目と鼻の先であり、十分に性能を発揮できそうです。工事について少し話を伺うと、今後、掘削現場まで電気もひくことになるそうで、なんと高圧電線から直接電気を引き込むための変電所の設置工事を行うとのこと。全てにおいてやはりスケールが違います。トンネルは6年ほどで掘削されるようですが、そのために必要なインフラの整備って大変なのですね。

現場
何もないところにモノをつくるってすごいです

(投稿者:ちゅん)


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