LANケーブルジョイントの是非

ども。
早朝の雪かきによる眠気から、ギガ○ャキを飲んで仕事をしている担当ちゅんです。

本日は更新する機器に関する会議で、某社の営業さんと打ち合わせをしていました。その中で、日頃から気になっている「LANケーブルのジョイント」の話題になりました。

みなさんはLANケーブルのジョイントというものを知っていますか?電気でいうところの延長コードのように、LANケーブルにも2本のLANケーブルを連結して延長するための部品が存在します。
しかし、このジョイントは通信にとっては決して良いものではなく、最大伝送距離が落ちたり、ノイズの影響で通信速度が低下したりするといったリスクがあると言われています。よって、私たちの業界でこのジョイントを使うのは「禁じ手」とされ、あくまでLANケーブルというのは機器と機器との間を1本もののケーブルでつなぐというのが大原則とされます。それでも、どうしてもケーブルを延長しなければならない場合には、HUBを介して延長するという方法が取られることが一般的です。

ところが、その営業さんいわく「私の周辺では、最近ジョイントが見直されてきているんですよ」とのことなのです。どういうことかといえば、延長するためにHUBを設置するということは、HUBに対して電気が必要となり、少量ながら電気料がかかります。また、HUBは故障するリスクがあります。一方のジョイントは、電気が必要なく、故障もしません。通信速度が低下するリスクと比べて、どちらが良いかという天秤にかけてみると、まんざらジョイントも悪くないのではないか、ということのようです。

「確かに」と言わざるを得ませんでした。「ジョイントせずに引き直せばよい」というそもそも論は抜きにして、どうしても延長しなければならないときはHUBではなくジョイントで済ませるというのは、万が一のリスクを低減させるために有効な手法といえます。
問題は、ジョイント箇所を同業者に見られる(見つけられる)と恥ずかしいということでしょうか。プロには絶対に許されない行為ですので、素人仕事なのが一発でばれてしまいます。

ジョイント
最近では「カテゴリー6A対応」を謳う高品質なジョイントもあるようです。

(投稿者:ちゅん)


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