WindowsにはなぜBドライブが無いのか

ども。
席に座っている時間が短すぎて、徐々に机の周辺が物置のようになってきました。担当ちゅんでございます。

さて、本日はちょっとした疑問を。
毎日PCを触っていて、前から何となく気になっていたのがマイコンピュータに表示されるドライブ名です。通常、Windowsがインストールされているドライブといえば「Cドライブ」だし、フロッピードライブといえば「Aドライブ」です。それ以外は使用している環境によって異なりますけど、CD(DVD)ドライブがDドライブ、カードリーダをつなぐと以下、E、F、Gと順に名前がつきます。さて、ここでクエスチョン!アルファベットの若い方から名前がつくのは分かりましたが、それであればなぜBドライブはないんでしょうか?

調べてみました。どうやら、20年ほど前のPC(DOS/V機)にはフロッピードライブが2台搭載されていて、それぞれ「Aドライブ」「Bドライブ」という名前が割り振られていたそうです。当時はまだハードディスクが高価だったため、フロッピーを2枚使ってアプリケーションを起動させる仕組みが主流でした。その後、ハードディスクの普及とともにフロッピードライブは1台が主流になりましたが、当時のなごりでフロッピードライブ分の「Bドライブ」は空けてあるんだそうです。なるほど、納得できました。

ちなみに私は「PC98」からこの世界に入ったもので、Aドライブといえばハードディスク、さらにCDドライブはQドライブというのが懐かしく思い出されます。MS-DOS上では物理ディスクはAドライブからPドライブまでしか認識できず、さらに、CDドライブはそもそもMS-DOSでは認識できないために仮想ネットワークドライブ扱いで認識させていたため、物理的な限界であるPドライブの次の文字ということで仮想ドライブとしてQドライブが割り当てられていた、という分かったような分からないような理由で、とにかくQドライブだったんだそうです。

ちなみに、いま席の横で上司92氏は「そこまで書くなら LASTDRIVE=Z も必要だろ」とおっしゃってますが、どこまでも限りなくマニアックになるので、今日はこの辺でやめときます。

Bドライブがないよ
私のPCにはAドライブもありません

(投稿者:ちゅん)


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