久しぶりにキッティング

てんちょです。お盆期間で机を片付けようと思っていましたが、手付かずで終わりました。

とある部署で端末の更新があり、新品のノートPCを5台預かってからすでに1ヶ月以上が経過していました。「そろそろ本腰を入れて手を付けねば…」ということで、お盆期間で少し業務に余裕があるこのタイミングで一気に作業してしまうことにしました。久しぶりのキッティング作業です。

さっそく1台目にWindowsをクリーンインストール。必要なドライバーや業務用アプリをセットアップし、マスターイメージの作成(Sysprep)に取りかかりました。 順調にソフトのインストールが完了し、いざSysprepを実行する準備をしていたところで、ハッと重大なミスに気がついてしまいました…。

「ストアアプリの自動更新を止めるのを忘れていた…!」

Sysprepを実行する際、Microsoft Storeのアプリがバックグラウンドで自動更新されてしまうと、固有情報が残ってSysprepで確実にエラーが発生します。実は前回もまったく同じことをやらかしたんですよね。その時はSysprepのエラーログ(setupact.log)を開き、原因となっているアプリを1つずつ特定してコマンドで手動削除…を繰り返した記憶があります。 嫌な予感を抱えながらSysprepを実行してみると、案の定エラーで停止。

しかし、今の私には強い味方である「生成AI」がいます。 エラーログをそのまま丸ごとAIに読ませ、「原因となっているストアアプリを特定し、一括で削除するPowerShellスクリプトを作って」と指示を出してみました。すると、一発でスクリプトを出力してくれ、それを実行すると見事にSysprepが成功!無事に一般化(固有情報の削除)が完了し、マスターイメージ作成の準備が整いました。時代の進化を感じます。

…と、ここで安堵したのも束の間、今度は次の問題が発生しました。 マスターイメージを作成するために、普段使っているディスクコピーソフト(クローンソフト)を起動したところ、まさかのエラー。エラーメッセージからするとグラフィック周りの不具合のようで、UEFI環境でよく発生する現象らしく、対処にはブータブルメディアの再作成が必要とのことでした。

しかし今回展開するのは残り4台だけ。「わざわざ作り直すのも面倒だな」ということで、今回はWindows標準のイメージ展開ツールである「DISM」を使ってイメージバックアップを作成することにしました。

Windowsのインストーラーメディアから起動し、コマンドプロンプトを立ち上げて.wimファイル(マスターイメージ)を書き出し。あとは展開先の端末で同じくコマンドを叩いてイメージを展開していきます。 「まあ4台だし、そんなに手間はかからないだろう」と高を括っていたのですが…。

いざ手動でやってみると、diskpartでEFIシステムパーティションやMSRパーティションを1から作成し、CドライブにDISMでイメージを展開し、最後にbcdbootコマンドでブートファイルを書き込んで…と、想像以上にコマンド打ちと設定が面倒くさい!

今回はなんとか4台の展開を終えましたが、次回の端末大規模更新時に同じ手動DISM展開をやるとなったら、絶対に時間が足りなくて終わらない未来が見えました。この展開方法ってWindowsのインストーラー本体に.wimファイルを配置して自動化させる方法があったような気がするので、お盆明けの課題としてもう少し自動化できるクローン環境や構成管理の展開方法を今のうちにじっくり考えておこうと思います…。


できるだけ楽をしたい

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

このデバイスは正常に動作しています

てんちょです。最近どうにも睡眠が浅く、「これが加齢というやつか」と悩んでいましたが、どうやらエナジードリンクの飲みすぎによるカフェインの過剰摂取疑惑が浮上してきました。

さて、最近ある部署から「ノートPCのキーボードが効かなくなった」という問い合わせがポツポツ入るようになりました。まあ、年数の経った中古端末ですしキーボード自体の物理故障だろうか…と思いつつ確認してみると、なぜか「再起動」をかけるだけであっさり直ってしまいます。
しかも、毎回再起動だけで100%復旧するため、これはハードウェアの故障ではないぞ…ということで、根本的な原因を探ってみることにしました。

キーボードが使えなくなった時の状況をもう一度詳しくヒアリングしてみると、「会議室などに端末を持って行った時に限って動かない」ということが判明。つまり、「ACアダプター(電源)を外してバッテリー駆動で持ち出した時に起きる症状」という重要なヒントが得られました。
となると、スリープ(サスペンド)からの復帰時の挙動でしょうか。しかし、普段自席では外付けのキーボードを接続して使っているとのことなので、そもそも起動した時点(またはカバーを開いた時点)で内蔵キーボードを認識していない可能性もあります。

とりあえずデバイスマネージャーを開いて確認してみますが、そこには「このデバイスは正常に動作しています」という呑気な表記が。嘘つけ!と心の中でツッコミを入れます。
自席では外付けキーボードで仕事をしているため、本体側のキーボードは普段ほとんど叩かれていません。となると、「使われていないデバイスの電源をWindowsが勝手に落としている」のが原因でしょうか?

真っ先に怪しんだのはWindowsの電源管理です。デバイスによっては、プロパティに「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフできるようにする」というあの悪名高い設定があります。使っていない内蔵キーボードの電源がオフにされ、そのまま復帰してこないのでは?と考えたのですが、デバイスマネージャーから内蔵キーボードのプロパティを開いても、残念ながらその設定項目自体が存在しませんでした。

そこで次は、「起動時からキーボードを正しく認識していない可能性」を疑い、Windowsの「高速スタートアップ」を無効化してみることにしました。
「再起動で直る」ということは、シャットダウン時に保存された高速スタートアップ用のメモリキャッシュ(ドライバーの状態)が破損しており、そのまま復帰してキーボードが不通になる。しかし、再起動をかけることでキャッシュを使わずに正常なドライバーがゼロから読み込まれて直る…という仮説です。

現在もまだ経過観察中(完全解決には至っていません)ですが、まずはこれでしばらく様子を見てみようと思います。


いや動いてないんですよ…。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

紙は回避

てんちょです。思っていたよりも涼しい日が続いていましたが、今週は徐々に気温が上昇。ペットボトルのお茶が温い…。

なにやら庁舎内での「窓口来庁者数調査」を実施することになったそうで、各課からの報告方法と集計方法について、チャットで相談がありました。
やり取りを眺めていると、相談文の中に

「なにかしら電子でと思っているが、現段階では紙」

という、到底聞き捨てならない一文が混ざっています。

集計項目は「窓口」「証明書発行」「申請」「相談」「電話」の5項目。これらを時間単位で集計する必要があるとのこと。

まず最初に思い浮かんだのは、Teamsで共有のExcelシートを作成し、各課に数値を入力・報告してもらう方法でした。しかしこれだと、現場の職員がどこかに正の字などでメモを取り、時間を置いて手元で集計してからExcelに入力する必要があり、現場の手間が余計に増えてしまいます。

「それなら、ボタンを押すだけで即座に対応内容と時間を記録してくれるアプリを作った方が早のでは?」

ここで活きてきたのが、先日のPDF結合・分割アプリの作成経験です。あの時のおかげですっかりPythonでのアプリ作成に対する心理的敷居が下がっていた私は、さっそく生成AIに仕様を伝えてプロンプトを投げてみました。

すると、GUI画面に加えて集計用のCSVを出力する機能まで搭載された、ほぼ完璧なコードが一発で出力されてきたのです。正直、手を加える必要がないレベルの仕上がりでした。早速担当者へ共有してみると、あっさり採用。

そこからさらに実用性を高めるため、どの部署からの報告かを判別する「所属選択」の追加、複数人が同時に保存した際のエラーを回避するための「SQLiteデータベースへの保存」への変更、次回起動時に前回選択した所属を自動で引き継ぐ「環境設定ファイル(json)」の追加など、現場で使いやすいようにサクサクと機能を追加。

「紙で集計」という絶望的な言葉を目にしてから、あっという間に実用レベルの電子集計アプリが完成してしまいました。


やっぱり生成AIは便利

カテゴリー: つぶやき | コメントする

紆余曲折の河川監視カメラ

ども。
地震、台風と災害が続いています。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げますとともに、日頃からの備えが大切であると、あらためて気を引き締めている担当ちゅんです。

その「備え」の一助として、今年度計画しているのが防災カメラの更新です。この間、熊石地域にある見市川河口の状況を監視するためのカメラ設置には、かなり苦戦していました。
このカメラは、河川が増水して氾濫の恐れがある際などに状況を確認するためのもの(加えて将来的には、熊の監視にも使いたい)。計画当初は「河口付近の空き地に電柱を建てさせてもらおう」と簡単に考えていたのですが、話を進めるうちに許認可の面でハードルが高いということがわかり、早々にとん挫してしまいました。

それなら空き地ではなく、河川にかかる橋の欄干が使えないかと考え、道路管理者に相談しようとしたのですが、打診する前の段階で「それは到底無理です」とあえなく門前払い。我々のような素人が安易に手を出せるような案件ではなかったと、自身の見通しの甘さが露呈する結果となりました。
その後、適地を探し続けること3か月。ようやく河口近くの私有地の一角をお借りできることになり、なんとか事業を継続できる見通しが立ちました。土地をお借りできると決まった瞬間は、飛び上がりたいほど嬉しかったです。

本日はその場所を実際に確認し、電柱を建てる位置を決定するために熊石へ。土地の所有者様に「この場所に建てます」とお伝えするため、杭と掛矢(かけや)を持って出動しました。最近はなぜか掛矢の出番が多いです。
夏真っ盛りの熊石地域は、まるでリゾート地にでも来たのかと思うほど美しい海と山と川。そして頭の周囲を飛び交うアブ・・・。足元は今にも蛇が出そうな藪の中で、汗をぬぐいながら杭を打ちました。
ここに至るまでの苦労もありましたが、こうして少しずつ形になっていくと喜びの方が上回ります。何もないところに物を作ることの難しさとやりがいを感じながら、無事に事業を完了できるよう引き続き頑張ります。

杭打ち作業お盆明けには一度草刈りに来ないといけないですね

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | 2件のコメント

自然治癒

てんちょです。天気がいいのに風が冷たい、8月上旬にしては珍しく快適な環境。

普段、動画撮影・編集用に使っているノートPCがあります。数年前に中古で購入した端末なのですが、昨年、ある説明会動画を編集し終えたあたりから、画面の中央下部に「ライン抜け」というか、集中したドット抜けのような液晶の不具合が発生してしまいました。まあ中古品だし仕方ないか…と諦めかけていたのですが。

ただ、ライン抜けにしてはちょっと中途半端なんですよね。通常なら画面の端から端まで一直線に線が入るはずなのですが、なぜか画面の半分程度だけに黒い線が出ている状態。画面を強く閉じすぎたのか、何かを挟んでしまって部分的に圧迫されたのか…これまでに見たことのない珍しい症状だったので、諦めてそのまま使っていました。たまにオークションなどで互換性のある中古の液晶パネルが出品されているのを見かけては探していましたが、なかなか購入するタイミングもないまま放置。

そんな感じで今回も研修動画の撮影があり、「まあ見づらい画面だけど作業するか」と久しぶりにそのノートPCを起動してみたところ、強烈な違和感が。なんと、あれほど主張していたライン抜けが綺麗サッパリ消えています。原因はサッパリ不明ですが、物理的な故障に見えるような症状でも、放置しておくと自然治癒することがあるというのがハードウェアの面白いところですね。

「ラッキー!これで快適に作業ができる!」と喜んだのも束の間。しばらく使っていなかったせいで、今度はバッテリーが完全にダメになっていました。全く充電されず、「6%」から微動だにしないバッテリー残量。裏蓋を開けて見ると絶妙に膨らんできていて、このまま使うのは危なそうだったので即座に取り外しました。

液晶パネルの買い替えは回避できたものの、次はバッテリーの交換ですかね…。


画面はきれいになりましたが、Ryzen3500Uなのでもうそろそろ限界は近い。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする