八雲を知ろう!八雲学②「自然に寄り添い育てる野菜とそのタネの話。」

ついにまた北海道にも緊急事態宣言が…社会教育課のぐみです。
公民館についても、平日の開館時間が20時までと短縮になりました。(本日から9月12日まで)
夜間に利用いただいている皆様には申し訳ありませんが、ご理解ご協力よろしくお願い致します。

さて、本日は八雲学講座第2回目のレポートです。
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第1回目講座レポート「尾張徳川家ゆかりの地バスツアー “八雲”の足跡をたずねて」

第2回八雲学講座
8月25日(水)19時~20時30分 八雲町公民館にて
「自然に寄り添い育てる野菜とそのタネの話。~種をとり命をつなぐ~」
講師:八雲山水自然農園 大林 誠 氏

講座の様子

野田生地区で8年前に新規就農し、少量多品目の有機農業を実践されている大林さんご夫妻。
新聞やインターネットで拝見していた「自然共生栽培」「種の保存」の取組がとっても面白くて、
「ぜひ八雲学でお話ししてもらいたい!」と農園にお邪魔したのが6月。
この日も、ご本人の人柄と農業への熱い想いが伝わる手書きの資料を元に、1時間30分のご講演をいただきました。

土中の微生物の力を生かす「不耕起栽培」(実際に山水自然農園さんの土は、触るとふかふか!)
少量多品目栽培だからこその、農園の多様性=生まれるのは強い生命力の野菜たち。(農園には、聞いたことのない名前の植物がいっぱい!)
種を自分で選抜採種することは、食糧自給や地域の自立につながるのですが、
「大きなテーマ(問題)なのに、❝種の話❞ってあまり取り上げられない。」というお話には「なるほど、確かにな…」と感じました。

「人も自然の一部。野菜作りは自分と向き合うこと。」と語った大林さん。

受講生からは
「こんな熱い想いを持った農家さんがいるなんて」
「町の子どもたちにもぜひ話してもらいたい」
「何気なく食べている野菜がどうやって作られているのか、自分や環境にどんな影響があるのか、見つめ直したい」
といった声が寄せられました。

この日も21名の受講生にご参加いただきました。
ありがとうございました!

*****

さて次回は、
9月15日(水)19時~20時
「縄文遺跡群・世界遺産登録決定! 八雲の遺跡が語る縄文の世界」
講師:八雲町郷土資料館 学芸員 柴田信一さんです。

これ、当初の講座チラシを配布したときには世界遺産登録が決定していなかったので、
「世界遺産登録決定“間近”!」にしていたという裏話も…。
無事に登録決定されて良かった♪

八雲町郷土資料館で開催されている企画展「八雲の縄文展」の解説をメインに、
縄文時代の生活と文化を皆さんで学んでいきます。次回のレポートもお楽しみに!

(追記)
北海道への緊急事態宣言発令により、郷土資料館も9月30日まで臨時休館が決定しました。
今後もお越しになる際には、郷土資料館のページで開館状況を確認されてからご来館ください!


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