熊石高校卒業式と人形劇と腹話術

徐々に日が長くなり、鈍色だった空も海も、色彩を取り戻したかのように青みが増し、春の気配を感じます。日差しが心地よい季節。今日は3月3日、ひなまつりです。春まであともう少しの今日この頃。

さて、春と言えば、卒業シーズンですね。

3月1日に熊石高校の62回目の卒業式が行われました。
今年度の卒業生は11名。3学年揃った卒業式はこれで最後となります。

多くの保護者や教職員らが待つ会場へ、緊張の面持ちで入場。

「何事も自信を持って取り組むこと。心優しい人間になること。社会に役立つ人になること。小さな学校出身だからこそ進んで前に!」と校長先生から温かい式辞が贈られました。
また、在校生からは「卒業しても熊高魂を忘れずに突き進んで」と送辞が述べられ、卒業生からは「人数は少ないが、皆で協力して自慢できる熊石高校に」との答辞がありました。

卒業証書の授与。春からはそれぞれに旅立って行きます。

深々と礼をして、退場する卒業生の姿。ちなみに熊石高校の卒業者数は昭和27年の第1回目の卒業式から数えて、今年で2,328名となりました。

続いて、同日午後1時から、熊石総合支所で、親子の交流を図る支援事業として、人形劇団ひよっこ(札幌市)などによる人形劇と腹話術のバラエティーショーが開催されました。
最初は白いパネルに絵を張り付けて物語を展開するパネルシアターが行われ、色とりどりの図形がウサギやカメなどの動物に変化していく様に子供たちは興味津々。

「次はライオンだ」「カエルだ」と子供たちの元気な声が飛びます。

続いて、三匹のこぶたの人形劇や、腹笑会(札幌市)による腹話術が行われ、腹話術人形の「たあ坊」がひな祭りの替え歌を面白おかしく歌うと、子どもたちは大喜び!笑い声や歓声を上げて楽しんでいました。

たあ坊は毒舌ですが、子供たちも大人も大うけ!

最後に、子供たちも人形劇に参加し、劇団員と一緒に人形を持って、「南の島のハメハメハ大王」を歌って大いに盛り上がりました。

投稿者 Rodrigues


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