ダンボールは究極のペーパークラフト

ども。
北海道新聞で「毎日交代で執筆している」と紹介され、ちょっとだけプレッシャーを感じている担当ちゅんです。

連日お伝えしていますように、3月に入ってからは業務用PCの入れ替えで日中夜問わず大忙しでしたが、昨日の作業で当初予定していた一通りの配備を完了し、ようやくつかの間の平常業務に戻れそうな感じにはなりました。

ということで、本日は山のように溜まっておりました空き箱の処理をしました。

電化製品が納められている箱の中には、衝撃を吸収するための発砲スチロールやプチプチが納められているようなイメージがありますが、最近のノートパソコンの箱の中にはそういったものは入っていないことが多いです。代わりに入っているのがダンボールを利用した緩衝材。これ、よく観察してみると素晴らしく緻密な設計により組み立てられていることがわかります。

もちろん、接着剤は使われておりません。破れないように慎重に展開していくと、まるでペーパークラフトのように一枚のダンボールになりました。普段何気なく見ているダンボールの緩衝材ですが、ここに「職人技」があるように思えてなりません。ただ頑丈にすればよいのではなく、重量はなるべく軽く、そして十分な強度が得られ、かつ使用する紙の量を最小限にする工夫が間違いなくそこには存在すると思うと、もともとマニアックな性格の私ですから、なんだか胸がジーンとしてくるのです。次に生まれてくるときはダンボールになりたいです。

ダンボールはまさにアート
最後の一文はちょっと言い過ぎました

(投稿者:ちゅん)

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よくもここまで・・・

 新しい業務用PCの配備も順調に進んでいます。当然古いPCも集まってきていまして、懐かしのオールスターの様相となっています。中には「遅い・古い」を理由に更新対象となった物ではなく、「不調」を原因としてやってくる物も数台ですがあります。それらのPCは、当然修理されて又第一線へ再投入されることとなります。セレロン1.5GHzと言えば、ここでは上物のPCなのですが、音がうるさく不調との理由でやってきたPCがあります。なんとOSは「Me」なのですが、スペックからして当時としては高級機だったと思われます。

 さて、このPCを起動させると確かにCPUファンが高回転で怒り?唸り?続けます。あれっ?と思い裏返しにして早速分解です。F社の業務用PCはCPUの交換が大変簡単な設計となっていて、ネジ2本で冷却フィン(羽根)が露わになります。更にネジ4本を外すとCPUがコンニチワします。なんと簡単なんでしょう。

 開けてビックリです~ぅ。よくもここまで・・・脱力です~ぅ。

 CPUを冷却するフィンに綿ぼこりがびっちりとコビリ付いています。全く風のとおる隙間がありません。これではCPUが冷える訳がありません。当然、周囲の温度も上昇しますので、温度センサーが働き、電動式のCPUファンの回転数を上げます。でもCPUは冷えません。だって風が流れないんですもの。CPUファン自身も当然発熱するものなので、風がちゃんと流れなければCPUファン自体も熱で故障が発生します。負のスパイラル現象です。

 これは、原因が明らかなのでCPUファンと冷却フィンを綺麗に掃除してひとまず終了となります。一般に些細な埃であれば、エアー(高圧・圧搾空気)で吹いてやれば飛んでいきますが、さすがにここまでだと絶対に分解掃除です。このままでエアーを吹くと、逆にCPUファンに引っかかったりと又故障の原因となります。普段から時々エアーで掃除をしてくれればこんな事にはならないのになあ~。もちろん掃除後は、それはそれは静かなPCに生まれ変わりました。次の作業は、「血液交換」です・・・・・つづく・・・・のか?

綿ぼこりのCPUフィン
それはそれは見事な綿ぼこりです。

(投稿者:92)

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アルファ、ブラボー、チャーリー

ども。
季節外れの雪に、ついなごり雪を脳内で再生してしまう担当ちゅんです。

さて、情報政策室で日々パソコン関係の業務をしていると、電話などでアルファベットを伝えなければならない場面に出くわすことが多いです。例えばウェブサイトのURL。HTTP(エイチティーティーピー)くらいは決まり文句なので間違いは無いのですが、問題はその先。例えば「D」を伝えたいのに、「えっ?Bですか?」と聞き返され、「違います、デーです。デー。」と、苦労することが結構あります。それと同じで間違いやすいのは「T」と「P」、「N」と「M」でしょうか。私の滑舌が悪いのか、どうもうまく伝えられません。

そんな時、上司92氏が電話で興味深い伝え方が。横耳を立てていると、どうやら「DELTA(デルタ)のデー」とか、「UNIFORM(ユニフォーム)のユー」などと、英単語の頭文字で伝えているようでした。なんかカッコいい!電話終了後、早速「あの例えは何ですか?」と尋ねてみると、これは例えば無線をやっている人などにとっては常識とも言える「フォネティック・コード」と呼ばれる世界共通の情報伝達方法なのだそうです。一覧を次のとおり書き出しておきます。

  • A ALFA(アルファ)
  • B BRAVO(ブラボー)
  • C CHARLIE(チャーリー)
  • D DELTA(デルタ)
  • E ECHO(エコー)
  • F FOXTROT(フォクストロット)
  • G GOLF(ゴルフ)
  • H HOTEL(ホテル)
  • I INDIA(インディア)
  • J JULIETT(ジュリエット)
  • K KILO(キロ)
  • L LIMA(リマ)
  • M MIKE(マイク)
  • N NOVEMBER(ノベンバー)
  • O OSCAR(オスカー)
  • P PAPA(パパ)
  • Q QUEBEC(ケベック)
  • R ROMEO(ロメオ)
  • S SIERRA(シエラ)
  • T TANGO(タンゴ)
  • U UNIFORM(ユニフォーム)
  • V VICTOR(ビクター)
  • W WHISKEY(ウイスキー)
  • X X-RAY(エックスレイ)
  • Y YANKEE(ヤンキー)
  • Z ZULU(ズール)

ちょっと聞きなれない単語も多いですが、聞く人が聞けばちゃんと何を伝えたいのかが識別できるようです。ちなみに、こちらは世界共通ではありませんが、和文のコードもあるそうです。「朝日のあ」「いろはのい」といった具合。じゃあ、五十音の「ん」はどうするんだ!と思ったのですが、なんと「おしまいのん」だそうです。これは一本取られました!

おしまいのん
ずっと見ているとゲシュタルト崩壊を起こします

(投稿者:ちどりのちゅん)

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職員ブログが道新で

 13日(土)の北海道新聞朝刊「渡島檜山版」で町ウェブサイトの職員ブログが紹介されました。ご覧になった方も多いと思います。
 先日、W道新八雲支局長に、職員ブログを新聞ネタに売り込もうと声を掛けたところ、逆に「ブログ見てますよ。面白いですね。」先に言われてしまいました。自由に投稿(執筆)しているため、読んでいても楽しいとの評価を頂きました。そんな訳で今回の記事となりました。

 カラー写真のメインで紹介されたAETロスの英語ブログは狙いどおりでした。お約束の”EasyEnglish” で中高生にも人気のようです。ちゅんが教育委員会の職員と四苦八苦しながら、ロスにブログの説明をしたかいがありました。でも、AET仲間や本国(豪州)でも読まれているとは、やっぱウェブはすごいですね!ロスは、写真が趣味なので、投稿している写真もかなりCOOLです。中でも雪像づくりの動画は、5秒毎の静止画で構成されていて見ていても楽しいものになっています。さすがですね。

 情報政策室のブログは、にわかSEの七転八倒ぶりを、拙い文章を専門用語で煙に巻きながら書かせてもらっています。お陰様で、固定のお客(読者)さんも100名程度付いたようです。ありがたいことです。ブログはネタが探しが大変なんですが、決まればキーボードを打つ作業だけで、やっと片手間になりつつあります。それでも、投稿後に自分で読み直し、何度かこっそりと修正を加えたりしています。なので、リロードすると文章が変わってたりするのはご愛敬です。

 ところで、逐語訳英語って知ってました?私は、直訳英語だと思ってました。

100313北海道新聞
IBMのPCが気になったのは私だけ?

(投稿者:92)

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一年前の悪夢?難解なHDD取り外し

ども。
この書き出しにも飽きてきたので、何か良いフレーズは無いかと検討を始めた担当ちゅんです。

あと半月もすれば新年度の4月となり、私が情報政策室に来てからちょうど一年となります。そんな中で、忘れられない仕事は、やはり一番最初に手がけた「そこのノートパソコンからハードディスクを取り出せ」です。1台や2台じゃありません。上司92氏が指差した先には10台を超えるノートが…。少しパソコンに詳しいくらいの素人が手際よくできる作業ではなく、半ベソをかきながら何とかこんとかやったのが今では懐かしいです。

そんな懐かしいPCが、先日職場に戻ってきました。そして、それはすなわち、またあの「一年前の悪夢」が始まることを意味しています。

最近のノートPCは裏蓋のネジを2本くらい外すと簡単にハードディスクを取り出せるような仕様になっているものが多いのですが、私が挑もうとしている某大手ベンダー製のこいつは、難易度「上級」です。まずはキーボードを外し、周辺のネジを4本外し、以下、電源スイッチ付近のカバーとコネクタ、タッチパッドのコネクタ、裏蓋のネジ10本、CD-ROMドライブを外すとようやく外側のケースが「ガボッ」と外れます。ようやくハードディスクが見えるのですが、さらにここからハードディスクを固定しているネジを3本。ここまできてようやくハードディスクが取り外せる状態になります。再び組みなおすため、同様の手順を逆からもう一度やらなければならないのは言うまでもありません。

ですが、この仕事のおかげで、その後の「バラシ作業」にはほとんど驚かなくなってしまいました。唯一驚いたのはレーザープリンタのバラシなのですが、それはまた今度の機会に。

分解したノートPC
こんなにバラさないと取り出せない極悪仕様なのです。

(投稿者:ちゅん)

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